俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

いや待てよ雪なら傘は置いていこ

作者 晩乃  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

お題で一句。東京は滅多に雪が降らないので、大人になった今でも心躍ります!

最新の添削

「いや待てよ雪なら傘は置いていこ」の批評

回答者 ヨミビトシラズ

「素朴な景+口語」の句。個人的には嫌いではないです(^_^)

ただ、「いや待てよ」に少し疑問。口語俳句(独り言俳句)と考えれば言葉にリアルさはあるものの、これに五音を割くくらいなら別の工夫ができる気も。

天気予報雪なら傘は置いていこ
朝起きて雪なら傘は置いていこ
明日は止む雪なら傘は置いていこ
明日は無い雪なら傘は置いていこ

「雪」の情報を調整できるのは、結構大きいと思いますよ。

……と、ここまで書いた所で慈雨さんのコメントを発見する。最終的に、慈雨さんも同じ所に目を付けたらしいですね。

私がここに目を付けたのは直感的な物だから、「なぜここがまずいのか」と言われると明確には言えないんだけど……やはり、「口語っぽさ」と「情報量」のバランスが大事なのではないかと私は思います。
「いや待てよ」は口語っぽさがあって句の雰囲気作りには役に立っていますが、情報量が不足していて景のボリュームが落ちている気がします。「あんパンに超高級バターをうっすら塗って香り付けする事に成功したけど、そこに製造コストを取られて中身のあんこの量が3分の2程度になりました」……みたいな(^o^;)

句の評価:
★★★★★

点数: 1

添削のお礼として、ヨミビトシラズさんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「いや待てよ雪なら傘は置いていこ」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

晩乃さま、こんばんは。
口語俳句、しかも感動詞から始まり、独り言をそのまま句にしたタイプですね。面白いと思います。
それにしても雪は本当に住んでいる場所によって全く捉え方が変わってきますね。 豪雪地帯の方なら詠まない句ですね。

覚悟の上かと思いますが、好き嫌いの分かれるタイプの句だとは思います(私は好きです)。
ただちょっといじりたいかも…ネタバラシは最後に&季語を立たせる、のイメージで。
・いや待てよ、傘置いていこ。だって雪
原句の方がスムーズではありますが、スムーズすぎて季語「雪」がサラッと流れてしまう感じがしたので。
またよろしくお願いいたします。

点数: 1

添削のお礼として、慈雨さんの俳句の感想を書いてください >>

「いや待てよ雪なら傘は置いていこ」の批評

回答者

句の評価:
★★★★★

晩乃さん、お早うございます!頓です!
早速にて…。
拙句「枯野」へのご鑑賞とご提案句、誠に有難うございますm(_ _)m。
仰せのとおり、十七音字でこの内容は、チト、無理がありましなぁ…。
頓だ駄句を投句してしまいましたわ、タハッ!
ご提案句、イヤー、なかなかの「力技」、佳いですなぁ…。
さて、御句、口語調の呟き?が生き生きしており、好感の持てる佳句です!
んー、晩乃節、全開ですなぁ…。
ただ、詩情感、余韻が、どうしても出せにくいかな、とも思いました。
夜を想定して、私も、真逆で保守的に?詠んでみました。
 《牡丹雪傘を畳みて闇へ踏む》
イマイチかなぁ…。
ほんのご参考程度までに…。
以上、失礼仕りましたm(_ _)m。

点数: 1

添削のお礼として、頓さんの俳句の感想を書いてください >>

「いや待てよ雪なら傘は置いていこ」の批評

回答者 あらちゃん

句の評価:
★★★★★

晩乃さんおはようございます。
「いや待てよ」は強力なフレーズですね。佳い句だと思います。
簡潔に詠むとするならば、

雪ならば傘を差さずに歩むべし

なんていうのも浮かびました。
日本の伝統的な美意識である「もののあわれ」を描写したつもりです。
よろしくお願いいたします。

点数: 1

添削のお礼として、あらちゃんさんの俳句の感想を書いてください >>

「いや待てよ雪なら傘は置いていこ」の批評

回答者 白梅

句の評価:
★★★★★

晩乃さま、お世話になっております。
いつも有難うございます。
こちらの御句、晩乃さまの新たな一面を垣間見たようで、
楽しくなりました。
口語俳句、大好き!
そうですか、首都は積雪があってもわずかですものね。
こちらは一度降ると一週間ほど残っていたりもします。

