ノベル道場/小説の批評をし合おう!

大陸オオカミさんの返信一覧。得点の高い順2ページ目

元記事:帝国の守護者〜禁忌の子供と業火の宿命の批評

 結構キツいことしか書きませんがご了承ください。
 まず、これだけは言わせてください。アニメや漫画の見過ぎです。
 小説には瞬間的・視覚的に情景のわかる画像・映像はありません。小説には小説の、読み手がイメージしやすい順番・書き方があります。あらすじにはあらすじの、導入部なら導入部の書き方があります。読んでいてその時にほしい情報と不要な情報があります。
 文字・音声だけで伝えるとき、読み手が受け取りやすい基本的な順番はこうです。
◆自然に読める順番◆
―――――――――
①舞台設定(時代・舞台)
②見た目(景色・時刻・動かないもの)
③動き(行動・台詞・動くもの)
④補足説明(感情・情報)
―――――――――
 基本は最初に①舞台設定を説明して、読者に心の準備をさせます。次に、②遠くからの見た目や景色を描写します。この時、時刻の情報もないとイメージがしにくいです。そしていよいよ、③人物の行動や台詞を描きます。そして、状況に合わせて④補足説明や、なぜそんなことを言ったのかという感情の説明をします。
 ①舞台設定は一度提示したらあまり変わらず、②見た目⇔③動き⇔④説明の3つ。この3つが作者の持ったカメラの位置に合わせて行ったり来たりするのが理想です。アニメのような導入を描きたい場合は、②最低限の見た目の印象と③ワンアクション、④少々の説明にした方がいいと思います。
 また、あらすじは作品のジャンル、メインの部分を強調するのがいいです。バトルものならバトルのカギ、恋愛ものなら恋愛する人物の性格なんかがいいですね。
 以上のことをふまえて私が書いてみた『あらすじ』『導入部』の一つの形がこちらです。

◆あらすじ◆
――――――――――――――――
――人の形をした人造兵器『帝国の守護者』――
 自らの命をかえりみず敵を葬る超能力者。
 尊く輝き、儚く散る彼女らは、まさに戦場の花。

 悲しき彼女らの一人と出会った男、雄一。雄一は護衛の少女『アスカ』とともに巨大な陰謀に飲み込まれていく。

 2040年代、第二次世界大戦100年後の未来。出会うはずのなかった二人が、運命の10日間を駆け抜ける。

――これは、愛を失った男と、恋を知らぬ少女の軌跡。
―――――――――――――――――――
◆導入部◆
 ビルだったものが墓標のように立ち並ぶ灰色の大地。そこへ一つの青い炎が、一筋の光となって、彗星のごとく降り注いだ。

――いっけぇぇぇぇ!!――

 すでに死んだ街にとどろく爆音。機械仕掛けの悪魔は、有害な物質を撒き散らし、色だけが美しい地上の花火となった。

 第二次世界大戦の終結よりはや100年。国を立て直すため、技術者の教育に力を入れた『帝国』。帝国は、科学において世界をリードする存在となった。そんな帝国の首都、帝都は富と繁栄と技術の象徴として、世界中に認知されていた。
 しかし、それはすでに過去の話である。現在の帝都は戦闘によって、瓦礫の山と化していた。帝都を故郷としていた男はこの光景に胸を痛め、復興を夢見て戦っていた。そして今現在、彼は落ちていた。

 時刻はまもなく明け方。一日で最も寒く、闇が光へと変わり始める時間帯だ。ここは帝都。かつての栄光の面影だけが残る場所だ。廃墟となった元・高層建築物たちは、恥に頬を染めるかのように朝日を浴び始めていた。
 この地の復興を夢見た男は今、戦闘ロボットに向かって落ちていた。そのロボットは心臓部たる動力コアをむき出しにしていた。男の狙いはココだ。空気を震わせる絶叫。

「――これでぇぇ、終わりだァァァァァ!」

 男の雄叫びが空に轟いた。咆える男の振りかざした右腕には青い炎。それは男が大切なものを守るために手に入れた力だ。男の姿はボロボロで見るも無残な姿であったがその一撃には関係ない。撃ち込まれる蒼炎。

