俳句添削道場(投句と批評)

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仏壇の奥仄暗き昼炬燵

作者 鈴蘭  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

真昼間から炬燵に入って仏壇を眺めています。昼炬燵を「昼に炬燵に入る行為」ととらえて一物仕立てを試みましたが、いかがでしょうか。鑑賞・ご意見、よろしくお願いします。

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「仏壇の奥仄暗き昼炬燵」の批評

回答者 ヒッチ俳句

こんばんは。
再訪です。
さっそくに返信をありがとうございました。
今、自分のコメントを読み返しまして、
季語の「思い込み」のくだりが嫌味に取られはしないかと大変気になりました。
鈴蘭さんでも間違うことがあるんだから、私レベルの人間の間違いなんて当たり前だ。とほっとしていることが言いたかったのですが。
お気を悪くされたのではと心配です。
すみませんでした。

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★★★★★

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「仏壇の奥仄暗き昼炬燵」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

◆初読ではちょっと迷った上で、「仏壇の奥仄暗き昼/炬燵」と、昼の後に切れがある形で読みました。
 「仄暗き」は連体形で、直後に名詞があればつながるかたち。その上で「昼炬燵」という五音の単語では句中に切れがない形になってしまい、読みが気になったからです。
 実際、「仏壇の奥仄暗き昼/炬燵」で、リズムは悪いですが取り合わせとして全く破綻していないので・・・

で、コメントを読んで驚きました。
◆「昼炬燵」と読ませて句を一物仕立てとしている、とのことですが、「仏壇」と「炬燵」は私の知識では別の物体です。この句を「炬燵の一物仕立て」とは思えませんね・・・
 私が知らないだけで、仏壇が炬燵の一部になっている文化がある(炬燵の中や上に仏壇がある)というわけではないですよね?
◆もしかして「仏壇の奥のように仄暗い昼炬燵である」という意味の比喩で、暗喩にしたのでしょうか?
 でもこの句形では暗喩にも見えず・・

◆・・ここでふと思ったのですが、もしかして「一句一章」という意味で「一物仕立て」と言ってませんか?

といろいろ考えながら提案句です。

・仏壇の暗きを昼の炬燵より

点数: 1

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「仏壇の奥仄暗き昼炬燵」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

鈴蘭さま、こんばんは。
御句拝読しました。炬燵から覗く仏壇の奥、日常の何気ない1シーンでありながら感慨深い一句ですね。

一物仕立て…ですかね?季語以外のもの(仏壇)も描写しているため、一物仕立てと取り合わせの中間のような印象を持ちました。
NHK俳句で堀田季何さんはこういうタイプの句を「一物仕立てとも取り合わせともとれる」と解説してた気がします。夏井先生はまたちょっと違った解説をされてたり、色々なのかもしれませんね。

気になったのは、少し山本山っぽいところです。仄暗いのが仏壇なのか、炬燵なのか。中七がどちらに掛かっているのかわかりづらい気がしました。
作者としては、コメントにあるように「昼炬燵というのは昼に炬燵に入る『行為』のこと。行為が仄暗いはずがないので、中七は上五に掛かるのはわかるはず」ということなのだと思いますが、やはり読者としてはわかりにくいです。
(「昼炬燵」の言葉の定義もそれでいいのか、ネットで調べても確たるものが見つけられませんでした)
・仄暗き仏壇の奥昼炬燵
ではダメですかね…?
これだと完全に取り合わせの形になりますが、意味は通じやすいかと思いました。「奥昼炬燵」となってしまい読みづらいですが。。

またよろしくお願いします。

点数: 1

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「仏壇の奥仄暗き昼炬燵」の批評

回答者 いるか

句の評価:
★★★★★

鈴蘭さん、こんにちは

御句拝読しました
ぱっと読んで昼炬燵は造語としてもなんとなく意味はつかめました
ただ、やはり本句の工夫した部分であろう「仄暗き」が気になりますね
どうしても形として後に名詞をくっつける形のように読めるので「仏壇の奥/仄暗き昼炬燵」のようにもとれてしまうように思えます
ここは素直に切った方が良いかなぁ、という印象です
 仏壇の奥仄暗し昼炬燵

今後ともよろしくお願いします

点数: 1

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「仏壇の奥仄暗き昼炬燵」の批評

回答者

句の評価:
★★★★★

鈴蘭さん、お早うございます!
頓です!
早速にて…。
御句の「昼炬燵」の造語には、少し無理があるかと思います。
お仏壇から「奥」を除き、昼を「仏壇」に掛ければ、真昼から炬燵に入っていることが分かると思います。その視点からの提案句です。 
  《炬燵入り昼の仏壇仄暗し》
 駄句ですが、句意は違えてはいないかと思います。
朝晩、お仏壇に礼拝しておりますので、灯や蝋燭をつけない限り、昼でもお仏壇は、仄かに暗く観えるかと思います。
以上、失礼致しましたm(_ _)m。

点数: 1

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「仏壇の奥仄暗き昼炬燵」の批評

回答者 めい

句の評価:
★★★★★

鈴蘭様。勉強させていただきます。
御句読ませていただきました。
初読、ホラーか?と感じました。そんなタイトルの映画ありましたよね?
仄暗い仏壇と真昼間の炬燵の対比が面白いです。また、作者は仏壇を見ているけれど、仏壇もまた、作者を見つめているようで、哲学的にも感じました。楽しめる一句です。私は、好きです。一物か取り合わせかについては、私は、対比と感じたので。。
。🙏🙇‍♀️

点数: 1

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「仏壇の奥仄暗き昼炬燵」の批評

回答者 ヒッチ俳句

句の評価:
★★★★★

こんばんは。
いつもありがとうございます。
御句拝見致しました。
御句に対する批評と解説はイサクさんや慈雨さんにお任せすると致しまして、、、
私は季語「炬燵」(冬)に思いましたこと、コメントさせて頂きます。
鈴蘭さんでも思い込みがあるんですね。
「昼炬燵」を季語だと思ったとは、、、
それは置くとして、
本句は、一物仕立てとして詠まれたとのことですが、私には初読、何の一物をお詠みなのかが分かりませんでした。
炬燵の描写は「昼」のみ(これを描写と言うか?)、仏壇の描写は、奥が仄暗いとされています。さて、これは仏壇の一物?
と思いました。
作者は冬の昼に炬燵に座り、向かいにある仏壇の奥を眺めている。そこには何があるのか、ご両親の位牌か?
作者にとってはご両親との邂逅のひとときであったのであろうか。
そんなことを勝手に思いました。
季語の話に戻って、冬の季語「炬燵」はその子季語を含め皆、炬燵の形状やその状態を示すものばかりです。唯一「春炬燵」のみ、春の季語ではあるのですが、春と言う時候が付いています。これは当然ですが、「春の炬燵」の(の)が省略されているものと思います。
御句の「昼炬燵」も、その点「炬燵」に「昼」と言う時間の付いた季語っぽい言葉だなあと思いました。「昼の炬燵」。
ただ「春炬燵」には春だからこその炬燵。
朝、昼、夜のなかで「昼」にそれだけの特別感があるかは、、、ないかなあ。
毎回取り留めの無いコメントで申し訳なく思います。すみません。
今回はお詫びに一句置いて帰ります。

昼の炬燵より見ゆ厨子の仄暗し

またよろしくお願いいたします。

点数: 1

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