「秋時雨長柄の傘をたたみけり」の批評
回答者 辻 基倫子
なお様
御句、傘を畳むしぐさを思わせ、誰が傘に入っていたのか想像できる趣深い句ですね。「長柄の傘」と「秋時雨」の取り合わせから、私は、貴人に傘をさしかけている風流な物語世界を思いました。すてきな句ですね。
また、拙句の「故人の句」についてのとても参考になるコメントをありがとうございました。また、提案句も沢山考えてくださって勉強になりました。「冴ゆ」が季語として生きていない、ということや、故人、という言葉がよそよそしい感じがする、というご指摘、なるほど、確かに!!と思いました。
亡くなった方は、実は友ではなく、私が勝手に憧れているだけの方なのです。最期の一句までとても斬新な工夫がある句を出されていた、その感動と、なお様に教えていただいたことをふまえて、また作り直します。ありがとうございました。
点数: 1
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こんにちは。前句「ここ旨いでも次行こう芋煮会」にはたくさんのコメントおよびご提案句を有難うございました!
皆さんの読み通り、天気のいい休日、広場にたくさんのテントが出て芋煮会が開催されており、それぞれの違う味を楽しめる、ハシゴ鍋という趣向です。
最初にあらちゃんさんからグサッとくるご提案をいただきまして、もう、「なんも言えねえ!」状態でした(感謝です!)。
本句はお題で。長柄(ながえ)の傘を使いたかったです。日傘や折り畳み傘との違いが出ますでしょうか?また、「秋時雨って雨でしょう?なぜたたむのよ?」ということになってしまうでしょうか?また、最後の「けり」の使い方は正しいでしょうか?
ご意見よろしくお願いします。