小説のプロット相談掲示板

ふ じ た にさんの返信一覧。得点の高い順5ページ目

元記事:幼馴染に何度ふられても諦められません

最近、プロットは書けるのですが、本文を最後まで書けなくなってしまいました。
書いてるとこれ面白くないんじゃないか、とモチベーションが維持できません。
なので、プロットの段階で、面白いのか、そうじゃないのかを教えて頂いて、本文を起こすか、それとも他のプロットを起こすか決めようと思いました。
それと、本文を起こすときの注意点、こういう要素を付け足すとより良くなる、エピソードの順番を変えた方がいいなど、気軽にアドバイス頂けると嬉しいです。

上記の返信(幼馴染に何度ふられても諦められませんの返信)

投稿者 ふ じ た に : 0 投稿日時:

両方のプロットを見せていただきました。
どちらも、どうなるんだろうっていう、先が気になる展開だと思いました。
それは良い点だと思います!

さて、ここから気になる点ですが、
両方とも、これは誰向けに書かれているんだろうって思いました。

前のプロットは、少女小説向けかと思うのですが、
好きな人がとられてしまうという焦りは分かるものの、
主人公キャラが魅力的に見えるシーンが少ないのが気になりました。
自分の気持ちを押し付けるばかりで、好きな人に振り向いてもらうための努力が見えづらかったです。
あと、タイトルのコメディ風とは反対に内容はかなりシリアスです。
タイトルで釣られた方は、「思ってたんと違う」感を持ってしまうかもしれません。

後のプロットは、背景がしっかりと作られていてキャラがしっかりと立っていますね!
ただ、なろうの女性向けR18で見かける要素が多いなぁと思いました。
たぶん、みりん様はR18は狙っていないと思うんですが、
少女小説としては内容が重すぎる気がしました。

キャラの魅力を出す。
タイトルと内容を一致させる。
これに気を付ければ、プロットのもやもや感は軽減されるんじゃないでしょうか。
あと、作者の根が真面目だとシリアスに流れやすいらしいので、設定にコメディしか生まれない要素を入れるといいみたいですよ!

色々と気になる点を書いて申し訳ないです。
沢山ブーメランが刺さってます(;^ω^)
ではでは、失礼しました~。

良かった要素

ストーリー

スレッド: 幼馴染に何度ふられても諦められません

この書き込みに返信する >>

元記事:幼馴染に何度ふられても諦められません

最近、プロットは書けるのですが、本文を最後まで書けなくなってしまいました。
書いてるとこれ面白くないんじゃないか、とモチベーションが維持できません。
なので、プロットの段階で、面白いのか、そうじゃないのかを教えて頂いて、本文を起こすか、それとも他のプロットを起こすか決めようと思いました。
それと、本文を起こすときの注意点、こういう要素を付け足すとより良くなる、エピソードの順番を変えた方がいいなど、気軽にアドバイス頂けると嬉しいです。

上記の返信(幼馴染に何度ふられても諦められませんの返信)

投稿者 ふ じ た に : 0 投稿日時:

申し訳ないことに名前を上げられた作品は存じませんが、
溺愛系の糖度の高さも感じました。面白そうですね。

奴隷=R18というわけではないのは、存じてますよ~。
書き方が悪かったみたいで、誤解させて申し訳ないです。
ヒーローが他の女と付き合っているとか、他の女性と性行為をしているとか、主人公に好意がないのに無理やりやろうとしたとか、ネグレクトとか、ヒーローに重いトラウマとか、恋愛系の話にそういう要素がミックスされていると、年齢層が高めのR18のジャンルに似ていると思いました。
それを書きたいとか、あえて狙っているなら、問題ないんですけど…(^_^;)

あと、思い出したことがあったんですが、
少女小説向けで、ヒーローにも未熟さを入れて成長するような展開にしたんですが、
魅力的ではないとマイナスな意見が多かったです。
未熟だった主人公が成長するのは大丈夫でも、相手役の未熟さは魅力不足に映ってしまうみたいですね。主人公視点だと、なかなか伝えにくいんだと感じました。

