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大野知人さんの返信一覧。最新の投稿順8ページ目

元記事:オカルト探偵(さぎし)、今日も騙るの批評

藁人形を用意してくださいな!私が湧いて出ました。\(^P^)/
個人的に気になったのは『文字が上滑ってしまう』です。

カクヨムの下書き機能?とかシステム依存の部分になりますし、なんなら私の表示デバイス側の都合もあるでしょうが、なんか読む気がしない。

たぶん文字のデザインと文字数、カクヨムのシステムと物語が合っていない。

 今の時点でカクヨム横文字表示は全角で48文字みたいですから、文字やシーン移動など「文章群の区切り」をキリよく48文字以内に納めて欲しいかも。
 逆にシーン変更がないパートは、わざとはみ出る言葉にして絡めるようにして『まだとぎれてないよ、続いてますよ』と読者に意識させて欲しい。

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気になったポイント

矢加部ちゃんの黒い二つ結び
17歳が二つ結びってイモくない?ツインテールとかじゃないのが芋。
【芋かわいい】とかなら有りですけど、きょうびのJKだろうに・・・と、なんとなく引っかかった(笑)
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「さて、わざわざ名指しでいらっしゃったって事は、ロンドンは魔術師協会のお嬢様って所で良いのかな。ミス?」
の何にルイスちゃんが驚いたのかが分かりにくかった。
私なら「あ、仲介したヤマモトの野郎、私の個人情報バラしまくったな?」って思うし、ヤマモトぉ・・・ってなります。あと

「さて、魔術師協会のロンドン支部から、わざわざ日本まで飛んで来ていただいた・・・・で良いのかな。ミス?」

のが好き。日本支部の海外派遣員じゃないよ的な意味で。
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>>魔術師と言う連中はいつもそうだ。目的のためなら他者の――それこそ身内の命ですら対して顧みない。伝承に親和的であり、また感情に重きを置く魔法使いと違い、魔術師にとってのオカルトはただの研究対象である。故に、人道を軽んじることがとても多い

ここ、思い切って切っても良いと思う。
この時点で【オカルトは嘘をつけない】を明示していないので、読者からすると「ルイスちゃん、悲しみを押し殺してるかもだろ!?」って探偵達への軽いヘイトが欲しい。
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>>「しらばっくれても無駄ですよ。魔術師が嘘を吐けないのは、俺だって理解しています」

【魔術師が嘘を吐けない】みたいに【】とかで強調して欲しいかも。
で、ここでちょっと行間あけて
「え?嘘をつけない?」
「あ、主人公嘘がどうとか言ってた」
「え、じゃあ『 淡々と語った彼女(ルイス)』は・・・・」

と、ルイスの本心からの薄情さ冷酷さを、読者に浸透させる時間を取って欲しい。
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>>口封じされないために魔術師を名乗っている。嘘だけど。

この嘘だけどの位置いいね。「クレタ人は嘘つきだとクレタ人が教えてくれた(うろ覚えです)」みたいで。
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あと姉ちゃんの死体の偽装どうやったの?
単に理解できなかった。(;´∀`)
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妹ちゃんに自傷癖、いれない?

本人は気づいていないんだけど、姉の話や姉の死について言及するとき、爪を齧るとか。
姉の死が事故死だと分かった辺りで、出血するほどガリガリ爪を噛んでしまう
それを矢加部ちゃんがそっと止めて

「ああまたやっていました、恥ずかしい癖です」
「姉にもよく止められたんです、こんな風に」
「でも、もう・・・・ちゃんと、じぶんで直さなきゃいけません」

とか女の子二人のイチャイチャを見て探偵が
「・・・・だから魔術師っていう連中はあんまり好きじゃないんだ」とか内心毒づいてみると良いと思う。

>>魔術師と言う連中はいつもそうだ。目的のためなら他者の――それこそ身内の命ですら対して顧みない。伝承に親和的であり、また感情に重きを置く魔法使いと違い、魔術師にとってのオカルトはただの研究対象である。故に、人道を・・・・・・「大切な家族を失った自分の悲しみ」を、軽んじることがとても多い。

・・・・とかの天丼にするのは?その場合このセリフ削らない方がいいですけど。
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で、『本当の依頼人』を分かりにくく演出する

「・・・という具合で話を着けてまいりました。これで皆さん納得したようです」
「助かりました。ミスター・ヤマモトにそう言った専門家が居ると聞いたときは半信半疑でしたが」
「お礼というなら、ルイスさんから相応の礼金と口止め料を頂いておりますし、残りは俺の正体――魔術師で無いことの黙秘を徹底していただけば十分ですよ」

