「郷土織こだわる雛の並びをり」の批評
春の風花さん、こんばんは。貴句、拝読いたしました。
固有名詞の知名度への不安や、固有名詞が季語
の力を弱めかねないとの不安から、
守りに入ってしまった印象を、私めは受けました。
この場合、固有名詞でも「東之湖」(とうこ)を入れる方が言葉が経済効率が
一気に跳ね上がります。私めが失敗した固有名詞「河内堅上」とは違い、
「東之湖」さんはソコソコ知名度がありますので、知らないと言ってくる
読者には「お調べください」と一蹴できる位の力あります。
・東近江(場所)
・近江上布(雛の素材、郷土織)
・雛人形作家のこだわり
東之湖とお書きになるだけで、上記の情報が全て、3音に圧縮できます。
今回は大きく句が変わりますが、私めからの添削
提案は作者コメントを活かして、
「固有名詞による作者の感動を活かす」方向です。
何とか添削の範囲内に収まっているとは思いますが、句意と違っていたら
お教えください。定型を崩して、カメラをズームアップして参ります。
・遂に来き展示会の東之湖の雛
上五は春の風花さんの好みで整えていただければと、私めは考えております。
これで、固有名詞「東之湖」が季語「雛」をさらに特別な雛として
輝かせますでしょう。展示会ですので、雛は間違い無く並んでおります。
読者に忖度する必要は無く、有名所を知らない読者には調べさせる位に
攻めて良いのではないでしょうか。
以上でございます。お目通しいただき、感謝いたします。
添削のお礼として、みつかづさんの俳句の感想を書いてください >>
滋賀県東近江市の近江上布を使用した
雛人形作家「東之湖」さん作のお雛さまが
近江商人屋敷の雛人形展で飾られてるのを見たときの
感動を詠んでみました。