オカルト探偵(さぎし)、今日も騙るの批評の返信
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オカルト探偵(さぎし)、今日も騙るの批評(元記事)
藁人形を用意してくださいな!私が湧いて出ました。\(^P^)/
個人的に気になったのは『文字が上滑ってしまう』です。
カクヨムの下書き機能?とかシステム依存の部分になりますし、なんなら私の表示デバイス側の都合もあるでしょうが、なんか読む気がしない。
たぶん文字のデザインと文字数、カクヨムのシステムと物語が合っていない。
今の時点でカクヨム横文字表示は全角で48文字みたいですから、文字やシーン移動など「文章群の区切り」をキリよく48文字以内に納めて欲しいかも。
逆にシーン変更がないパートは、わざとはみ出る言葉にして絡めるようにして『まだとぎれてないよ、続いてますよ』と読者に意識させて欲しい。
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気になったポイント
矢加部ちゃんの黒い二つ結び
17歳が二つ結びってイモくない?ツインテールとかじゃないのが芋。
【芋かわいい】とかなら有りですけど、きょうびのJKだろうに・・・と、なんとなく引っかかった(笑)
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「さて、わざわざ名指しでいらっしゃったって事は、ロンドンは魔術師協会のお嬢様って所で良いのかな。ミス?」
の何にルイスちゃんが驚いたのかが分かりにくかった。
私なら「あ、仲介したヤマモトの野郎、私の個人情報バラしまくったな?」って思うし、ヤマモトぉ・・・ってなります。あと
「さて、魔術師協会のロンドン支部から、わざわざ日本まで飛んで来ていただいた・・・・で良いのかな。ミス?」
のが好き。日本支部の海外派遣員じゃないよ的な意味で。
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>>魔術師と言う連中はいつもそうだ。目的のためなら他者の――それこそ身内の命ですら対して顧みない。伝承に親和的であり、また感情に重きを置く魔法使いと違い、魔術師にとってのオカルトはただの研究対象である。故に、人道を軽んじることがとても多い
ここ、思い切って切っても良いと思う。
この時点で【オカルトは嘘をつけない】を明示していないので、読者からすると「ルイスちゃん、悲しみを押し殺してるかもだろ!?」って探偵達への軽いヘイトが欲しい。
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>>「しらばっくれても無駄ですよ。魔術師が嘘を吐けないのは、俺だって理解しています」
【魔術師が嘘を吐けない】みたいに【】とかで強調して欲しいかも。
で、ここでちょっと行間あけて
「え?嘘をつけない?」
「あ、主人公嘘がどうとか言ってた」
「え、じゃあ『 淡々と語った彼女(ルイス)』は・・・・」
と、ルイスの本心からの薄情さ冷酷さを、読者に浸透させる時間を取って欲しい。
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>>口封じされないために魔術師を名乗っている。嘘だけど。
この嘘だけどの位置いいね。「クレタ人は嘘つきだとクレタ人が教えてくれた(うろ覚えです)」みたいで。
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あと姉ちゃんの死体の偽装どうやったの?
単に理解できなかった。(;´∀`)
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妹ちゃんに自傷癖、いれない?