ブログも見ていただいたようで恥ずかしいけど嬉しくも
あります。見て貰うために書いているんですから、ひとりでも
多くの人に見て貰えるのは大変に有難い事なんです。
こちらの俳句道場も同じですけれど。
こちらは未だに、コメント欄を開く時にドキドキするんです。
少し慣れて何とか消化出来るようにはなりました。

最初の時、あれダメ、これダメ… 全部だめ。
最近では、「二度と読めない句」ですもの… めげました、正直。

点数: 1

添削のお礼として、白梅さんの俳句の感想を書いてください >>

「いや待てよ雪なら傘は置いていこ」の批評

回答者 鬼胡桃

句の評価:
★★★★★

あけましておめでとう御座います。本年もお願いいたします。
先に謝ります。
口が悪い様に見えてしまいますが、
句を読みまして、上五のいや待てよからどんな光景か具体的映像がイメージ出来ませんでした。
中七で傘に雪がついてる映像は見えましたが、その周りの光景の映像が出ませんでした。学校の玄関?駅前?マンションの中?みたいに。
慈雨さんのコメントにあります通り、賛否が分かれる句と思います。
[句じゃない。575のコメントだ]みたいに言われたりする可能性も感じ、私にはとても真似できそうにありません。
チャレンジだなと感じました。
話変わりますが、最近朝市をテーマにした句を数句投句予定です。一句は投句済みですので判定お願いいたします。

点数: 1

添削のお礼として、鬼胡桃さんの俳句の感想を書いてください >>

「いや待てよ雪なら傘は置いていこ」の批評

回答者 めでかや

句の評価:
★★★★★

晩乃さん、いいですね!。
いくつになっても雪が降ると嬉しいですね。
私も千葉生まれの千葉育ちなんで同じですよ。
学生時代には東北で暮したことはありますが
それでも雪には心弾みます。
また、口語もいいですね、私も好きですよ。

一点だけ気になったのは、説明っぽくて詩的でなくなって
しまったのが残念かも?。
慈雨さんの答えは最後にのご意見を取り入れつつ
口語を活かしての提案句を書かせていただきます。

・婆さんや傘はいらんぞ雪だもの

また、よろしくお願いいたします。

点数: 1

添削のお礼として、めでかやさんの俳句の感想を書いてください >>

「いや待てよ雪なら傘は置いていこ」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

晩乃さま、大変遅くなってごめんなさい。ご質問いただいていた件です。
長くなります、暇でどうしようもない時に読んでくださいm(__)m
(私も何か系統的に口語俳句を勉強したわけでもなく、多分に発展途上の認識ですのでご了承ください)

先に、前段的な話で2つ。
〇私の提案句「いや待てよ、傘置いていこ。だって雪」の三段切れについて。
(佳い句かどうかは別として)この句の三段切れはそれほど問題ではないと思っています。
なぜ三段切れが敬遠されるかというと、上五・中七・下五で映像が分散し、感動の焦点がわかりにくくなるーーというのが一番大きな理由だと思います。この句の場合、リズムは三段に切れていますが映像の分散は起きていないのでさほど問題ではないだろう、という認識です。

〇堀田季何さんのNHK俳句での解説によれば、厳密な「文語俳句」「口語俳句」というものは存在せず、あるのは「文語調の俳句」「口語調の俳句」「文語調でも口語調でもない俳句(文語口語混用or判別不能な句)」とのことです。私も概ね同意です。
便宜上、ここでは口語俳句という言い方を使わせてください。