ではでは、何度も失礼しました!
返信は不要ですよ~。

良かった要素

ストーリー

スレッド: 幼馴染に何度ふられても諦められません

この書き込みに返信する >>

元記事:幼馴染に何度ふられても諦められませんの返信の返信の返信の返信

やっぱり少女漫画と少女小説って違うんでしょうか。

正直漫画とアニメばっかりで、最近まともに小説読んでないんですよね。
少女小説で読んだと覚えてるタイトルは、
買い集めた伯爵と妖精、十二国記、風の王国、ヴィクトリアン・ローズ・テーラー、丘の家のミッキー、図書館で借りたなんて素敵なジャパネスク?くらいなもので汗
なろうではちょくちょく読むんですけど。

公募をする予定もなく、ただ創作が好きなだけで書いてるので汗

確かに少女小説は、少女漫画よりも恋愛以外の事件を濃く書かないと一冊にならない印象はあります。
ただ、読者対象を少女にした許容範囲問題では、少女漫画を参考にしてもなんとかなると思ってるんですけど、、、。
そもそもごっちゃにしたらダメなんでしょうか?

藤谷要さんのような複雑なミステリーを書かれる方の貴重なご意見、とても参考になりました!
ありがとうございます!

上記の返信(幼馴染に何度ふられても諦められませんの返信の返信の返信の返信の返信)

投稿者 ふ じ た に : 0 投稿日時:

うーん、一冊で完結する「恋愛が主軸」の話とするなら、
出会う前に女ったらしでも、ヒロインに出会ってから変わるのが、少女小説のような気がします。
あなたの作品は、後半まで現在進行形で「他の女性と特定」で付き合っているのが気になりました。
そのため、少女小説ではなく、読んだ作品の中で、年齢層が高めR15以上の作品に同じような展開が多かった気がしました。

気持ちは変わるものかもしれませんが、
主人公のせいで振られた他の女性が可哀想って思う読者もいるかもしれないと思うと、
デメリット回避で、付き合う前には、たまたまフリーだった。
もしくは序盤で主人公が気になるから、他の女とは別れたくらいの潔さがあったほうが無難な気がします。

あと、いっぱいこういった作品でもこういった要素を扱っているよって
教えてくれるのはありがたいんですが、
それはそもそも全体の1割なのか、
全体の9割なのか、よく分からないですし、
要素や設定などの組み合わせ次第で印象は異なると思います。
このレーベルで、こういったジャンルは大丈夫なの!?って感じる作品はたまにあるので(;^ω^)

少女小説は、中学生くらいからが対象だと思うので、
中には大人っぽい作品もあるかもしれませんが、

そもそも、あなたの作品の話をして、色んな要素が組み合わさって、年齢層が高めという印象を受けるよって話なのに、

そう感じるのは、私に潔癖という問題があると思われて、それを直接言われるとちょっと…って感じです。

ではでは失礼しました。

スレッド: 幼馴染に何度ふられても諦められません

この書き込みに返信する >>

元記事:幼馴染に何度ふられても諦められませんの返信の返信の返信の返信の返信の返信

>そもそも、あなたの作品の話をして、色んな要素が組み合わさって、年齢層が高めという印象を受けるよって話なのに、

>そう感じるのは、私に潔癖という問題があると思われて、それを直接言われるとちょっと…って感じです。

不快な思いをさせてしまい、ごめんなさいね。

どうして私が潔癖だなと思ったかというと、わざわざR18だと何度も念を押されたからですよ。

私はそもそもこの作品をご相談するとき、

>ダーク過ぎて自主規制したけど、面白さでは「幼馴染に何度振られても諦められません」よりも上かもしれない。けどヒーローが特殊すぎて一般ウケしないだろうな、と思った作品のプロットです。

