「こっそりと酒瓶戻す春の昼」の批評
回答者 なお
ふりさん、こんにちは。
御句拝読しました。一覧に並んでいる時から、いい句だなと思っていましたが出遅れました。
先の方々がいいコメントなさっています。こういう時は、皆さんに「いいね!」を入れて立ち去るという手もありますが、それではつまらないので(笑)、私も重複承知で書かせていただきます。
御句とてもいいのですが、少し日記っぽくなっています。なぜかというと、ご自分(いや、他のどなたかかもしれない)の行動を詠んでいるからですね。「酒瓶をそっと戻す」という。
私もそれはよくやってしまうのですが、俳句は動作ではなく、状態を詠むように心がけたほうがいいようです。
かぬまっこさんのご提案句
「こつそりと戻す酒瓶春の昼」
であれば、句の中心は、酒瓶を戻す動作ではなく、戻された酒瓶という「物」を詠むことになります。この方が評価が高くなるようですよ。
と、ここまで、重複と思いながら書くのは、私も勉強になるからです。
ふりさん、一緒に頑張りましょう!
点数: 1
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春昼でもう一つ詠んでみました。
酒好きな父の句です。
湯呑みに酒を入れ、瓶をこっそり戻しシレッとしているのですが、
昼間から赤ら顔で結局、母にバレて叱られる…というパターンです(笑)
それでも水だ!と言い張る往生際の悪い父です^^;