私は、口語俳句を「話し言葉の俳句」よりもう少し広く「文語ではなく現代語で詠んだ俳句」くらいのニュアンスで捉えています。
私の過去句で例を挙げると、前者は
・初めての登山かサブレでも食うか
・かき氷のためにここまで並びます?
後者は
・天の川忘れんばうのわたしたち
・さう言へば案山子に貸したままの傘
そういう意味では、口語俳句と言ってもその範囲はかなり広く、文語俳句とグラデーションでつながっているものという認識です。
(ちなみに、歴史的仮名遣い+口語の俳句も多いです)
つづく

点数: 1

添削のお礼として、慈雨さんの俳句の感想を書いてください >>

「いや待てよ雪なら傘は置いていこ」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

つづき
〇本題です。ご質問の「口語俳句の中でなにを優先して意識しているか」。
前述のように、私の中では口語俳句は、①話し言葉をそのまま句にした俳句、②話し言葉ではないが現代語を使った俳句ーーがあります。
①なら話し言葉として自然であることは絶対ですが、②ならそれは意識しません。
どっちを選ぶかは、その句によるとしか言えませんが、やはり俳句ですので、季語が立っているか、詩があるかが一番重要だと思っています。

〇私の場合、口語俳句は良くも悪くも散文的になりやすく、サラッと読めてしまうので、そこでどう季語を生かした詩を生むか、読者の目にとまり心を打つ句にするかに頭を使います。
私の癖ですが、「語順や文法は自然だがシチュエーションが特殊」みたいな口語俳句を多く詠んでいる気がします。そこでインパクトを出すイメージで。
・遺書書いて来たのに土筆生えてゐる
・夕立を予言したので付き合おう
・花野にいました証人はいません
・さうですよ氷柱五本の家ですよ
一応、季語の選択はかなり意識しているつもりです。
ただし実力のある方はもっと上手く作っていますし、もっと良いコツを掴んでいると思います。これはあくまで私の癖ですね。。

〇文語でも口語でも、17音の世界ですので、感動の焦点を絞ることは大切だと私は思います。
晩乃さまの「いや待てよ雪なら傘は置いていこ」をより突っ込んで添削するなら、私ならば「いや待てよ」の是非を検討します。この5音によって「最初は傘を持って出ようとした」ことを示唆しているわけですが、その情報が本当に必要かどうか?
この句の感動の中心は「雪ならいっそこの身に浴びたい」という気持ちだろうと思いますので、誤解を恐れず言えば、それ以外の情報はノイズであり省略の対象だと思います。周囲が暗いほどスポットライトは輝きます。
(もちろん例外はあり、情報を畳みかける名句もあると思います)
・傘なんて置いていこうよ雪だから

『初富士だどこだ右右ほら屈め』
映像が一貫しているので、切れの多さは気になりませんでした。
ただ「初富士だ」と言っているAさんと「どこだ」と言っているBさんが混在しているのがちょっとわかりにくいかも。Bさんのセリフはカットしていいのでは。
そして「初富士」という季語が生きているかはやはり考えますね…富士山を見つけたことに感動の中心が置かれているので、「初富士だ」を「富士山だ」と無季語句にしてもあまり変わらないような気がしちゃいます。

『乗初や助手席にほら富士見える』
たしかに会話としては不自然なので、無理に話し言葉にしなくていいのでは。
あとやはり季語が生きているかは(以下略)。

長々と書いた割にあまり中身のないコメントだったような…ごめんなさい。
もっと気がついたことがあれば逆に教えてください!
またよろしくお願いいたします。

点数: 1

添削のお礼として、慈雨さんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

春嵐干したる衣痛々し

作者名 雀昭 回答数 : 7

投稿日時:

節分の福を取り込む声のする

作者名 喜子 回答数 : 3

投稿日時:

ブランコよ静かに揺れて夕焼けぬ

作者名 めいしゅうの妻 回答数 : 3

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『いや待てよ雪なら傘は置いていこ』 作者: 晩乃
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