彼女は気まずそうにした後、何か思いついたように一冊の大学ノートを取り出した。

「コレを追加報酬とさせてください ワタシには要らないものですから」

 パラパラとめくって見ると、それは今は亡きマリー・スリップジグの「本物の」最後の研究。西洋魔術と東洋魔術の属性変換に関する、研究資料であった。

「では、ありがたく頂きます……」
「ええ。では、ここにワタシが長居するものではないですからね。失礼します」

 言うと、彼女はいくらか紅茶が残ったカップを机に置いて、立ち上がる。

「お見送りしますよ」

「あら、ありがとうございます」

 ドアの向こうに広がるのは、まだ蒸し暑い青空。

「本当に、お世話になりました」

「お達者で、」

 完全犯罪をみごと成立させ、立ち去る彼女の未来を祝福するかのような空をしばし見やり、ドアを閉めようとしたその時、声が響く。

「瓜、坂さん。私、今日半ドンで帰って来たんですけど……。じゃなくて、今の人は‥‥」※ここで矢加部ちゃんが個人の顔を知っている方が、良いと思った

 我が事務所の居候こと、矢加部ちゃんが驚いた顔で立っていた。

「誤魔化し、効かない感じかな?」

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こうすることで『妹を悲しませてまで望みを叶えることを選んだ姉』への怒りを矢加部ちゃんに付与できるし義憤も納得できる気がします。

せめて悲しんでいる妹に生存を知らせたいけれど、【嘘をつけない】妹に真実を伝えてしまうと生存がバレてしまい意味がなくなる。というジレンマも明示できると思います。

上記の回答(オカルト探偵(さぎし)、今日も騙るの批評の返信)

スレ主 大野知人 : 0 投稿日時:

 だからカクヨムを前提に書いてないんだってェ……。Wordファイルそのまま貼る訳にもいかないし。

 二つ結びの件。基本的に趣味の問題なので。安達垣愛姫(政宗くんのリベンジ)とか、萩本スズ(生徒会役員共)とかのイメージかな、二つ結び部分は。

 魔術師の件、『日本支部の有無』みたいな情報は確かに誤解させかねないので、『ロンドンの人間からロンドンから来た』ってのは明記した方がよさそうですね。
 ただこのシーンについては、『ルイスが驚く』こと自体が『真の依頼者がマリーである』事への伏線なので、『分かり難い違和感』があって正解なのです。

 魔術師の非道さについては、確かにもう少し後で書いた方が良いかも知れません。ただ、全面カットにしちゃうとマリーの特異性とかが薄れるんで、要調整ですね。

 「魔術師が嘘を吐けない」のシーンは、確かにタメがあった方が良いかも知れないですね。作品の核ですし、ルイスの非道さや、主人公の正体込みで衝撃の強い情報にしたい。もう少し手を加えてみます。

 姉ちゃんの死体偽装については、そもそも『死体が無い』が正解です。ルイスが、『死んだとしか思えない失踪をした』(実は死んだとは言っていない)と言っているので、『魔法陣、そして大量の血液!』みたいなのが現場に残ってるだけです。ルイスにとって姉というのは『研究の協力者にして、出資者』のような物なので、その上で連絡が無かったことについて『死んだ』と判断した体ですね。

 妹ちゃんはね、今回はラスボスポジなので下手に感情移入できる要素作りたくないんですよね……。ただ、何とも言えない部分が多いので、全部書き上がったら考えてみます。

 今回はですね、ルイスをラスボス、というか『探偵を騙し、頭脳戦を仕掛ける』側に置くことにしているので、『嘘が吐けない』という性質上、彼女の行動には細心の注意を払わねばなのです。
 多分、読むせんさんには相当付き合ってもらうことになると思いますが、今後とも余すところなく叩いてもらえれば幸いです。
 

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元記事:百合より椿

初めて百合小説というものに挑戦してみましたが、閲覧数が増えないため、こちらで批評を頂きたく投稿しました。
さくっと読める短編を目指したつもりだったのですが、やはり短すぎるのでしょうか。何でも良いので、アドバイスをお願いいたします。

上記の回答(百合より椿の批評)

投稿者 大野知人 : 0 投稿日時:

 んと、意見を書く前に一つだけ。前回は花月さんの初投稿だったようので書きませんでしたが、ここのサイトは基本的に『互助』サイトなので、他の方の意見が欲しいのであれば、花月さん自身も他の方の作品にコメントを寄せられることをお薦めします。

