俳句添削道場(投句と批評)

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底冷えの底を這う音室外機

作者 田上南郷  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

身の回りの道具や機械をつかった俳句づくりにも取り組んでいます。
これまで「モップ」「洗濯機」「ストーブ」でつくりましたが、今回は
空調の室外機です。底冷えの朝室外機の音を確認したところ「重低音」という感じでした。おそらく、夏でも冬でも音自体は変わらないとおもいますが、今の季節室外機の音が「地を這っている」ように感じました。
よろしくお願いします。

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「底冷えの底を這う音室外機」の批評

回答者 ヨミビトシラズ

「底冷えの底を這う音」という表現にとても強い感銘を受けたが、この句は非常に惜しい句だと思う。「底冷えの底を這う音」という表現と「室外機」の語を比較すると、存在感やインパクトがあるのは圧倒的に前者の方なので、可能なら語順は「室外機」→「底冷えの底を這う音」としたい。

ファンの音底冷えのまた底を這い

「ファン」と言うと、室外機以外にも扇風機や換気扇などが考えられる。しかし、「底冷え」は屋内よりも野外の印象が強く、「底冷えの底を這う音」は「重低音」と読まれる可能性が高いと思われるので、それなりの数の読み手が「ファン+野外+重低音=室外機」と読んでくれる事は期待できる。

なお、確実性を重視するなら、

室外機音は底冷えの底を這い
室外機音は底冷えのまた底を

として、音(おと)を音(ね)と圧縮して読ませれば、ギリギリで音数は何とかなる。ちょっと苦しいが……

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「底冷えの底を這う音室外機」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

室外機の音を「地を這う」と受け取る感覚や、「底冷えの底を這う」という言語感覚はなんか雰囲気があって良いですね。

◆中七の後で一旦切れているのに「室外機」という同じものを言っているという句形が、句の邪魔をしている感じがあります。
◆上五中七がすべて「室外機」の説明として先に出てくる形。季語「底冷え」があまり立ってきてないと感じます。

上にも書きましたが、「室外機の音が底冷えの底を這う音ですよ」という感覚は良いと思うのですが、言いたいことを全部入れて十七音に収めると説明的になるよ、というパターンだと思います。

たとえば字余りでも助詞を補って、

・室外機の音底冷えの底を這う

あるいは何かを省略して、

・底冷を這う音として室外機
・底冷や室外機いま底を這う

点数: 2

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「底冷えの底を這う音室外機」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

田上南郷さま、こんにちは。
おお、とても詩的な捉え方ですね。うっとりしました。

パッと見て、中七をやで切って「音」を詠嘆してもいいのかなと感じました。句の雰囲気的に歴史的仮名遣いが合うかな?
・底冷えの底這ふ音や室外機

ただやはり、季語よりも室外機が主役という感じですね。「底冷えの底」「音が這う」という詩的表現×2のインパクトが強いので…。
・底冷えの底を鳴りたる室外機
・底冷えの底がうがうと室外機
・室外機いま底冷えの底を鳴る
うーん、どうですかね。一応置かせてくださいm(__)m
またよろしくお願いいたします。

点数: 2

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「底冷えの底を這う音室外機」の批評

回答者 あらちゃん

句の評価:
★★★★★

田上南郷さまこんにちは。
底冷えと室外機という取り合わせ面白いですね。
季語を立たせる案もありますよ。
例えば上五字余りにして、

室外機の地を這ふ音や底冷えて

なんていうのもありかと思います。
よろしくお願いいたします。

点数: 2

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添削対象の句『底冷えの底を這う音室外機』 作者: 田上南郷
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