「藤の花昭和閉じこむ純喫茶」の批評
回答者 慈雨
春の風花さま、こんにちは。
何とも味わい深い、佳い句ですね。
「昭和のにほふ」も良いですが、割とよく見かける表現なので、チャレンジの意味で私は「昭和閉ぢこむ」を推したいです!
「閉ぢこむ」で、その喫茶店の中だけが昭和の雰囲気になっているような特別な空間という感じがしていいなと思いました。
ただ、「閉ぢこむ」は終止形。このままですと「藤の花/昭和閉ぢこむ/純喫茶」という三段切れ、または「藤の花(が)昭和閉ぢこむ」という形になってしまっているような気がします。
「閉ぢこむ」は「純喫茶」に掛かるわけですから、連体形「閉ぢこむる」が正しいのかなと。
いっそ破調で、
・藤かをる喫茶昭和を閉ぢこみて
うーん、なかなか苦しいですね(汗)。
失礼しました。
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彦根城に行き立ち寄った喫茶店、70代の素的なマスターとお洒落な奥様
とても雰囲気のいいお店でした。
「昭和閉ぢこむ」がどうなのか・・・「昭和のにほふ」か迷いました。