と前置きしていますし、ほかの方への返信にも

>こんなヤバいプロットを立ててしまって、私はなんてやべーやつなんだと
凹んでいたので……まあ、やべーやつなことに変わりはないかもしれませんが、

と書いていますし、一回目の返信でも

>ただ拙作は、ネグレクトの子どもやヒーロー煉が女性に対して恨みを持っているなどダークな要素が多いんですよね、、

とダーク過ぎる、重すぎる内容と認めていますし、さらに

>奴隷と言い出すような男を少女向けにするという意欲はあったのですが、失敗した感じですね。やっぱり失敗ですよね。

と少女向けにしようとして失敗したと認めているにも関わらず、
重ねてR18に似ている、と念を押されてしまったので、なぜそんなにR18と騒ぎ立てられないといけないんだ!?
と混乱し、またショックを受けました。

私はもともとこの作品は年齢層高めを狙って書いていましたし、
花がなくて、表舞台に立つ話ではなく、またR18と親和性の高い奴隷要素を含んでいるのでR18で書いた方が
人気が出そう、でも本当にR18にしちゃったら、「奴隷は嫌だけど好きだから感じてしまう」とか、
「反抗的な態度だけど快楽に抵抗できないヒロインが可愛いから身体から落としてやろうとするヒーロー」とか、
どうしようもない官能まで書かないと成り立たなくなるので、(期待されてしまうので)
そういうのを書かなくていいR18にならないギリギリを狙おうというポリシーのもと、ギリギリを狙ってプロットを
立てました。

自分でもやべーなこの話は、と思いましたし、
私の目指すところのディズニー的花のある作品とは程遠い三流感の漂うチープな作風に凹んでいました。
し、それを隠してもいませんでした。

少女小説に昇華できなかったと敗北も認めていました。
(分かっていたけど、他の人がどう思うのか自信がなかったし、もしかしたら
すごく面白い点が見つかったらいいなという思いもあり相談しました)

なので藤谷要さんの2回目の返信で、

>誤解させて申し訳ないです。

特にたいして誤解していませんし、

>それを書きたいとか、あえて狙っているなら、問題ないんですけど…(^_^;)

ドン引きされている!!と焦りました。

焦った結果、「少女漫画でもこういう展開あるから大丈夫大丈夫!と思うよ! そんなに引かないで大丈夫ですよ☆」
と訳の分からないフォローをしてしまいました。
正直なろうの女性R18の作品にたいして詳しくないので、似てると言われてしまえば、
反論しちゃダメだったかもしれませんね。
(でも「がーん。よく知らないけどなろうのR18に似ているなんてショックですう」とか書かれたら
カマトトぶりっこでムカつくんじゃないかと思いますよ?)

>そもそも、あなたの作品の話をして、色んな要素が組み合わさって、年齢層が高めという印象を受けるよって話なのに、

年齢層が高めという印象を受けるよ、ではなく、
R18のやべー話になってるから気をつけなはれや、という忠告(しかも一度認めたのに念押しされた)
という話の流れでしたので、なんでそんなにR18だってことさらに強調されるのか?
と戸惑い、潔癖なため作風にドン引かれて嫌われてしまったんだなーと思った次第です。
思ったことをそのまま言ってしまったのはすみません。ご不快にさせてしまいましたね。
でも私もR18、R18と繰り返し言われてショックだったので、今回は痛み分けということで
勘弁してください。

上記の返信(幼馴染に何度ふられても諦められませんの返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信)

投稿者 ふ じ た に : 0 投稿日時:

漫画では、絵があるので、作者の意図とあまりニュアンスが違ったように受け取られないのですが、
小説では、読み手の背景によって受け取り方が異なるので、色々と配慮が必要とされると思います。
今回も、同じように感じました。
襲われそうになったと書かれていたように思うんですが、字だけだと、密室で押し倒された!?って未遂でも重く受け取る場合もご考慮してくださるとうれしいです。

R18と言われてショックを受けたと書かれていましたが、
私はR18のジャンルに投稿されている大人向けというジャンルも好きですよ。
わざわざ性描写はないけど、内容が重いので、こちらに投稿された作者様もいらっしゃいました。