 さて、批評に移ります。前回同様、文章が短すぎて何とも言えない部分が多く、意見が書きにくいのですが……。

 地の文・台詞共にかなり読みやすかったように感じます。
 ただ、中~終盤にかけて倒置形の文章が多くなっていて、人によっては『箇条書きで羅列されているようで、違和感を感じる』ことがあるかも知れません。まあ、塩梅だと思うので参考までに。

 キャラ立てについては、文章の短さとの比較で言えば良かったかと。普段長編を見ることが多いので、『やや薄いかな~』とも感じますが、短編であるのでちょうどいいんだと思います。
 ただ、真利亜の言動がちょっとエキセントリックに過ぎるというか、指摘・中二キャラ・御姫様キャラあたりを通り越して、普通に『危ない人』の領域にも見えます。
 まあ、趣味もあるとは思うのだけど、ちょっと尖ってるな、と感じる。

 で、俺が問題と感じる点なんですけど。『物語』と呼ぶには、作中通してキャラの感情の動きが些か薄いように感じました。

 何かというと、一個は真利亜のエキセントリックさ。彼女は桐花に惹かれていくわけですが、言動が激しすぎて逆に感情が見えにくくなっている感じがします。
 桐花についてもそう。『惹かれそうで、惹かれ切らない。やや迷惑だけど、気になる』程度の微妙な感情を描いたんだと思いますが、微妙すぎて面白みに欠けます。
 『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』と言ったら失礼なんだけど、作品そのものが短いせいで全体的に中途半端になってしまったように感じる。振り子打法0.5周くらい、といってもいい。

 まあ、花月さんの趣味もあるんでしょうからとやかく言いませんが、個人的に感じる点としては、『短くまとめすぎて、刹那的で綺麗なんだけど、面白みもキャラの深みもない作品』になってしまっている感じがする。
 いや、まとめる能力も描写力もキャラを描き切る力もあるんだけど、ただただ作品が短くって『綺麗にまとめるために色んなものをそぎ落としすぎた』っていうのかな。そんな感じ、です。

 なんかの参考になれば幸いです。

良かった要素

ストーリー

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目的:趣味で書く

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元記事:オカルト探偵(さぎし)、今日も騙るの批評

先ほどは失礼しました。

≫漫画にも造詣が深いというなら、ぜひ語り合いたい所ですが≪

これは誰から聞きました? その前の文章から漫画の事は言われていなかったはず。事前から知っていたと思わます。

≫諸説ありますけどね。『自然の理を欺くからこそ、言葉は欺けない』とか、≪

これは諸説無いと思います。魔術がある世界ならば、それが専門家なら調べると思われます。どう言う段階を経て、どこから嘘がはけないか。魔術その物を口にした時からはけないか? それとも魔術を習得した後からはけないか? 恐らく研究されているものではないでしょうか? つまり諸説などないのです。これは最近発見された技術であるならいざ知らず。

≫姉は相続権第一位、本家の長女でしたからね。私もそうなりますが、彼女が居なくなることで得をする人物は多いはずです≪

相続権第一位でいなくなると得をするのは第二位の人だと思います。平等に相続するのならまだしも第一位がきえて、第二位に移るのなら他の人たちの取り分は別に増えないかと。

 ≫彼女もまた、嘘を吐いていないと。一番可能性が高いのはルイスだったんだが……。そもそも彼女が殺したのなら自力で証拠隠滅して終わり、だろうな。≪

この思考がおかしいです。本当の依頼人に聞いているなら、可能性もなにも本人は生きてます。

≫「お三方に話を聞かない理由は単純。『この状況』を生み出す理由が無いから。まず家督狙いであるなら、妹のルイスさんを一緒に殺していないことがおかしいです」≪

この情報。もっと前にほしかったです。上から読み進めていくと上で指摘した第二位に移るだけでは? と言う疑問が出ます。

 ≫魔術というのは、あらゆる奇跡や伝承を模倣し、その仕組みを調べ、統計的な技術に落とし込む。実に科学的な学問であった≪

これですが、実に科学的ならば、逆に計算機をつかってもおかしくありません。魔術師が機械を嫌う理由が薄いです。

≫いくらかの謝礼を貰い≪

 いくらかは少ない様な記述に見えます。払えないお金が払えるだけ事件であったらもらえるはずではなかったですか? こちらからもしっかり受け取るべきかと。

謝礼を貰いでいいと思います。細かいですが。

上で色々言ってますが、ほしいのが批評であって感想ではない、と思いますので。気になった点を上げさせていただきました。

鍛錬室で読んだなら20~30は入れられる良い作品だったと思います。

では。

上記の回答(オカルト探偵(さぎし)、今日も騙るの批評の返信)

