「底冷えの底を這う音室外機」の批評
回答者 ヨミビトシラズ
「底冷えの底を這う音」という表現にとても強い感銘を受けたが、この句は非常に惜しい句だと思う。「底冷えの底を這う音」という表現と「室外機」の語を比較すると、存在感やインパクトがあるのは圧倒的に前者の方なので、可能なら語順は「室外機」→「底冷えの底を這う音」としたい。
ファンの音底冷えのまた底を這い
「ファン」と言うと、室外機以外にも扇風機や換気扇などが考えられる。しかし、「底冷え」は屋内よりも野外の印象が強く、「底冷えの底を這う音」は「重低音」と読まれる可能性が高いと思われるので、それなりの数の読み手が「ファン+野外+重低音=室外機」と読んでくれる事は期待できる。
なお、確実性を重視するなら、
室外機音は底冷えの底を這い
室外機音は底冷えのまた底を
として、音(おと)を音(ね)と圧縮して読ませれば、ギリギリで音数は何とかなる。ちょっと苦しいが……
点数: 1
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身の回りの道具や機械をつかった俳句づくりにも取り組んでいます。
これまで「モップ」「洗濯機」「ストーブ」でつくりましたが、今回は
空調の室外機です。底冷えの朝室外機の音を確認したところ「重低音」という感じでした。おそらく、夏でも冬でも音自体は変わらないとおもいますが、今の季節室外機の音が「地を這っている」ように感じました。
よろしくお願いします。