自分では、中学生でも読める少女小説だと思って書いたら、
実は違ったっていうのは避けたほうがいいと私は思ってまいた。
自分の認識が違っていたら、違っていたらでいいと思うんですよ。
私がもし言われたら、私の作風は大人向けだったんだ。だからライトノベルのサイトでは、
評判が良くなかったんだな!ですむ話と思ってました。

でも、みりん様はプロットについて、そういう風に言われて悲しかったと。
傷ついたと。
ごめんなさいね。
スレを立てられたので、気になる点もお聞きしたいと思っていたんですが、
意図した内容ではなかったようで申し訳ないです。
作者様を傷つけるのが目的ではないので、
今後あなたに気になった点を送ることは控えたいと思います。

あと、私は作品の感想を伝えましたが、
個人の人格に言及されたのは、「みりん様だけ」です。
私の書き方に文句を言うのはあなたの当然の権利ですが、
痛み分けと言うのは、私も個人の人格に言及している場合だけだと思いました。

スレッド: 幼馴染に何度ふられても諦められません

この書き込みに返信する >>

元記事:幼馴染に何度ふられても諦められませんの返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信

小説家になろうに、

18歳未満の方や、性的・暴力的な描写が苦手な方などが閲覧されていることも考えられますので、R18描写については一般書籍や漫画とは異なる判断を行なっております。
一般書籍等で見られる描写であっても、小説家になろうではR18相当と判断するものもあります。

掲載作品に対してR18相当の描写があるとのご連絡を行ないます際、運営側と致しまして「その作品は官能小説である」という意図は決してなく、あくまで18歳未満の方や、R18作品の閲覧を望まない方が、意図せず刺激の強い描写を目にしてしまうことへの配慮となりますことご理解いただけますと幸いです。

とあり、判断基準として

■性交・性的接触等の描写
■性的感情を刺激する行為の直接的描写
■具体的な性器の描写
■R18相当の画像が掲載されている
■大衆向け辞典(広辞苑等)に掲載されていないアダルト用語が使用された作品
■残酷な行為についての必要以上に詳細な描写

とガイドラインに載っていて、

■性交・性的接触等の描写
■性的感情を刺激する行為の直接的描写
■残酷な行為についての必要以上に詳細な描写

私の作品は上記3点に抵触する可能性がありそうなので、R18と言われてしまったみたいです。

私の認識が甘かったです。
申し訳ありませんでした!

上記の返信(幼馴染に何度ふられても諦められませんの返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信の返信)

投稿者 ふ じ た に : 0 投稿日時:

すいません、最後の書き込みなので許してください。

あなたの投稿サイトや少女小説の認識がどのくらいか分からないので、
徐々に話を掘り下げていったつもりではあったんですが、
しつこかったようで何度も書き込みを失礼しました。
私のほうこそ、ご不快な思いをさせて本当に申し訳ございませんでした。

今回の結果、私とあなたとの話し合いの考えに、かなり隔たりがあるように感じました。
もうレスに書き込まず、不快な思いはさせませんので、ご安心ください。

ではでは、失礼しました。

スレッド: 幼馴染に何度ふられても諦められません

この書き込みに返信する >>

現在までに合計46件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全10ページ中の5ページ目。

ランダムにスレッドを表示

ワイルドハント(仮称)

投稿者 秋月散花 返信数 : 4

投稿日時:

 はじめまして。秋月散花と申します。  この度はこちらにて、プロットの相談をご依頼させていただきました。  表現の上で、倫理的に... 続きを読む >>

目的:趣味で書く

要望:一緒に作品を作って欲しいです!

カテゴリー:

極光のバベル

投稿者 七時雨こうげい 返信数 : 5

投稿日時:

新人賞公募用のプロットです。長編作品は今まで二作品仕上げていて、ジャンルはSFとスチームパンクでした。本格的なファンタジーは今回で初... 続きを読む >>

目的:趣味で書く

要望:一緒に作品を作って欲しいです!