スレ主 大野知人 : 0 投稿日時:

 ご意見ありがとうございます。

 『漫画にも造詣が~』は、その前のセリフがジョジョのパロネタになって居るからですね。出来るだけ有名なネタを使ったつもりだったんですが、伝わりませんでしたか。いやはや、表現力不足で申し訳ない。

 嘘を吐けない理由には諸説ある、については『魔術師同士の中が悪い』『出来る事が多すぎて研究が進んでいない』などの魔術師側の『技術者を名乗る物の、まだまだ未発展』という描写の一つでした。ちなみに、オカルト側からすれば『嘘を吐けない』こと自体がモロ弱点なので、定説化したのも作中では最近です。具体的には、二次大戦中に魔術を兵器運用しようとしたナチの実験結果です。
 とはいえ、『魔術が依然、学問としては未発達である』ということを書ききらかった俺の失態ですね。

 相続云々の話も、これまた説明不足ですね。要するに派閥争いの問題なんですけど、誰もが全員長女を推している訳ではないので、第二位以外にも得をする人がいます。また、当然ですが『妹の方の実績が少ない』などの難癖をつけて、分家から当主を出そうとするやつも出るでしょうね。

 ネタバレまでの瓜坂の地の文は、事実おかしいです。ただし彼の言動は『この場における探偵役の演技』なので、『自分が探偵だったらそう推理する』という意の事ですね。読者が裏を取るときのために、文章の書き方を修正します。

 『妹のルイスを殺してないことがおかしい』という話、これは先に書いた方が良いのかもしれませんが、『被疑者の話を聞きもせず結論を出す』という名探偵(のフリ)っぽい突飛さを演出するための物でした。
 とはいえ紛らわしいですね、順番は調節します。

 『魔術とは科学である』の並び。これはですね、いわゆる『人文科学』の人間が計算機を使うか? という話です。『自然科学』と『科学』をごっちゃにするような書き方をしてしまったのは俺の落ち度ですが、『科学的である』ことと『計算をする・機械を使う』事には何の関連性もありません。
 
 いくらかの謝礼を貰い、の件についてはご指摘の通りと思います。

 ええ、求めているのは批評であって感想ではないので、変に褒められるよりありがたいです。
 ご意見ありがとうございました。。
 

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元記事:オカルト探偵(さぎし)、今日も騙るの批評

こんにちは。読ませていただきました。

率直に、面白かったです。
前回プロローグを読んだ時とは、印象が大きく変わったように思え、驚きでした。なんでかなと考えたのですが、矢加部ちゃんの活躍が大きいように思います。
失礼を承知で言いますと、自分は瓜坂探偵のようなキャラクターは苦手なんです。飄々と人を食った態度、自分だけはわかっていると言いたげな言動には、正直イラっときます。前回読んだ時点での、瓜坂探偵とルイスの腹の探り合いの会話には、げんなりでした。
もちろんこれは、大野さんの描写に対する文句ではなく、むしろそういうキャラクターを上手に描かれているからこその感想ということで、ひとつご容赦ください。探偵役なので「自分だけがわかっている」顔をするのは当然なのですし。
ですが今回矢加部ちゃんがいることで、瓜坂探偵のその嫌味な感じがかなり緩和されているように思えました。「助手の後学のために詳しく説明させてください」という前振りも、読者に親切でありがたかったです。
なにより、終盤彼女が言う「そういう『器用』なやりかたみたいなの、あんまり好きじゃない」というセリフ。あれすごく好きです。作品の中での彼女の立ち位置を表しているというか、そのままであってほしいなと感じました。

終盤のマリーの生存のシーンでは、伏線がうまく活かされているなと感じました。前回しつこく絡んだ「お茶」については、スッキリしたし瓜坂探偵の嫌味加減も十分伝わりました。なにより、マリーには紅茶を差し出す瓜坂探偵にクスッとさせられました。
冒頭電話のシーンでの「直前連絡かよ!」というセリフも伏線だったのですね。とても自然で真似したいです。

このままではただの感想なので、気になったところも少し。

ルイスが依頼に来たシーンで、彼女に対して「おぞましい」という表現や矢加部ちゃんが怯える描写がありますが、そこがなんだか上滑りの印象を受けました。
そこまで凄惨な内容を話しているわけでもないのに、それを「おぞましく」感じるのは、瓜坂探偵が魔術師の実情を知っているからこそだとは思うのですが、それがまだ実感として湧かない自分からすれば「なんか可愛い女の子がイキッたこと言ってるなぁ」という、なんだか面映ゆい気持ちになってしまいます。『ごくせん』のドラマでの仲間由紀恵の演技を見たとき、と言ったらお分かりいただけるでしょうか。
可愛い外見のはずのルイスに、つい「おぞましい」という感想を抱いてしまうような描写(「少女なのに一瞬老婆のような目をする」とか、可愛い顔してもっとおどろおどろしいことを言わせるとか)があったほうがよかったかもしれません。