「いっけぇぇぇぇ!!」

 男はほえた。今まで多くの死を運んできた機械仕掛けの兵器は、その男の全力によって砕け散った。男の耳をつんざく爆音。破壊したロボットの爆炎により男は宙に投げ出された。地上からの高さは男の死を確定させるには十分なほどにある。

「あぁ……終わった」

 絶対絶命のピンチ。死を覚悟する男。だが、男は一人で戦っていたわけではなかった。

「ゆういちぃぃぃぃ!!!」

 彼の元へと走るのは共に戦ってきた少女だ。彼女の背には白い翼。天使のような少女が男の元へ飛びあがる。

「ぜっっったい! 離さないっ!」

 少女は決意を示した。見事、受け止められた男は少女とともに地上へ降り立った。
 男の姿はボロボロだ。彼が愛用していた白衣とジーンズ。それも今では男の顔と同じようにホコリとドロにまみれ、傷だらけとなっていた。男の道のりが過酷であったことの証だった。

「ハァ、ハァ……終わったわね」
「はぁ……はぁ……もう、終わった。全部……だから、もういいんだ。お前は好きに生きて」

 男は下手くそな笑顔を見せた。

「アンタ……変わったわね」

 憔悴した少女の声。お前のおかげだ。相棒のおかげで少しだけ変われた男はうなずいた。

――これは、孤独を抱えていた男と恋を知らなかった少女の物語。二人が出会い仲間とともに駆け抜けた、10日間の記録である。
 ◇

 こんな感じです。いかがだったでしょうか。かなりアレンジを加えたのと、全部読んだわけではないので適当に想像して書いた部分があります。
 設定やストーリーにあなたの個性は出ています。あとは、いかに読者が受け入れやすい形で表現できるかです。カッコイイ言葉や体言止めを使うのは最低限にしたほうがいいです。頑張ってください。

上記の回答(帝国の守護者〜禁忌の子供と業火の宿命の批評の返信)

スレ主 大陸オオカミ : 1 投稿日時:

この度は読んでいただきありがとうございます。

作者です。

色々と知らないことばかりで、今回ご指摘いただいてなるほどな!と思うことばかりでした。

これからもよろしくお願いします。
また直したら連絡させていただきます

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元記事:帝国の守護者〜禁忌の子供と業火の宿命の批評

処女作であることに驚きです。プロットなしとは思えないほどの構成力ですね
いくつもある伏線が終盤に向かって収束してゆき、熱い展開へと変わっていく様は見事の一言です
その反面、やはり序盤からエンジンがかかるのに時間がかかる印象がありますね。序章のホットスタートは素晴らしいのですが、そのあとの展開がややキャッチーさが足りないかなと
いわゆるテンプレでないので、世界観の消化にどうしても時間がかかるのも中々苦労しそうな点ですね
要求するハードルは高くなってしまいますが、世界観を利用した展開序盤から投入することで、読者に説明しつつ楽しませるということができます
改善の余地はまだまだありますが、書籍化に耐えうる作品であると自分は考えています。頑張ってください!

上記の回答(帝国の守護者〜禁忌の子供と業火の宿命の批評の返信)

スレ主 大陸オオカミ : 0 投稿日時:

その場しのぎ様
作者です。

この度はお忙しい中お読みいただきありがとうございます。
書籍化に耐えうると言っていただき、嬉しい限りです。

ご指摘の通り、テンプレートな世界ではなく近未来という設定でなおかつ平行世界ですのでなかなか世界観を序盤でだーんと出すことが難しいのですが、出来るだけ会話の中に匂わせられるようだったり、要所で出していくなど主人公たちの動きと共に動きを出せるように、具体的にはメインヒロインや主人公との掛け合いを序盤で増やす。
さらに詳細に言えば、四話のあたりの回想シーンを削除して、二人の会話に切り替えました。

 またご確認いただければと思います!

