俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

亡き友の声に聞こえし除夜の鐘

作者 東野 宗孝  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

いつも、丁寧な添削をして頂きありがとうございます。

年末になると、一年を振り返るだけでなく、自然とこれまでの人生が思い出されて振り返ります。
また、喪中葉書が届きますから、尚更です。

そんな事を考えていると、耳に残っている亡き友の声が思い出され、それと除夜の鐘が重なって、同じ様に聞こえる。
そんな情景を詠んでみました。

最新の添削

「亡き友の声に聞こえし除夜の鐘」の批評

回答者

東野様、今日は!初めまして?頓と申します。宜しくお願いします。
早速にて…。
除夜の鐘の音が、亡きご友人の声に聞こえる、というのは、私の乏しい感性からしますと、全く以って、不自然であります。
普通にお考えてください。そもそも、除夜の鐘の音と人の声に、音としての共通性、見出せますかな?
この極めて不自然な状況を脱するには、自然体お詠みになる以外ありません!
つまり、除夜の鐘を聞いていたら、亡き友のことを思い出し、偲ぶのであった(ある)とするのが自然ではないでしょうか?
◎胸響く亡き友偲ぶ除夜の鐘
駄句ですが、かような状況が自然ではないでしょうか?
表現の自由がありますから、東野様がいかようにお詠みなるかは、ご自由です。その一方で、読者の理解が得られることも同時に求められるものかと思います。
俳句も文芸ですから、そこには虚構・虚飾が当然ありましょう。しかし、その虚構・虚飾は、事実の積み上げに裏付けられたものでなければなりません!
ふと気付くことも大切でしょうが、単なる思い付きでは、裏付けがありません。
今一度、原点に立ち返って、再考、推敲されることお勧め致します。
失礼致しましたm(_ _)m。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

添削のお礼として、頓さんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「亡き友の声に聞こえし除夜の鐘」の批評

回答者 負乗

句の評価:
★★★★★

東野さん、初めまして🙂

 私も、訃報は身近にいつもありますが、まあ、年上の人ばかりです。友人の死は悲しいですね…同級生が逝く前に、お先に…🫡、としたいところですが、私はしぶといので、どうなりますかね…

「亡き友の声聞こえたり除夜の鐘」

とかでも…

宜しくお願いします🙇

点数: 2

添削のお礼として、負乗さんの俳句の感想を書いてください >>

「亡き友の声に聞こえし除夜の鐘」の批評

回答者 あらちゃん

句の評価:
★★★★★

東野宗孝さんこんにちは。
御句の場合ですと、やはり亡くなったという事実を描写したいですね。

除夜の鐘逝きたる友の声と聴き

よろしくお願いいたします。

点数: 2

添削のお礼として、あらちゃんさんの俳句の感想を書いてください >>

「亡き友の声に聞こえし除夜の鐘」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

東野宗孝さん、こんにちは。
御句拝読しました。しんみりした句ですねー。私はまだ、あまり友だちの死去の葉書は受け取ったことがなく、親戚のおじおば、あるいは友だちの親御さんの死去の知らせです。そのうち、友人本人の死去の知らせが、配偶者さんとか、お子さんとかから来るのでしょうね。悲しいなぁ…。

御句、このままいただこうかと思いましたが、中七で、「聞こえし」と過去形になさっていますね。私は、いま、除夜の鐘を聴きながらお友だちの声を思い出している、と現在形にしたいと思いました。

・亡き友の声と聞こゆる除夜の鐘

よろしくお願いします。

点数: 1

添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>

「亡き友の声に聞こえし除夜の鐘」の批評

回答者 独楽爺

句の評価:
★★★★★

今晩は。

一読し、亡き友の声に除夜の鐘が聞こえるという意味に取れてしまい、不自然な気がします。あくまでも除夜の鐘が現実の音として聞こえ、そのなかに亡き友の声が聞こえる(ような気が擦る)ではないかなと思います。

鐘と来れば聞こえるは当たり前ですので省略し、そこに声を描写する措辞を加えるのが良いのではと思います。

"亡き友の声の微かや除夜の鐘

よろしく。

点数: 1

添削のお礼として、独楽爺さんの俳句の感想を書いてください >>

「亡き友の声に聞こえし除夜の鐘」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

東野宗孝さん、こんにちは。
再訪です。
私のコメントに、お礼返信ありがとうございました。
ただ、同じものが四つも届いています。
おそらく、一度「書き込みする」を押したのに、すぐに動きがないと、再度押したのではと思います。
そうすると重複してしまうようです。
一旦「書き込みする!」を押したら、しばらく待つと、画面の上部に緑色の帯が出てくると思いますが、そうしたら送信完了です。
よろしくお願いします。

点数: 1

添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>

「亡き友の声に聞こえし除夜の鐘」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

私は俳句で「亡き」という説明はあまり使わないようにしています。これはとても強い言葉で、読み手の気持ちが誘導されてしまい、俳句としてイマイチになりがちなため(孫俳句の「孫」と似ているかもしれません)

もちろん、故人を偲ぶ気持ちを否定するものではありません。
この句なら、「亡き」という説明をせずに「この友人は亡くなったのかもしれない」と思わせることはできると思います。断定できなくても「遠くにいる友の声を思う」という解釈でも充分ではないかと

・友の声聞こえるように除夜の鐘

点数: 1

添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

芯がある奴と言われて秋扇

作者名 いなだはまち 回答数 : 1

投稿日時:

炎天下真っ赤なトマト庭の畑

作者名 天心 舞 回答数 : 3

投稿日時:

運動会子を見る親は声高かし

作者名 回答数 : 1

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『亡き友の声に聞こえし除夜の鐘』 作者: 東野 宗孝
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