それと、魔術師(スプリッジグ家限定?)は機械嫌い、という設定をもうちょい強調してもいいかと思いました。今の世の中機械があふれていて、計算機がダメということは当然時計も電灯もNGですよね? 事件現場を検証するシーンで、矢加部ちゃんに「しかし機械嫌いって徹底してるんですね。この部屋電気もないじゃないですか」みたいなセリフがあれば、その後計算機を突きつけられたルイスが激昂するシーンにも、より説得力があるかと思います。

あとは、本当に細かなことですが。
・「『ウリ』の発音が日本人と異なる」と「流暢な(日本語の)発音」って、矛盾してませんかね。あと、「流暢」は発音より話し方に掛かるほうが自然かと。
・「緑茶のカップ」ではなく「湯のみ」の方が相応しいかと。
・容疑者であるスプリッジグ家の三人が、あまりにも存在感が薄くてちょっとかわいそう。

くらいです。
長々とすみません。続きを楽しみにしています。

上記の回答(オカルト探偵(さぎし)、今日も騙るの批評の返信)

スレ主 大野知人 : 0 投稿日時:

 ご意見ありがとうございます。面白かったとのこと、ひとまず安心しました。

 そうですね、魔術師が持つ『マッドサイエンティストじみた恐ろしさ』みたいなのは描き切れていなかったかもしれません。追記したりして、描写の改善を図ります。

 細かな点、として指摘してくださった点もとてもありがたいです。頭脳戦ネタであるので、本筋にかかわらない細かい違和感は出来るだけ潰しておきたい。

 参考になります。

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元記事:滅びゆく世界で『無能生産者』認定だと!? 〜コミュニティー先で強制労働なんて絶対に許さん! 復讐を果たし、成り上がる!〜の批評の返信

ここまで厳しく言ってくださり、ありがとうございます。読みやすい文章を心掛けて執筆していましたが、やはり基礎的な能力が欠けていたのですね。おかげで気付くことが出来ました。ありがとうございます。

やはり読むのと書くのではこうも違うのかと・・・。ちゃんと自覚できました。感謝します。

※あと疑問に思われた点について1つずつかいつまんでお答えしたいと思います。

・疑問なんですけど、ベルシュタイン君が生活するのに必要なアレコレは、お父さんが外出して買ってきていたんですよね? 食料とか。なんで今まで無事だったん?
⇒主人公が今まで部屋で引きこもっていたのに、食事はどうしていたのか? ということでしょうか?
 おそらく、父か母が主人公の自室の前にご飯を置いてくれてたのでは?と思っています。
それか主人公が腹を空かせたタイミングになった時に、1階まで降りて、冷蔵庫から何か取り出して、食べていたとか。ざっとこんなところだと思います。
 
・っていうか、そもそもそんな危険事態なのに、『一般家屋』の強度でその以上生物とやらに対抗できるの? 家を壊すくらいの事はするんじゃないのかなあ?
⇒「一般家屋の強度でその異常生物とやらに対抗する」 = おそらくその異常生物に家を襲撃されたら、持ちこたえられないのでは?ということでしょうか?

そうですね。たぶん無理だと思います。襲撃されたらひとたまりもないと思います。その点を関していえば、主人公は非常に運が良かったと思います。実際に襲撃にあい、全壊した家屋も多くあったと思われますし。

・で、その上でなんでパパンは今まで報連相しなかったのかな?
⇒一体何についてのホウレンソウでしょうか?
 この世界の状況についてでしょうか? もしくは異常生物の詳細についてでしょうか? 申し訳ありませんが、具体的に何についてパパンが今までホウレンソウしなかったのかについて、教えていただけないでしょうか?
 
・キメラがうろついているのに、親父の遺体をわざわざ埋めに行く意味は? 家の中にあるのが邪魔なら、捨てるだけで良いじゃん。
⇒そうですね。そちらの方が合理的なのかもしれません。主人公はそのリスクを負ってまで、埋めに行った方がいいと考え、裏山まで行った感じです。
 ただ無闇に捨てるにしても、父の遺体の臭いをできるだけ家の近くで異常生物にかぎつけられたくないと考え、裏山で埋葬する判断に至ったのだと思います。
 やはり主人公のこれらの行動は論理的に破たんしているのでしょうか?