カテゴリー:

タイトル未定 ダークヒーロー誕生話

投稿者 そらまめ 返信数 : 2

投稿日時:

自分で読み返した際にどこか陳腐に感じてしまいました。 敵である「先生」の扱いはまだ具体案はない状況です。 趣味ではありますが厳し... 続きを読む >>

目的:趣味で書く

要望:一緒に作品を作って欲しいです!

カテゴリー:

ランダムに返信を表示

元記事:絵描き少年と桃少女(仮)

どういう展開を入れたら面白くなるか、など。

上記の回答(絵描き少年と桃少女(仮)の返信)

投稿者 ふ じ た に : 1 投稿日時:

話の趣旨が恋愛ものなら、冒頭で二人が出会うシーンを描き、
「最初は同年代の少女にどう接すればいいのかわからなかった忠臣は、ひたむきな彼女に絆され、徐々に世界が色を取り戻していく。」のところで、主人公の心情の変化を丁寧に描いてヒロインにどんどん惹かれていく過程や、主人公も活躍してヒロインに好かれる過程を描けば、恋愛ものとして面白いと思いますよ。

スレッド: 絵描き少年と桃少女(仮)

カテゴリー: キャラ文芸

この書き込みに返信する >>

元記事:花男爵の遺言

はじめまして、こんにちは。カイトと申します。
今回、初めてまともにプロットを立ててみたのですが、長編を完成させたことがほとんどないため、興味を引く内容になっているかどうか気になります。

・ストーリー、キャラクターに、多少なりとも興味を引かれるか
・あらすじに破綻がないか
・その他、突っ込みどころ

教えていただけるとありがたいです。

上記の回答(花男爵の遺言の返信)

投稿者 さる・るるる : 2 投稿日時:

まずは、作者が聞きたがっている3点について
【Q】
1.ストーリー、キャラクターに、多少なりとも興味を引かれるか
2.あらすじに破綻がないか
3.その他、突っ込みどころ

【A】
1.うーん、興味を惹かないかなぁ?
だって、この話は、不倫して生まれた少女の悩みですよ。
まだ、恋愛はおろか、初恋すら経験したことがないかもしれない、
「中学生・高校生の読者」を相手に、
いきなり不倫の話をされても、共感できないと思う。
それが、どんな正当な理由だとしても、
子供まで作ってしまって、その娘が思い悩むなんて、親なら分かることです。
しかも、親子ほどの年の離れた不倫って・・・。
どんな言い訳を用意しても、読者を納得させるのは、相当、難しいでしょうね。

2.破綻しています。
とりあえず、「構成」という部分のみ、後で説明します。

3.突っ込みどころ、満載です。
作者が、何を伝えたいのか分からないので、精査することができません。悪しからず。

まずは、この物語で、作者が何が伝えたいのかが分かりません。
つまり、【テーマ】が、きちんと設定されていないのではないでしょうか?
そのため、【ログライン】という「1行の物語」を作りましょう。
そうすれば、自分が描きたいものが、自ずと見えてきます。
このログラインがうまくいかないようでしたら、物語を“盛り過ぎ”です。
その後で、【プロット】に着手すれば、物語を混乱させることなく、進められます。

物語を作るのには、幾つかのルールがあります。
よく、例えば、【主人公の問題を解決すること】とか
【主人公を成長させること】だとか、です。

このプロットを、簡潔に「おさらい」します。
とりあえず、細かい部分は、一旦、無視で。

初老の男爵のところで、働いている主人公(女性)がいます。
自分の父親が、この男爵ではないかという疑念を抱きます。
聖堂にいる母を問い詰めると、それを認めて、謝罪します。
主人公は、男爵のもとを去り、村へ帰ります。

