覇道の本懐の返信の返信
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スレ主 ソラナキ 投稿日時: : 0
なるほど。ではこんな感じでしょうか?
ぱちりぱちりと、燃えている。
丘の上、眼前で街が燃えている。否、街とも呼べぬ陳腐で、乱雑な集合住宅のようなものだが、それでも少年にとっては街だった。
腐って、汚く、賤いやしくて——全てが最悪な場所だったが、それでもたったひとつ、人の生きるという心だけは正しくて、輝かしいものだった。
だから、そう。
この結末を知っていながら、己のために見過ごした自分のような存在には、この上なく相応しい光景だろう。
「これで君は、死んだ存在だ。いや、正しくは死んでいるとされている、と言ったところかな?」
少年の後ろに控える、影法師のような男がそう宣う。
「……」
何も言わない。少年は何も言わず、ただひたすらに街を見る。
それは、燃える全てを己の瞳に収めようとするかのように。燃える街の全ての罪が、自分のものであるかのように。
「君は覇道を選んだ。この街の人間は、君という龍の苗床となったのだよ」
「……」
「——見たまえよ。人々は逃げ、彷徨い、迷い燃え落ち飢え狂う。まさに地獄だ。そしてこれが君という龍の、最初の餌となり得るものだ」
少年はそれを聞きつつも、手を伸ばす。眼前の街に。決して届かぬと知りながら、ひとつの覚悟を決めるため。
口を開いた。
「わかっている。わかってるさ。僕が生き残るために必要なことだった。後悔はしない」
「ふむ。で、あるならばどうするかね? この街の命を背負い、覇道を歩み潰えるか? それとも覇道に怖気づき、どこぞの農村で一生を終えるか?」
心にも思っていないだろう。誰が聞いてもそう思うような、ただの事実確認のような言葉。少年にとってもそれはわかっている。
わかっているからこそ、少年は振り返り、影法師を見た。
「どれでもないさ。第三の選択だ、魔術師」
少年は拳を握り締める。
「|俺(、)は——」
ただ、三人称と神視点が読んでもよくわからないんですよね。とりあえず登場人物が知らない情報を出すのはやめる、とかそういうのはわかったんですけれども。
物語中では燕順などにスポットを当てたいと思います。こんな感じでよろしいでしょうか?