・って言うか、父さんの遺言にかかわらず、いずれ食料が尽きる以上、家に居るのは下策だよね? オトンの遺体を家に置いたまま逃げるのが最善策に思える。
⇒そうですね。その方が合理的だと思います。主人公の行動に違和感しかありませんよね。オトンの遺体を家に置いて、主人公はそのまま逃げるべきでした。
作者自身が合理的な考えができていない何よりの証拠だと思います。

以上のように、誤解を与えるような読みにくい文章をして、混乱を招いてしまっているのは僕の実力不足です。申し訳ありません。
なのでぜひ大野様からはさらなる意見をいただき、今後の僕の執筆活動の参考にしたいと思っているので、よければまたアドバイスのほどよろしくお願いします。

上記の回答(滅びゆく世界で『無能生産者』認定だと!? 〜コミュニティー先で強制労働なんて絶対に許さん! 復讐を果たし、成り上がる!〜の批評の返信の返信)

投稿者 大野知人 : 0 投稿日時:

 先に、アドバイス以前に気になっていることを一つだけ書いておきます。アモーレさん。『他の方の作品に感想を書くのは大事』というのは事実なのですが、貴方が感想を付けられた作品の中には1月や去年の11月など、かなり前に投稿されているものが多くあります。ここ最近に投稿された作品が他にあるにもかかわらず、です。
 人の記憶というのは薄れゆく物ですし、このサイトに投稿する人の大半は『自分の作品の向上を目指して』投稿しています。ですので、三か月以上前くらいのものについては(勝手な妄想と言われればそれまでですが)『いまさら言われてもな~』となる人も多いでしょう。
 それに何より、このサイトのトップページの都合上、『最近レスの有ったスレッドとレスをしたユーザーの最終スレッドから優先順に3つ表示される』仕組みになって居るため、貴方が古いスレッドを掘り起こすことによって相対的に最近のスレッドの主さんが迷惑をこうむる・己のスレッドが見えにくくなった結果として意見を貰いずらくなる、という事態が発生します。
 古いスレッドの掘り起こしは、やめてもらえると幸いです。

 俺の疑問点について、準に補足説明します。

 上から三つの件は、実は根を同じくする問題です。これは半分は俺の勘違い、もう半分は勘違いさせるあなたの文章に原因があるでしょう。順を追って説明します。
 こういったポストアポカリプスものの作品というのは基本的に、『世界が滅んでから』始まります。何故だと思いますか? 世界が滅ぶさまを見せつけられても、作劇上なんのカタルシスもなく、読者が読んで楽しくないからです。だから、俺も『主人公が知らないだけで、既に世界が滅んでいる』のだと思ってそこまで読んでいました。
 この作品の場合は、キメラが街を闊歩している状態、というのが正しいでしょうか。そう言ったわけで、延々と主人公がゲームをするさまを見つめていた身としては、『ベル父は滅びた世界でどうやってたんだろう?』と思ってこの疑問を書いたわけですしね。

 さて、この勘違いの理由はもう一つあります。それは『キメラの発生場所』と『ベル家の距離』が書かれていないことです。先に言っておくと、物理的に何キロメートルという話ではありません。
 『その生物は最初は田舎の方に~』という情報が出てくるのは、親父がくたばった後。しかも、二話での埋葬シーンまでベル家が田舎なのか、都会なのかの情報は一度出てくるか出てこないかです。また、ベル父の言動からは少なくとも『現実性のある通り魔の噂』くらいのレベルで理解していたわけでしょう。結果として読者は、『いつ来るかはわからないけど、通り魔的に大人数が殺される』噂が広まっていて、しかも『ニュースで取り上げられる』レベルで信ぴょう性が高い、という風な理解をします。
 政府の対応の遅さとか、米軍仕事しろとか、自衛隊は何をやっていた、という問題は一回棚に上げましょう。ですが、噂で知っていたのならベル父はなぜ対応しなかったのか? なぜこの期に及んで普通に外出していたのかが不思議です。
 一般家屋・ホウレンソウの件も同じです。キメラがそこそこ程度にうろついているのならば、家屋に対する被害が出ていない理由はないでしょう。当然、ニュースは更に大きく取りあげます。また、SNS/ネットニュースを遮断していたベル君はともかく、そう言った危険の存在を知りながら息子に話さなかったのは父の落ち度です。っていうか、言わない理由が理解できない。ネグレクトではないよね? だってニートの面倒見てるし。
 言いたくないんですけどね、アモーレさんは『ポストアポカリプスという災害』に対する見方がとても甘い。まあ、そこの設定や『その時世界情勢がどう動いたか』みたいなの書くのが面倒くさいから、終末世界もの書く人は『世界が滅んでから』物語を始めるわけですが。