最後に、今回はご批評ありがとうございます。

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元記事:帝国の守護者〜禁忌の子供と業火の宿命の批評

『契約 後編』まで読みました。
プロローグにいきなりクライマックスシーンを持ってきたのは、良かったと思います。
戦闘シーンの後に、世界観の説明、アスカとの絆の深さを感じさせるエピーソードと、導入部に必要な情報を短い中に上手に入れていると思います。

2話目という早い段階で、ヒロインのアスカを登場させているのも良かったです。
プロローグに登場した主要人物二人の境遇と関係が、すぐにわかるので、物語に入って行きやすいです。

戦闘能力が高い護衛として紹介されたアスカが、次の章では、コーヒーが苦くて砂糖を4杯も入れる少女らしい可愛さを見せるというギャップが、キャラを立たせています。

うまいなと思ったのが、設定です。

>参加される場合には、生涯にわたってプロジェクトの存在を知らない外部との接触の制限及び24時間の護衛、いや、監視が付きます。

この制約は、アスカとの濃厚な関係を築くためのお膳立てですね。
ストーリーを盛り上げるための上手な制約だと思います。

難点を言えば、世界観が5話まで読んだ時点で、まだよくわからない、というのがあります。
おそらく、読みやすさを優先して世界観の説明を最小限にしているのかと思います。
また、プロローグから過去に戻り、4話目にして、さらに1週間前に戻り、5話目で昼過ぎに戻っているので、時系列の把握がしづらくなっています。

それらを差し引いても、主役二人に最初から焦点を当て、二人の関係を濃く書いていこうとしている点に期待と好感が持てました!

上記の回答(帝国の守護者〜禁忌の子供と業火の宿命の批評の返信)

スレ主 大陸オオカミ : 0 投稿日時:

夜分遅くに失礼します。

二回目の返信申しわけありません。
ご指摘の第四話からまた戻るという問題ですが、先ほどストーリーの改定を行いました。せっかくの序盤ということもあり、主人公とヒロインの関係性やお互いに(特に主人公がヒロインに対して抱いたの第一印象)を出しておくのも悪くないと思いまして、おもいっきり削除したうえで新しく挿入しました。

 具体的には、ヒロインと主人公の会話を増やしたというところです。
 狙いとしては、主人公のデリカシーの無さやヒロインの子どもっぽさやプライドの高さなどを少し演出してみるようにしてみました。

 今回のご指摘が無ければ、実現しなかった改訂です。
 本当にこの講評を頂けて嬉しかったです。
これからも応援よろしくお願いします。

 作者:ピロシ

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元記事:帝国の守護者〜禁忌の子供と業火の宿命の批評

長所その一 リアリティの高さ

描写力の高さや作家の知識に裏打ちされたリアリティに舌を巻きました。神風の語源が蒙古にあることを知っている人とかなかなかお目にかかれません。
そして何より、キャラクターのリアリティがとても高水準です。プロの作品を読んでいるのかと錯覚しました。
キャラクターのセリフひとつひとつに命が篭っており、それが作品の良いリズムになっています。大変素晴らしいですね。

長所その二 テンポの良いストーリー

スタートが盛り上がる戦闘シーンに始まり、ヒロインの登場で少し落ち着いた後に始まるカーチェイス。そして少しずつ明らかになる世界観。読んでいてとても心地が良いですね。
今のライトノベルの終着駅がアニメにあることを考えますと、この長所は商業的に見てもいい武器になると思います。

16話までしか読めていないのであまり踏み込んで批評が出来ずに申し訳ありませんが、この作品は大変高水準の作品だと思います。
次回作(外伝?)の執筆もぜひ、頑張ってください!

上記の回答(帝国の守護者〜禁忌の子供と業火の宿命の批評の返信)

スレ主 大陸オオカミ : 0 投稿日時:

ありがとうございます!
SFという設定なので、細部にもこだわっていました!

そこに気づいて頂きありがたいです!
これからもよろしくお願いします!

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元記事:帝国の守護者〜禁忌の子供と業火の宿命の批評の返信

 感想を冒頭のみにしすぎて、冒頭ではないときにどうかを書き忘れておりました。申し訳ありません。

 この冒頭はラストで繰り返されるわけですが、ラストなら絵的な描写も効果は充分出せる見込みがあります。なぜなら、主人公やヒロインの人物像はもとより、敵の形状や能力、主人公の能力などを描いてからにできるからです。つまり、ラストでなら「記号」であっても、読者に「絵」のイメージが生じ得るということですね。