さて、キャラクターの部分で、主人公は、
「自分の出生について悩みや不満を持っていることを
母に打ち明けられないでいる」といった【問題】が書いてあります。
実は、「主人公の悩み」とは、「何でもいい」ワケではありません。
それは、葛藤を伴う問題でなければなりません。

例えば、「ニキビが出来たから潰したい」といった悩みなら、
読者は「だったら、さっさと潰せばいいじゃん」と思うワケです。
この話も、「さっさと打ち明けろよ」と思うのです。
なぜならば、話せない【縛り】がないからです。

例えば、誰かに「母親に、自分の出生を聞こうものなら、
お前の母を殺す」となれば、そう簡単には聞けないでしょう。
自分の出生を知って母を死に追いやるのか、
それとも、出生など知らずに母と幸せに暮らすか、
こういった思い悩む選択肢を、読者に見せろ、ということです。

そして、もう一つの基本。主人公を【成長させる】というモノ。
話の流れは、母に男爵が父であることをと詰めると謝罪してそれを認め、
主人公は男爵の元を去っていきます。
これって、成長していますか?
そうは感じられず、とっても、つまらないエンディングだと感じました。
それは、主人公が、「感情」でなく、「正論」で生きているからです。

例えば、暴力反対の男が、暴漢に襲われるも、話し合いで解決しようとする。
これが「正論」です。
しかし、暴漢に切りつけられ、カッとしして、つい殴り倒してしまう。
これが「感情」です。

つまり、「考え」と「行動」が矛盾しているからこそ、人間って面白いワケで。
結局、主人公は、最後の最後まで、自分の殻を破れずじまいなのでは?
二人の大人を許すことが、成長と言えるのではないかと。
ただ、テーマが分からないので、これであっているかもしれません。
不倫への罰として、バッドエンディングが用意されているのかも。
そうなると、男爵だけではなく、自分の母親へのバッドエンディングも必要でしょう。

そして、このプロットには、蛇足とも言える部分があります。
それは、孫が、男爵のもとに『新種の薔薇の鍵は我が娘』とは何のことか?と
問おうとしたが怖くて聞けず、最後に勇気を振り絞って聞くと、
その答えを教えてくれた、という流れの部分です。
主人公の問題とは、何の脈略もないエピソードです。

古い映画ですが、「市民ケーン」という作品があります。
話は、新聞王ケーンが、「バラのつぼみ」という謎の言葉を残して死に、
新聞記者は、その言葉の意味を求めて、
生前のケーンを知る人物にあたるというモノですが、
この「一言だけ」でも、壮大な映画ができあがるのです。
この「孫」の部分は、不要なので、分離させて、もう1本別な話を作るべきでしょう。

そして、この「孫」と「主人公」には、大きな共通点があります。
それは、自分の問題を当事者に聞いて、それを当事者が答え、
問題を解決させてしまっている点です。
つまり、この二人は、物語の中で、何の「努力も、葛藤も、奮闘も」していない。
ここが、このプロットの【最大のミス】です。
自分のことは、自分で動いて、解決させましょう。

分かりやすく、恋愛モノで説明すると、
人見知りの女の子に好きな男の子が出来ます。
そこで、親友を通じて自分の思いを伝えてもらったところ
相手も好きだったことが分かり、両思いになりました。
これではダメということです。
「親友を通じて」ではなく、「自分」で。

主人公が、人見知りを直そうと、
あらゆる試みをしますが、どれも上手来ません。
それどころか、好きな人の前で大失態を犯し、絶望的になります。
しかし、自爆覚悟で告白しました。
彼は人知れず、見ていたのです。彼女の努力する姿を。
こうして、二人は両思いになりました。
こういう風に、主人公自身が動くことが必要です。

伝わったでしょうか?

そうなると、「主人公」は、「誰」と向き合わなければならないのでしょうか?
「母親」でしょうか? 「男爵」でしょうか?