 で、父親の遺体を埋めに行く行動は論理的に破綻しています。今まで三年間散々ニートで迷惑をかけておいて? あまつさえ『親父しつけ~な』って対応しておいて? 正直、ここまで読んだ所で主人公をただのクズとしか思えませんし、『その主人公が父の死で改心したんだよ!』というには、貴方の作品は心情描写が少なすぎる。
 ちなみに、『家の近くで捨てるには~』について言えば、普通に45Lの燃えるごみの袋にでも入れて、押入れの奥にでも突っ込んでおきましょう。結構バレませんよ。まあ、腐敗を止めたければ塩でも詰めればいいんじゃないですかね。ゴミ袋でなくても、布団などを仕舞う用にデカい袋があると思います。
 あと、袋の中で切断して、部位ごとにレンチンという手段もあります。傷口が凝固しますからね。飛び出る血や臓物さえ綺麗に処理すれば、匂いなんて漏れませんよ。また、いわゆるシンナー臭の強い鞄・学生鞄などでも一定の防臭が見込めます。『中に誰も居ませんよ』というヤツです。作業場所は、お風呂が良いでしょう。
 
 グロい話はさておいて、『逃げるべき』という話。これは、主人公の合理性以前の問題として、先ず親父の遺言が合理的で無い。合理的で無いっていうか、先ず第一に『自治体はなぜ避難所などに人を集めなかったのか』というのが問題です。あと、自衛隊と米軍。猟友会はともかく、自衛隊には大規模獣害への対応義務があったはずです。

 最後に二つ、貴方に足りないと感じているものについて書きます。
 一つ目は分かりやすい文章を書く技能。これは、文才とか呼ばれる類のものではありません。努力と研究で着実にスキルアップが図れる技能です。今は多くを書く余裕がありませんが『なんとなくわかりやすい文章』などというものは存在せず、『理論と統計に基づいた読みやすい文章』というのは確実に存在します。常に『読みやすさ』を考えて、努力してください。そして元来、それは義務教育の国語科の中で習うべきものです。読みやすい文章の書き方について、もう少しよく考えましょう。
 
 二つ目は観察能力。俺もトーシローなんで、100%正しいとは思いませんが、文章というのは『世界』です。周りにある物を見て、『何が起こるか、誰がどうリアクションするか』を考えて、周りになければ歩いて探しましょう。俺が指摘した点の中には、「『起こる可能性が高い出来事』が起こっていないせいで読みにくさを引き起こしている」旨のものがいくつもあったと思います。それが観察不足を判断する要因です。
 どうせコロナで人なんぞ居ません。歩いて、町や家の中を見てみてください。『親父の遺体を裏山に捨てずに処理する方法』も『そもそもキメラが迫る前に対応する自治体の施作』もあちこちに転がっています。リアリティあるポストアポカリプスを目指すなら、まずリアルを見ましょう。自治体がどう対応するか、市民がどう慌てるか考え、しかる後に『書く要素、書かない要素』を決めてください。そして最後に、場合によっては敵を強くしましょう。

 俺の意見は以上です。参考になれば幸いです。

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元記事:平民として王子様目当てで学園に入学しましたが、王子様は既に悪役令嬢を溺愛中でした。

流行りのものからはかけ離れているので、つまらなかったり主人公に共感できなかったりしないか不安です。また文章表現としておかしなところがあればご指摘願います。

上記の回答(平民として王子様目当てで学園に入学しましたが、王子様は既に悪役令嬢を溺愛中でした。の批評)

投稿者 ふ じ た に : 0 投稿日時:

文章は読みやすかったです。
読んでいて躓くところはなかったですよ。
内容も理解しやすかったです。

個人的に気になった点ですが、何を読み手に見せたかったのか、よく分からなかったところでしょうか。

読後感の良い作品って、だいたいストーリーラインが最後には上がるものが多いと思うんですが、この作品は主人公が「ずっと殿下に片思いしている」のまま変わらないので、主人公の状態に変化がないんですよね。
あまりバッドエンドには詳しくないのですが、その型にもはまっているようにも思えないので、ストーリー的にはオチが弱いみたいに感じられる恐れがあるかなって思いました。