 現実でも、例えば猫を見たことがない人がいるとして、その人に「黒猫」といっても通じません。「小型の哺乳類、四足歩行、色は全身が真黒、尻尾は割と長い、脚には爪と肉球」と延々と説明しても伝わりません。

 しかし、黒猫を含め猫をたくさん見た後だと、「黒猫」と言うだけで分かってもらえます。仮に実物でなくても、写真や動画、イラストを見せることで代用できます。

 実物や絵を見せられない文章では手間がかかりますが、訓練や会敵シーンをいくつも描いて行くうちに、名詞という記号だけだったものにイメージが加わります。

 だから、ラストでなら冒頭の描写も絵的な効果をあげることは可能。だけど、冒頭だったから読者がついていけない点があった、ということです。

 なお、あくまでもついていけない可能性です。類似のロボット物映像作品をいくつも見た人なら、かなり想像できた可能性もあります。つまり、想定読者を絞り込むか、不特定多数向けを意識するかで、描写をどうするかの選択は変わってきます。

上記の回答(帝国の守護者〜禁忌の子供と業火の宿命の批評の返信の返信)

スレ主 大陸オオカミ : 0 投稿日時:

作者です。
流行り病にかかり床に伏せっておりました。返信が遅れて申し訳ありません。

ご指摘ありがとうございます。

色々と文章を整理するように心がけていければと思います。

これからもよろしくお願いします

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元記事:エニグマの開闢

おかしな点が多々あると思いますので批評していただいたら幸いです。

次の点が気になっていますのでご指摘お願いします。

1,キャラクター達の会話がぎこちなく感じる点。

2,文章にまとまりがなく汚く見える点。

3,少しテンポがはやいと感じる点。

4,キャラクター達のキャラが薄いと感じる点。

答えていただいたら幸いです。

上記の回答(エニグマの開闢の批評)

投稿者 t : 0 投稿日時:

こんにちは、全話読みました。
まずはじめに、小説は最後まで読まないと面白いかつまらないか分かりません。これは小説にかぎらず、スマホゲームをやってみたら最初は面白かったけど途中からつまらなくなったとか、最初はそうでもなかったが、最後で別人のように物語が面白くなっていたなど、よくある話です。
まだ3話で物語としては序盤ということと、(目的:趣味で書く)ということを考慮すると、ここで言われたことを気にして何度も改稿するよりも、完結する方が大切に思います。

”かなりグロ……”があるので読者を選んでしまう本作ですが、第2話冒頭で山を進む場面はよく書けていました。教会の惨状は繋がりが甘いと思う箇所もありますが、アイディアが良かったです。ところどころよく書けている場面もあるのですが。
お金や食料や装備など、旅に必要不可欠なものが登場しておらず。どうやって旅をしているのか、そもそもこの世界における旅とは何かが伝わってこなかったのが、マイナスでした。

質問に答えていきます。
1,キャラクター達の会話がぎこちなく感じる点。
→主人公が温室育ちの高校生のような感じで、若干違和感がありました。

2,文章にまとまりがなく汚く見える点。
→文章はまとまっていましたが、読んでいておかしなところはありました。

3,少しテンポがはやいと感じる点。
→この先の展開次第といった感じでした。

4,キャラクター達のキャラが薄いと感じる点。
→ソフィアはデレるのが早いなと思いました。

補足
2,文章にまとまりがなく汚く見える点。についてですが。

1話で、
その時のアシベルは繊細な彫刻を施した美しい建造物が多く、カフェでコーヒーを飲んだりなど、ゆったりとした空気が流れていた。
しかし、今ではこのありさまだ。→『今までの日常などふとした事で簡単に壊れてしまう。』
(↑抜粋)
日常が壊れるに違和感がありました。
両親を失った子供は空腹に耐えられないばかりに親の肉にかぶりつき、、、と冒頭に書いてありますね。
そんな世界に主人公は3年いて、いつの時点から旅を始めたのかは分からないのですが、見たくないものも見てきたはずで、壊れた日常が普通になっているはず。主人公がいちいち今までの日常(読者目線では3年前)についてぬるいことを考えるかな、うーん。ここは今までの日常ではなく、記憶や、俺の楽しい思い出などではと違和感がありました。

