元記事:彼女は天使の、僕が恋した悪魔の批評
アキレサンタさん、初めまして!
4話の「わるこさん、それはだめだ」まで読んできました。
天使が下界に降りてくるというのはありがちな設定ですが、だからこそ、すっと飲み込めました。現代日本が舞台なのも相まって、分かりやすさという点では申し分ないでしょう。基本的な文法もしっかりしているので読みやすかったです。
要望が「たのもー!」ということなので、ここからは包み隠さずいきます。
>淡々とした口調で進めたくて、少し癖のある文章になっています
劇中で主人公が『自分には感情がない』と言っているように、地の文も併せて起伏が少ない。これは作者さんの狙い通りとも言えますが、どうせ淡々とするなら三人称ではいけないのでしょうか。恋愛物ですからキャラクターの胸の内も大事だとは思いますが、言動で好き嫌いを表すことも可能でしょうし、それこそ神や上級天使の視点ということで説明も付きそう。三人称なら嫌でも情景描写が増えるし、むしろ、そっちの方がしっくりくると思いました。
>とにかく一人の人生を追っていきたかったので短めにこの作品を書きました
短いというのは作品全体か、それとも1話あたりでしょうか。どっちにしても短いのですが、それにしてはテンポが遅いように思えます。おそらく転生というのもあって生まれた瞬間から始めているのでしょうが、見たかぎり、そこまで特別に描く理由が見当たりません。恋愛物ですし、もっと10代半ばの期間を濃く描いた方が無駄も少なくて、短いページを有意義に使えるはず。
他にも、主人公が最初に手に入れた感情は『恋』だと言ってますが、これは誰に対するものなのでしょうか。その相手の説明がないので転生前のものであれば、その人に会おうということになりますし、同年代のヒロインに対するものなら矛盾が起きる。
それから『穢れ』について。これは悪魔や化物の源となりかねない危険なものとあり、すぐにでも対処すべきとされています。それを主人公が逃がしたことで神が出てくるほど重い事案のはずですが、天界は頼りない主人公を下界に送り、案の定、主人公は穢れのことなどすっかり忘れて人間ライフを満喫。おそらく、その穢れがヒロインだと思われますが、もし事実でも飛び抜けた脅威とは思えませんでした。
そもそも、急いでいるはずなのにヒロインと会うまで三年も掛かってますし、同じ幼稚園に通うのは意図的に近くで転生したのでしょうか。内偵でもないなら一から転生するより、オトナに憑依するとか、天使のまま追いかけた方が手っ取り早いのでは。
長くなってしまいましたが、主な点は以上です。
この作品はすでに完結しているようですが、他にも精力的に作品を書いていらっしゃるようなので、これからもがんばっていただきたいです!
上記の回答(彼女は天使の、僕が恋した悪魔の批評の返信)
スレ主 アキレサンタ : 0 投稿日時:
ありがとうございます!
一人称、三人称においては大幅な書き換えが必要になりますので、もう一つ違うURLで焼き直ししてみようかと思います!
テンポが遅いことに関して、一度見返してみます
この作品は、それこそ一話も全体もそれほど長い作品ではないので
全体に対してこの話が必要か、と言うところを改めて確認いたします
恋を初めて抱いたのは、人間が感情豊かに生きていることへの憧れを言いたかったのですが、言葉を削りすぎたせいで伝わらなかったようです……
恐らく他の部分でもそういうところは多々あるかもしれません……無駄を省こうとして省きすぎたり、いらないところが膨らんでいたり
そちらの方も改めて確認したいと思います
穢れについては明らかに設定ミスですね……
主人公が天界に生まれる為の理由としては弱く、緊急性があるのならそれこそ天使のまま追いかけるべきで
色々辻褄合わせを考えてみたのですが、どうも言い訳染みてしまい自分自身も納得がいきません……
物語の根本の部分であるので、もう一度設定を考えてみようと思います
穢れの価値を落とすか、主人公の責任を強調するか……じっくり考えてみようと思います
感想、批評を頂けて本当に嬉しいです!ありがとうございます!
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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: 彼女は天使の、僕が恋した悪魔
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