読んだ感じでは「父親当て」が「クライマックス」だったので、
「男爵」と向き合う必要があります。たぶん。

プロットでは、一切、そういったエピソードがありません。
読者に、何を伝えていくのかを考え、それに適したエピソードを作り、
その過程を、分かりやすく描くのがプロットです。
つまり、「感情の変化」と「エピソード」をセットで考える。
出来事だけを、ただ並べていったのでは、物語の面白みは伝わりません。
感情が、どう変化していったのかを、記していくのがプロットです。

また、面白くない原因の一つは、
登場人物全員が、馬鹿正直で、言葉を額面通りに受け取っているということです。
人は二面性を持っています。
母親も、男爵も、なぜ、優しい嘘がつけないのでしょうか?

母に、男爵が自分の父親なのかを聞くも、否定する。
男爵本人に聞くも、否定する。
そこで主人公は、どんな結果であろうと、真実を知りたいと奔走し始める。
となれば、物語がどんどん広がります。
誰も語らないからこそ、知りたくなのが人間なのです。

だから、母を問い詰める。
やっぱり、男爵が自分の父親だった・・・。
これでは、物語が、一瞬で終わってしまう。
だから、グダグダと余計な話を作って、間延びさせている印象が否めないのです。

物語を展開させるためには、
主人公が“最初”に「考えていたこと」が、
“最後”は、大きく変わっていないとダメです。

例えば、天敵だった男子と、学園祭実行委委員会を通じて、仕方なく行動するうちに、
最後は、好きになっていく、といった感じです。
つまり、「大嫌い」だった人が、最後は「大好き」になる、という感じです。
これが主人公を「成長させる」ことです。

そのため、最初は、男爵のことを「良く」思っていたにも関わらず、
最後は「見捨てていく」では、話の作りがおかしいです。

確かに、「最初」と「最後」は変わっています。
しかし、「不倫を責める話」と「不倫を許す話」は、どちらが難しいですか?

基本は、「弱いヤツ」が「強いヤツ」に戦いを挑んで、勝つ話です。
「強いヤツ」が「弱いヤツ」と戦っても、勝つのが当たり前です。

要は、不倫を責める話は、傷に塩を塗る話です。
つまり、弱い者いじめの構図なんです。
だから、「不倫を許す話」にしなければならないのです。

あと話は変わりますが、ファンタジーにしたいになら、こういった手もあります。
「男爵」と「下女」の不倫関係だと、共感を得にくいことは確かです。
どんなに純情な恋であったとしても、
「下女」は、ふしだらな女と決めつけられてしまいます。
しかし、関係が「公妃」と「下僕」で、ひっくり返して考えたら、どうでしょうか。
公妃は身分の違いなど気にせず、
本気で人を好きになったに違いないと、誰もが思われるでしょう。
もし不倫がバレれば、皇室の大スキャンダルに発展するので、
生まれてきた子は、出生の秘密を知ることもなく「大公の子」として、
大切に育てられるていくことでしょう。

実は、コレ、あるアニメの設定です。
そして、そのことを嗅ぎつけた悪党が、
王妃を殺して、その娘と政略結婚をしようと企みます。
そのことを知った真の父親は、結婚式をブチ壊してやろうと乗り込んできます。

もちろん、悪党は、少女に、出生の秘密を明かしたりはしません。
なぜなら、それを明かせば、政略結婚がパアになってしまうからです。
そして、もう一人の男も、自分が父親だとは、絶対に名乗りません。
なぜならば、人に言えない仕事をしていたからです。
そして、少女を挟んで、「男」と「男」の対決が始まります。

この設定ならば、少女が出生の秘密に悩むことなく、
ファンタジーの世界を、十分に確立することができると思います。

ちなみに、少女の名前はクラリス、
悪党の名前はカリオストロ伯爵、間男をルパンと言います。
参考程度に、その作品を観ておいても損はありませんよ。

まとめます。
主人公を、成長させろ。(最初と最後を変わっているか?)
主人公は、大きな問題を抱え、解決させろ。(自ら解決しているか?)
主人公は、強い者へ、戦いを挑め。(面白くなっているか?)