(↓抜粋)
俺は思いっきり空気を吸った。冬の冷たい空気が鼻の中へと入ってくる。それが今までの汚い部分をきれいに洗ってくれているような気がして、とても清々しい気持ちになった。
(↑抜粋)
『今までの日常などふとした事で簡単に壊れてしまう。』の直後の文章です。
空気を吸っただけで、そこまで清々しい気持ちになるかなと、主人公の現在地や今の環境はそういう場所? うーん気持ちが伝わってこない……といった違和感です。

(↓抜粋)
その子は目に涙を浮かべ、か弱い力で俺のズボンをギュッと握った。
「どうしたの?」
(↑抜粋)
細かいことですが、どうしたの? でも悪くないのですが。
「どうしたんだい、お嬢ちゃん」の方が……。「どうしたの?」を読んで、なんか主人公が彼は本当にこんな過酷な世界を旅しているだろうかといった疑問が……。
何と言えばいいか分からないのですが、例えば武器を握るなどを一文書いて、他人(こんな小さな女の子にさえ)て警戒して、誘い込まれて暴行されるのを警戒する素振りがあったりしてもいいような。ここまでは治安最悪な外国を一人旅するみたいな感じですよね。

4,キャラクター達のキャラが薄いと感じる点。
警戒しているソフィアと旅を続けていくなかで、デレてくる、デレるという言い方はあまり好きではないのですが、出会ったころは喧嘩していた二人が、次第に親密な関係になっていくのがよくある手順ではあるのですが。
ソフィアには警戒した様子だったり、例えば主人公を騙して場合によっては殺して、荷物を奪って生き残ろうとするために旅に同行するとか。過酷な世界なので、もうちょっと残酷な一面があって、性格が一部壊れていたとしてもソフィアにしても主人公にしても、そっちの方がこの世界観にはあっているのでは……といった感じですが。ここは先を読んでみないと分からないことなので。
あくまでも第3話まで読んだ範囲ではそう思った、この先の展開次第で印象が変わることもあるだろうし、読者にこう思わせたいという作者様の狙い通りだったらいいな、という意味です。

まとめ
色々書きましたが、あわないと思ったことはゴミ箱に捨てて忘れてください。
競争するつもりもないですしどちらが上か下といった意図もありません。ただ好きなように書いて、作者様が正解だと思うことが正解です。
好きなように続けるのが一番いいです。
応援しています。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054922057709

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: エニグマの開闢

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元記事:「古代中世近世ナポレオン時代戦記」「ウェポンガイ」

 兵士の武装描写。一般的な作品ではあまり描写されない刀剣類と打撃武器というサブウェポンによる乱戦。騎兵の恐ろしさ。

上記の回答(「古代中世近世ナポレオン時代戦記」「ウェポンガイ」の批評)

投稿者 岸谷 : 0 投稿日時:

あらすじから非常に面白い感じがして読もうとリンク先をクリックしたのですが、表示されませんでした。ナポレオン時代を書く人というのはあまりいらっしゃらないと思うので、あらすじだけでもオリジナリティを感じさせる力は非常に良いと思います。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://plus.fm-p.jp/u/xupg45279u53gdmpu

要望 : 長所を教えてください! スレッド: 「古代中世近世ナポレオン時代戦記」「ウェポンガイ」

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元記事:引っ越してからの日々

序盤が冗長になっていると思います。それ以外は、まぁまぁだと思います。
エブリスタで開催されている、超妄想コンテスト応募作です。私はここのサイトの利用は初めてなので、間違っていたら指摘してください。
五千字ほどの掌握小説です。

上記の回答(引っ越してからの日々の批評)

投稿者 鬼の王無惨 : 1 投稿日時:

どうも如月千怜です。読了しました。感想を書きます。

地の文は多かったですが、一人称なのであまり違和感は感じませんでしたね。
ただ3人という少人数で比率という表現を使うのは気になりました。
10人以上いるならともかく、これだったら普通に男二人女一人と書いていいと思います。
あと同じ3ページ目に『彼彼女ら』という意味のわからない誤字もありました(汗)

ストーリーに関してはそこまで違和感は感じませんでしたが、首絞めのシーンで幽霊の仕業と誤認したのは少し気になりましたね。それだけ余裕がなかったんでしょうか?

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://estar.jp/novels/25614735

要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 引っ越してからの日々

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