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田中一郎さんの返信一覧。得点の高い順4ページ目

元記事:僕は君に融解されるの批評の返信

批評ありがとうございます!

この小説を書く上で娯楽性というものは求めていないので、文学ということになるのですかね。

まだ序盤ですので、心に響くようなものをあまり押し出したくはなかった、というのがある気がします。
なんといいますか、ストロークは穏やかであり、それが後の展開で爆発力を生む……みたいなイメージです。
ただ、そのような指摘は出てくるんじゃないかと心配してはいました。
プロットも何も作らずに小説を書き始めたのですが、書きたいシーンや設定というのはなんとなく頭の中にあって、それはどうしても後半の方に書かざるを得ない。だから、このシーンを書くために行き当たりばったりで書いている、というのが現状なので。
どちらにせよ、その塩梅は物語を書き終えてから、改めて見直そうと思います。

>>目が覚めて登校するという冒頭のながれは悪手
これはありきたりな始まり方だから、というのが理由ですかね。
一応、のちの目が覚めるシーンでの、主人公の心情の対比として利用しようと思って書きました。
それでも避けた方がいいのでしょうか?

上記の回答(僕は君に融解されるの批評の返信の返信)

投稿者 田中一郎 : 0 投稿日時:

横からですが。
冒頭にインパクトのある出来事を持ってきて一気に掴んで引き込む、というのは確かに好手だと思います。ラノベは冒頭で9割決まる、なんて意見もどこかで見たことありますし。エキサイティングに引っ張って、沈静化させてまた盛り上げる、ジェットコースターのようなストーリー展開は、確かに理想的かも知れません。
でもインパクトあれば良いなんてこともないと思います。大事なのは「いかに読ませ、引き込むか」でしょう。
題材が平凡でも上手く調理すれば良いと思うのです。静かに始めても興味を引けばいいのです。この点ユウさんの冒頭は最善ではないとしても、しっかりと書かれていると思います。「この何気ない日常がどう変化していくのだろう?」そう思わせ引き込み、そして後でドラマティックに非日常へ引っくり返す。私はありだと思いますよ。

狙いが上手く機能して作品が仕上がるかどうかは、さすがに現状では判断しかねますが、初の作品ということですし、まずはご本人の納得の行く形で完結させるのが大事な気がします。反省も手直しも、その上の方が以降に活きるのではないかなと。人の意見の良い部分を取り入れるのはもちろん大切なんですけどね。
ちょっと作品の批評からは離れた意見になってしまった気もしますが、最後に有名な言葉をパクって〆させていただきます。
「この未知を書けばどうなるものか、危ぶむなかれ。危ぶめば自作はなし。書き出せばその一筆が自作となる。迷わず書けよ、書けばわかるさ」

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元記事:亡国のフロイライン (初稿)

短編の冒頭。
あまりに文章が下手すぎて、ツライです。改良のお手伝いをして欲しいです。

上記の回答(亡国のフロイライン (初稿)の批評)

投稿者 田中一郎 : 0 投稿日時:

他の質問で見かけたので以下の戦闘シーンについてだけ。
>>すると、目の前に巨大な陰が現れた。グロテスクな触手が久住をめがけて放たれる。
すると、先ほどの銀髪の女が前に躍り出て、触手をサーベルで切り落とした。その後、陰の頭の中心をめがけてサーベルを振り下ろす。鋭い悲鳴と共に陰は跡形もなく消えた。

上記部分について言えるのは、描写が少なすぎるということです。率直に言って、ドラクエなどのターン制コマンドバトルのテキストのような感じです。
・目の前に巨大な陰が突然現れたインパクトが伝わらない
・巨大な陰の形状もわからない
・触手のイメージがわかない
・銀髪の女はどのように躍り出てきたのか
・どのように切ったのか
・どのように鋭い悲鳴なのか
・どのように跡形もなく消えていったのか
これらを手間ひまかけて描写すれば良くなると思います。
以下一例。