スレッド: 花男爵の遺言

カテゴリー: ラノベ(中高生向け)

この書き込みに返信する >>

元記事:マリーゴールド

少し設定加えました。途中までしかストーリー考えてないです。

上記の回答(マリーゴールドの返信)

投稿者 サタン : 1 投稿日時:

パンデミック後の世界で人類はクローン人間を切り貼りして種を維持していて、そこに不完全ながらも不老不死の技術が生まれ、その被験者となった少女を救おうと青年(元少年)は研究を続けるも、自然主義的な勢力に襲撃されて、青年の尽力で少女は逃れるが昏睡状態となり、コールドスリープに入ることになる。
そして100年後に目覚め、末期患者の看護師として自身が生きる意味を探す。

と、いうのが要約した概要だと思うのだけど、前回も少し触れたけど、これは物語本編じゃなくて物語の前提になるバックグラウンドだと思う。
前回と比べて本編は途中どころかまったく出来てないし、本編である「100年後の世界で末期患者と不老不死のクローン体のヒューマンドラマ」を考えなきゃ、何も進んでないかなと思います。

それは私の思い違いで、最初に要約した内容が本編ですよって話であるなら、終盤で少女は「生きる意味を模索する」で終わるのだから、序盤は「生きてる意味がない」という状態で、少年とその親友との交流の中で「生きることを考え始める」と考えが変わり、終盤で「その答えを自分なりに見つけた」としないと、話が終わらないしまとまらりがなくなってしまうので、まず終盤の「生きる意味を模索する」が曖昧でオチてないと思う。
繰り返し、もし、要約した内容はバックグラウンドではなく本編ですって話なら、終盤にはどういう形であれ「回答・結論」そういったものを置いて、その逆の状態を序盤に設定し、「どういう変化で結論に至るか」を中盤でこねていくのが良いかなと思います。

やはり要約した内容は本編のバックグラウンドで、100年後に少女が目覚めたところから始まりますって事なら、そのドラマが一切書かれておらず「主人公が生きる意味を模索する話だな」ということがわかるだけなので、そしてそれは前回から変わってないので、計画とか計画の出資者とか新人類とか、そういう設定は今は考えずにドラマを作ることに専念したほうが良いと思われます。
現状出来てるのはバックグラウンドと主人公の目的(生きる意味を模索すること)だけで、そこからくるフワッとしたイメージだけですので、具体的なエピソードなどは一切ないため物語としてコメントすることができない。

でも、イメージ自体は良いと思うし、端的に言えば感動モノのヒューマンドラマで設定から「人を感動させる要素」が散りばめられているので、土台はあると思います。
だからこそ、「その要素を上手く表現できるエピソードが作れるのか?」という話で、現状その本編になるエピソードが一つもないので、イメージはあれど全然形にできてないと感じます。
まずは、100年後に目覚めた少女は最終的にどうなるのか、を考えたら良いかもしれません。
「自分なりに生きる意味をみつけた」とか「青年のように自分にも守りたいと思えるものが出来た」とか、「少女はかつて青年が望んだように不老不死から開放され救われた」とか。
要するに、少女の話の、物語の落とし所ですね。
不老不死とか出資者の家とか設定は考えないで、「最終的にこうなりました」という部分。
スタートラインは出来てるように見えるので、次はゴールが出来ないとどこを走ったら良いのかわからないで結果物語が作れないので。
残念ながら、申し訳ないけど現状はまだ物語と呼べるものは出来てないかと思います。

スレッド: マリーゴールド

カテゴリー: なろう系ラノベ(大人オタク向け)

この書き込みに返信する >>
トップページへ

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

プロットの相談をする!
タイトルは80文字以内。
キャッチコピーは35文字以内。
あらすじは20文字以上、4500文字以内。
キャラクターは20文字以上、4500文字以内
設定(世界観)は20文字以上、4500文字以内
参考作品は1000文字以内に収めてください
コメントは4500文字以内。
返信通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

小説のプロット相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ

関連コンテンツ