本人は気づいていないんだけど、姉の話や姉の死について言及するとき、爪を齧るとか。
姉の死が事故死だと分かった辺りで、出血するほどガリガリ爪を噛んでしまう
それを矢加部ちゃんがそっと止めて
「ああまたやっていました、恥ずかしい癖です」
「姉にもよく止められたんです、こんな風に」
「でも、もう・・・・ちゃんと、じぶんで直さなきゃいけません」
とか女の子二人のイチャイチャを見て探偵が
「・・・・だから魔術師っていう連中はあんまり好きじゃないんだ」とか内心毒づいてみると良いと思う。
>>魔術師と言う連中はいつもそうだ。目的のためなら他者の――それこそ身内の命ですら対して顧みない。伝承に親和的であり、また感情に重きを置く魔法使いと違い、魔術師にとってのオカルトはただの研究対象である。故に、人道を・・・・・・「大切な家族を失った自分の悲しみ」を、軽んじることがとても多い。
・・・・とかの天丼にするのは?その場合このセリフ削らない方がいいですけど。
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で、『本当の依頼人』を分かりにくく演出する
「・・・という具合で話を着けてまいりました。これで皆さん納得したようです」
「助かりました。ミスター・ヤマモトにそう言った専門家が居ると聞いたときは半信半疑でしたが」
「お礼というなら、ルイスさんから相応の礼金と口止め料を頂いておりますし、残りは俺の正体――魔術師で無いことの黙秘を徹底していただけば十分ですよ」
彼女は気まずそうにした後、何か思いついたように一冊の大学ノートを取り出した。
「コレを追加報酬とさせてください ワタシには要らないものですから」
パラパラとめくって見ると、それは今は亡きマリー・スリップジグの「本物の」最後の研究。西洋魔術と東洋魔術の属性変換に関する、研究資料であった。
「では、ありがたく頂きます……」
「ええ。では、ここにワタシが長居するものではないですからね。失礼します」
言うと、彼女はいくらか紅茶が残ったカップを机に置いて、立ち上がる。
「お見送りしますよ」
「あら、ありがとうございます」
ドアの向こうに広がるのは、まだ蒸し暑い青空。
「本当に、お世話になりました」
「お達者で、」
完全犯罪をみごと成立させ、立ち去る彼女の未来を祝福するかのような空をしばし見やり、ドアを閉めようとしたその時、声が響く。
「瓜、坂さん。私、今日半ドンで帰って来たんですけど……。じゃなくて、今の人は‥‥」※ここで矢加部ちゃんが個人の顔を知っている方が、良いと思った
我が事務所の居候こと、矢加部ちゃんが驚いた顔で立っていた。
「誤魔化し、効かない感じかな?」
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こうすることで『妹を悲しませてまで望みを叶えることを選んだ姉』への怒りを矢加部ちゃんに付与できるし義憤も納得できる気がします。
せめて悲しんでいる妹に生存を知らせたいけれど、【嘘をつけない】妹に真実を伝えてしまうと生存がバレてしまい意味がなくなる。というジレンマも明示できると思います。
オカルト探偵(さぎし)、今日も騙るの批評の返信
スレ主 大野知人 投稿日時: : 0
だからカクヨムを前提に書いてないんだってェ……。Wordファイルそのまま貼る訳にもいかないし。
二つ結びの件。基本的に趣味の問題なので。安達垣愛姫(政宗くんのリベンジ)とか、萩本スズ(生徒会役員共)とかのイメージかな、二つ結び部分は。
魔術師の件、『日本支部の有無』みたいな情報は確かに誤解させかねないので、『ロンドンの人間からロンドンから来た』ってのは明記した方がよさそうですね。
ただこのシーンについては、『ルイスが驚く』こと自体が『真の依頼者がマリーである』事への伏線なので、『分かり難い違和感』があって正解なのです。
魔術師の非道さについては、確かにもう少し後で書いた方が良いかも知れません。ただ、全面カットにしちゃうとマリーの特異性とかが薄れるんで、要調整ですね。
「魔術師が嘘を吐けない」のシーンは、確かにタメがあった方が良いかも知れないですね。作品の核ですし、ルイスの非道さや、主人公の正体込みで衝撃の強い情報にしたい。もう少し手を加えてみます。
姉ちゃんの死体偽装については、そもそも『死体が無い』が正解です。ルイスが、『死んだとしか思えない失踪をした』(実は死んだとは言っていない)と言っているので、『魔法陣、そして大量の血液!』みたいなのが現場に残ってるだけです。ルイスにとって姉というのは『研究の協力者にして、出資者』のような物なので、その上で連絡が無かったことについて『死んだ』と判断した体ですね。
妹ちゃんはね、今回はラスボスポジなので下手に感情移入できる要素作りたくないんですよね……。ただ、何とも言えない部分が多いので、全部書き上がったら考えてみます。
今回はですね、ルイスをラスボス、というか『探偵を騙し、頭脳戦を仕掛ける』側に置くことにしているので、『嘘が吐けない』という性質上、彼女の行動には細心の注意を払わねばなのです。
多分、読むせんさんには相当付き合ってもらうことになると思いますが、今後とも余すところなく叩いてもらえれば幸いです。