「何だあの変な女、まぁ……美人だったけどさ」
 中途半端な罵りと共に、足元を気にしてやや伏し目がちに歩く篤志にふっと影がかかる。
 薄暗い周囲がさらなる闇に満たされた。
 えも言われぬ寒気を覚え、はね上げた視線のすぐ先には、頭から暗黒のシーツを被った巨人のような陰。
 見上げた頭部らしき箇所には漆黒の無貌、腕の代わりにのたうつ二本の触手が生えた異形。足はなく、地の上をうねるようにじわじわと這い寄る巨体。
 突然の出来事に驚き、見慣れているわけもない怪異に固まる篤志の瞳に、大蛇のように身をくねらし空中を進んでくる触手が映った。
 迫りくる死の予感が、視覚を研ぎ澄ます。
 音を失った世界を、冗談のようなスローモーションで向かってくる異形の魔手。ヒルのように滑る表皮が怪しく、グロテスクに光る。
 もどかしいほど遅い自分の動きに焦りを感じながら身をかわす篤志の視界に、突然銀光が飛び込んだ。
 夜空を流れる星のように、斜めに振り下ろされたサーベルが、闇と共に触手を切り裂く。
 白刃とたなびく長髪が、月光を受け宙に銀の弧を描いた。
 女剣士は勢いのまま回転すると、しなやかに身をひるがえし跳躍し、陰の頭頂から一気に切り下ろす。
「ギィィィィィィィィィィ!」
 ガラスを引っ掻いたような、姿に似合った嫌悪を感じさせる硬い断末魔の悲鳴をあげ、巨体がのたうち、形を失いどろりと崩れていく。
 粘つく汚泥のようなそれは、地表に広がることもなく瞬時に染み込むように消えていき、やがて跡形もなく消滅した。

よくわからない部分は勝手にイメージして、ささっと書いてみました。
こんな感じで良いのではないかなと、文量はかなり増えるのですが。
アクションシーンに限らずですが、作者が思うほど読者はイメージできませんので、想像の手助けになる描写をクドくならない程度まで散りばめるのが良いかと思います。ハイケさんの場合は、冒頭を見る限り描写できないわけではなさそうですよね。書き急ぐ意識から、焦って話を進めたのかも知れないですね。
参考になれば幸いです。

長所。良かった点

設定や話の展開は良さそうです。
焦らず手間ひまかけて丁寧に書いていけば良くなると思います。

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元記事:ある女の話

初投稿です。
短編読み切りのオカルトです。なんとなく稚拙な印象を受けるのですがどういった点がそう感じるのか自分ではよく分からないので、皆様のお力を借りたく思います。
感想、批評等よろしくお願いします。

上記の回答(ある女の話の批評)

投稿者 田中一郎 : 0 投稿日時:

拝読しました。
ご質問が文体についてのことだったので読了せずに3Pまでですがご容赦を。

稚拙な印象を受けられるとのことですね。
おそらく最大の理由は読点の多さにあると思われます。
推敲する時のように熟読されていると、脳内で音読するような感じになると思います。そうしていただくとわかると思うのですが、読点が過剰だとたどたどしく感じませんか?
例として1Pの文章の引用と改変を並べてみます。

>>女は、殊更美人という訳ではないが、瓜実顔で、桃割れに結った髪がよく似合う、どこにでもいるようなごく平凡な茶屋の娘だった。

→女は殊更美人という訳ではないが、瓜実顔で桃割れに結った髪がよく似合う、どこにでもいるようなごく平凡な茶屋の娘だった。

読み比べられてみていかがでしょうか?
おそらくそのせいでリズムが悪く感じられるからだと思うのですが。

確かに改善の余地はありますが、稚拙というほどではないと私は思います。後は少しくどくなる傾向がありますので、その辺りですかね。
また例として1Pの文章の引用と改変を並べてみます。

>>けれど、そんな女に彼は振り向いた。彼は女の、努力家で、ひたむきに茶屋を支える姿が好きだと言ってくれた。

→けれど彼は振り向いた。努力家で、ひたむきに茶屋を支える姿が好きだと言ってくれた。

いかがでしょうか?
同じ語を繰り返して何らかの効果を狙う手法もありますが、基本的にはこのようにシンプルにするほうが読み味が良くなります。言わなくても通じるなら削ってしまえの精神ですね。

あとは「」を使用されないことや同じ語尾が続くことから、文章が変化に乏しく単調に感じられるからかも知れません。

そのぐらいですかね。
現状でもそこまで悲観されるような文ではないですよ。

長所。良かった点

純文が好きと言われるだけあって、初心とは思えないほど整った文章を書かれていると思いました。書き続けられれば恐らくすぐに上達されると思います。

良かった要素

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元記事:異世界単騎特攻

1年間半続けて書いた小説です。
つい先日完結し、友人からこのサイトの存在を教えてもらいました。
投稿している当初はほとんどコメントを貰うことができなかったので、この機会に客観的な批評を頂きたいと思い小説の批評を依頼することに決めました。
作品は異世界召喚モノではありますが、主人公の葛藤や成長を描いた物語です。
描き始めた当初は、小説を描き慣れていなかったので少し読みにくいところがあると思います。
主人公が少し感情移入しにくいキャラですが、後半になればなるほど心が成長していく事は1つの見所だと思っています。
主人公のバトルシーンは多分、他の異世界モノでは考えられないような戦いをしていると思います。
4月からは異世界モノでは無いですが、新しく小説を作ろうと思っています。
その参考になるように是非、批評をお願い致します。

