俳句添削道場(投句と批評)

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鐘の音に歓呼遠のく秋の暮

作者  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

何時もどおりの夕刻。外から聞こえる「音」のみの情景を詠みました。

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「鐘の音に歓呼遠のく秋の暮」の批評

回答者 こま爺

こんばんは。

*チャイム鳴る児童去りつつ秋の暮

説明かどうかという問題ですね。やはり説明でしょうね。

「チャイムなる」と「児童去る」この二つの文章間の意味の関係を考えて見ます。

「チャイムがなると帰らなければならない。だから帰ったのね」とその理由と結果を誰もが読めてしまいます。そこに驚きも感動もなく「ああそうですね」と受け止めておしまいということになります。

読者かが「ええ、何故、どうなるの」とおどろいたり想像したりする余地がないわけです。

こうしたらどうでしょうか。
*チャイム鳴り児童沈黙秋の暮

この場合だと「沈黙って何故、その後どうなったの」と読者の想像の余地が生まれる思います。だから少しは改善されるのではないでしょうか。

避けるべきは、
前提を述べる文章:ある事が成り立つための前置きとなる条件を述べる。「就職には修士号を―とする。
因果を述べる文章:雨が降ったらお店の来店客が減る 。
理由を述べる文章:物事がそのようになったわけはかくかくしかじか。

こうやって鋭く要点に踏み込まれる人そう多くは無いと思います。かなりゴールが近いと期待します。僭越ながら。

今後ともよろしく。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「鐘の音に歓呼遠のく秋の暮」の批評

回答者 ヒッチ俳句

句の評価:
★★★★★

こんばんは。
他の方の句の鑑賞と言い、ご自身の作句と言い頑張っておられますね。頭が下がります。
御句読ませて頂きました。
「鐘の音に」は、音数からして
「かねのねに」と読みますね。
これを「かねのおとに」とわざわざ読んで字余りとするのは少し野暮ですね。
しかしこの句においての用法としては「ね」と読ませるのは間違いかと思います。
「音(おと)」と「音色(ねいろ)」は意味が異なります。御句の場合は「おと」でしょうね。
それはともかく、
「音の情景のみを詠みました」とありますが、句を見ますと、
「鐘の音に」と「歓呼遠のく」と二つの事を書かれております。これでは作者が、鐘の音に秋の暮れを感じたのか?
歓呼が遠のいたことに秋の暮れを感じたのか?分かりにくくなっております。
その辺を整理されては如何でしょうか。
よろしくお願い致します。

点数: 4

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「鐘の音に歓呼遠のく秋の暮」の批評

回答者 あらちゃん

句の評価:
★★★★★

不尽様こんばんは。
音だけを詠まれた句なんですね。
チャレンジなさいましたね。
ただ、中七の意味が分かりかねました。
私の場合ですと、

日の暮れて秋めくものに鐘の音

なんてのを詠んでしまいます。
これは添削ではありませんよ。

点数: 1

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「鐘の音に歓呼遠のく秋の暮」の批評

回答者 竜虎

句の評価:
★★★★★

不尽様 こんばんは
お世話になります。
上五を字余りにしたのはあえてでしょうね。
歓喜はどうなんでしょう、意味不明?
添削ではなく
私が前に詠んだ句を
チャイム鳴る下校の知らせ柿紅葉
よろしくお願いします。

点数: 1

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「鐘の音に歓呼遠のく秋の暮」の批評

回答者 めい

句の評価:
★★★★★

不尽さま。お世話になります。
歓呼遠のくが、よくわかりませんでした。
児童らが、帰宅してゆくということですね?

●弾む声下校チャイムや秋の夕
学校が終わり、児童らが、わーと出てくる景をよみました。
よろしくお願いします。🙇‍♀️

点数: 1

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「鐘の音に歓呼遠のく秋の暮」の批評

回答者 竜虎

句の評価:
★★★★★

不尽様 おはようごうざいます。
お世話になります。
御句
鐘の音(かねのね)でしたね。失礼しました。
ただ歓呼遠のくはその時の情景なのでしょうけれど、それを詠まずに読み手に想像してもらう方が良いように思います。
よろしくお願いいたします。

点数: 1

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「鐘の音に歓呼遠のく秋の暮」の批評

回答者 こま爺

句の評価:
★★★★★

お早うございます。
鐘の音と秋の暮のを響かせる子とで雰囲気は醸していると思います。やはり、竜虎さんのコメントにもあるように歓喜遠のくは詠みての感覚なので、要推敲だと思います。さよならの鐘を耳にする子供の表情を描くのはいかがでしょうか。
*鐘の音に笑顔薄れつ秋の暮れ

点数: 1

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「鐘の音に歓呼遠のく秋の暮」の批評

回答者 竜虎

句の評価:
★★★★★

不尽様 おはようごうざいます。
お世話になります。
拙句の温泉のコメントありがとうございます。
共感いただいありがとうございます。
まだまだです。
またよろしくお願いいたします。

点数: 1

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「鐘の音に歓呼遠のく秋の暮」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

「歓呼消へつと粛なりし秋の暮れ」
「歓呼消ゆつと粛なりし秋の暮れ」
の推敲句ですね。

◆具体的な「鐘」の音、具体的な「歓呼」の声がそれぞれわかりません。
 特に「歓呼」は、前の句で私やなお(じい)様が子の声とわかりにくいと伝えているのですが、読者に理解させようという工夫が増えておらず、残念です。

◆「鐘」という単語は、教会の鐘や寺院の梵鐘の鐘など、実際に存在する「鐘」の音を想像させます。
 現代では時刻を知らせる「鐘」はあまり使われていないと思います(私の田舎では昔、夕刻に鳴らす寺がありましたが、うるさいというクレームが入ってやめてしまいました)。なので、「時刻を知らせる音」という意味で「鐘の音」と入れても伝わりにくい気がします。
 有線放送で流れる「チャイム・音楽・報せ」ならば、それと解るように書いた方が良いと思います。
 ちなみに「鐘」と言えば「音」という説明が不要こともあります。「チャイムの鐘」という言い方もありますね。

◆「遠のく」
 移動の意味が入ります。「自分が歓呼から離れて動く」か、「歓呼を出している人が【そのまま】声を出しながら離れて動く」か、がまず頭に浮かびます。
 御句は後者に近い意味ですが【そのまま】ではなさそう。「遠のく」は推敲の余地がありそうです。

◆「コト俳句」(出来事を説明する俳句)
 不尽様は「○○が○○した」という出来事の俳句を作ることが多いです。
 (チャイムが鳴って、子が帰った)(夕化粧が他の草よりも映えて見えた)(雑草が踏まれても立っていた)などですね。
 「コト俳句」はどうしても出来事の報告のため、説明的になりがちです。

 以前の句では、不尽様の「ちちろ近づくごとく」の句。句意はコト俳句ですが、上五は切れを入れて上手く足し算が出来ていて、後半は不尽様の感覚の描写に徹することができており、「モノ俳句」(モノを描写する俳句)に近づいていて、報告感が感じられません。
 この句程度に要素を削れればよいのですが・・

提案句は前にも出したので割愛します。

点数: 1

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「鐘の音に歓呼遠のく秋の暮」の批評

回答者 餡ころ餅

句の評価:
★★★★★

こんばんは。
歓呼遠のくの意味を想像しましたが、出兵兵士を送る場面が浮かんで来ました。歓呼は何を意味しているのかが解りませんでした。

点数: 0

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