短編のメリットには、見せたい場面(シーンや描写)だけ見せられる点もありますが、御作ではほとんど情報の伝え方が「説明」なので、最後の「わたしもレオンハート様じゃないと嫌なの」という気持ちは「説明」されているので理解できると思いますが、「描写」のほうがより主人公の気持ちに共感しやすくなるのでは?と思いましたし、見せたいシーンが理解しやすくなると思いました。

なので、何を読み手に見せたかったのか、よく分からないと思いました。

気になる点を書きましたが、あくまで個人の意見なので、合わなければ流してくださいね。
ではでは失礼しました。

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元記事:チートなギャルゲー主人公からヒロインを奪って、異世界で幸せに暮らしたい

今回初めてノベル道場を利用させて頂く、猫又ノ猫助と言います。
書いていて次第に自分の作品の何が良くて、何が悪いのか分からなくなって来たので、ご指摘頂けると助かります。

上記の回答(チートなギャルゲー主人公からヒロインを奪って、異世界で幸せに暮らしたいの批評)

投稿者 s.s : 0 投稿日時:

五話まで読みました、感想を述べます。
文章は読みやすいですし、ストーリーもテンポよく展開され、五話までスッと読めました。
しかし、主人公は夢なのにも関わらず、必死に少女達を守るのが違和感がありました。確かに美少女に泣き付かれれば、守ってやりたいとは思いますが、主人公の認識の中では夢の中の出来事。
夢の中なのにあたかもその出来事が現実で起こってるように憤ったりするのか、甚だ疑問です。
個人的にはなんらかの方法で痛みを知覚し夢じゃないことに気がつく。とか、そう言う描写があってもいいと思います。
キャラクターには過不足なく感情移入して読むことができました。
気になる点といえば、junhonさんが言ってた。異世界が舞台の鬱ギャルゲーというのがあまりピンとこない点でしょうか。鬱ゲーとギャルゲーは共存できないもののようにも感じます。

総評しますと、文章力は読みやすく、話のテンポも良くスラスラ読めます。キャラもこれから掘り下げられ魅力が増すことと思います。ただ、舞台設定が分かりにくいので、少女と共に実験所から逃げ出すゲームみたいな方が理解しやすいと思いました。
以上です。

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元記事:たそがれ。

私の理想を詰め込みました。
小学生なので語彙力など諸々未熟ですが、宜しくお願いします!

上記の回答(たそがれ。の批評)

投稿者 2164 : 0 投稿日時:

この作品が詩であるなら良いものだと思います。
最初に夕日を眺めていたら風が吹いてきて、それをきっかけに視線や思考があっちこっちに飛んでしまっているのが分かります。
特に後半部分で「今日は~」「明日は~」と連続するところがリズミカルで、一つの考えに集中できない様子を表せていると思います。

この作品は主人公の頭の中が文字になっている一方、実際の風景がどのようなものであるのかがほとんど伝わってきません。

例えば、1行目の「放課後の教室。」の部分。
放課後なのでクラスの全員がいないのは分かります。
しかし、教室には主人公一人だけでしょうか。
それとも、もう2~3人いるのでしょうか。
15行目があるので恐らく一人なのだとは思いますが、よく分かりません。
また、教室は静かなのでしょうか。
6行目で校庭を眺めていますが(教室は2階以上で見下ろしている状態なのでしょう)、外で誰かが遊んでいたりスポーツをしていれば掛け声などが聞こえてくるはずです。
校庭には誰も居なかったとしても、校舎内で誰かが楽器の演奏をしていたらその音が聞こえてくるはずです。

2行目の「端の席で夕日も見ていた。」の部分。
これは春夏秋冬でいえばいつの話でしょうか。
夏の夕日ならやっと涼しくなると思うでしょうし、冬の夕日なら急いで帰らないとあっという間に暗くなるという心配をするかもしれません。

3行目の「カーテンの隙間から吹いている風。」の部分も同じです。
夏で昼間は暑かったけど、夕方になったら涼しい風が吹いてきて心地よいのか。
冬で寒いけど換気のために窓を開けていて、すきま風で凍えているのか。

最初に「詩であるなら良い」と言いましたが、これが小説であるなら、少し物足りないのかもしれません。
主人公の頭の中のことはよく書けていると思います。
しかし、この主人公は「夏の放課後、自分以外に二人いる教室でスポーツの掛け声も聞こえている時」と、「冬の放課後、自分一人しかいない教室で物音が全くしない時」に、同じことを考えるのでしょうか。

主人公の頭の中をのぞいているものの、「主人公がどのような人物でどのような状況に置かれているのか」があいまいになっていると思います。

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