上記の回答(異世界単騎特攻の批評)

投稿者 BB : 0 投稿日時:

 取り敢えず三章、で良いのか。そこまで読みましたが、まず主人公が武術を通して、肉体的な向上心を強く持って日頃から鍛錬に精を出している割には、精神的には非常に未熟、というよりクラスメイトや教師への評価を述べる際には多少なりとも侮蔑に近い、見下した様な意味合いを含んでいた様に読めました。
 更に五歳から武術を始めたとありますが、それは見様見真似でそれらしい筋トレをしているのか、それともちゃんとした人物から師事を受けた上で現在は一人で修練を積んでいるのか。
 理解の魔法を受けたクラスメイト達が、この異世界の知識を得た割には三つの石やそれを揃える為には戦わなくてはいけない等、理解の魔法はなぜ目前の重大な情報を与えてくれなかったのか。
 金城を筆頭に急激に恐らく膨大な情報を脳に直接打ち込まれた割には、すっと染み込んでそのまま会話をしているのも不可解だし、金城以外のクラスメイトが、少なくとも主人公が知覚できる範囲で何にもリアクションをしないのは不自然。あと先生が自ら行動を示さないにしても、生徒の誰一人も彼女に助けを請わないのは少々違和感があるかと。
 少し読んだだけでも、引っ掛かりを覚える部分はあります。些事と言えば些事ではありますが、文法を抜きにしても設定や展開が難しいかと。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://ncode.syosetu.com/n8458dz/

要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: 異世界単騎特攻

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元記事:「古代中世近世ナポレオン時代戦記」「ウェポンガイ」

 兵士の武装描写。一般的な作品ではあまり描写されない刀剣類と打撃武器というサブウェポンによる乱戦。騎兵の恐ろしさ。

上記の回答(「古代中世近世ナポレオン時代戦記」「ウェポンガイ」の批評)

投稿者 岸谷 : 0 投稿日時:

あらすじから非常に面白い感じがして読もうとリンク先をクリックしたのですが、表示されませんでした。ナポレオン時代を書く人というのはあまりいらっしゃらないと思うので、あらすじだけでもオリジナリティを感じさせる力は非常に良いと思います。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://plus.fm-p.jp/u/xupg45279u53gdmpu

要望 : 長所を教えてください! スレッド: 「古代中世近世ナポレオン時代戦記」「ウェポンガイ」

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元記事:ある女の話

初投稿です。
短編読み切りのオカルトです。なんとなく稚拙な印象を受けるのですがどういった点がそう感じるのか自分ではよく分からないので、皆様のお力を借りたく思います。
感想、批評等よろしくお願いします。

上記の回答(ある女の話の批評)

投稿者 田中一郎 : 0 投稿日時:

拝読しました。
ご質問が文体についてのことだったので読了せずに3Pまでですがご容赦を。

稚拙な印象を受けられるとのことですね。
おそらく最大の理由は読点の多さにあると思われます。
推敲する時のように熟読されていると、脳内で音読するような感じになると思います。そうしていただくとわかると思うのですが、読点が過剰だとたどたどしく感じませんか?
例として1Pの文章の引用と改変を並べてみます。

>>女は、殊更美人という訳ではないが、瓜実顔で、桃割れに結った髪がよく似合う、どこにでもいるようなごく平凡な茶屋の娘だった。

→女は殊更美人という訳ではないが、瓜実顔で桃割れに結った髪がよく似合う、どこにでもいるようなごく平凡な茶屋の娘だった。

読み比べられてみていかがでしょうか?
おそらくそのせいでリズムが悪く感じられるからだと思うのですが。

確かに改善の余地はありますが、稚拙というほどではないと私は思います。後は少しくどくなる傾向がありますので、その辺りですかね。
また例として1Pの文章の引用と改変を並べてみます。

>>けれど、そんな女に彼は振り向いた。彼は女の、努力家で、ひたむきに茶屋を支える姿が好きだと言ってくれた。

→けれど彼は振り向いた。努力家で、ひたむきに茶屋を支える姿が好きだと言ってくれた。

いかがでしょうか?
同じ語を繰り返して何らかの効果を狙う手法もありますが、基本的にはこのようにシンプルにするほうが読み味が良くなります。言わなくても通じるなら削ってしまえの精神ですね。

あとは「」を使用されないことや同じ語尾が続くことから、文章が変化に乏しく単調に感じられるからかも知れません。

そのぐらいですかね。
現状でもそこまで悲観されるような文ではないですよ。

小説投稿先URL(別タブが開きます)
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11548654

要望 : 欠点の指摘歓迎! スレッド: ある女の話

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