「からつぽの空に点々渡り鳥」の批評
回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
御句。イサクさんのおっしゃる通り、「に」が気になるのと、「点々」渡り鳥の季語に含まれていそうな説明っぽい感じがするので、「からつぽの空を渡り鳥」で十分同じ景が出てくるような気もします。だとすれば、あとは何をしましょう。少し遊びましょうか、踊り字などを使って。
からつぽの空鳥渡るるゝゝゝゝ
点数: 1
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作者 ヒッチ俳句 投稿日
回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
御句。イサクさんのおっしゃる通り、「に」が気になるのと、「点々」渡り鳥の季語に含まれていそうな説明っぽい感じがするので、「からつぽの空を渡り鳥」で十分同じ景が出てくるような気もします。だとすれば、あとは何をしましょう。少し遊びましょうか、踊り字などを使って。
からつぽの空鳥渡るるゝゝゝゝ
点数: 1
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回答者 イサク
こんばんは。
「からっぽの空」は詩の言葉ですね。
ところが、「点々」の言い切りで季語のことを説明したかのようになっています。
描写とも比喩とも言い難い表現になってしまったのがもったいないですね。実感なのだとは思いますが・・
「空に」の助詞「に」も説明臭さを出してしまった気はします。
・空っぽの空点々と渡り鳥
・空っぽの空点描の渡り鳥
点数: 2
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回答者 こま爺
こんにちは。
良いですね。空の高い広い情景から渡り鳥一瞬の光景に、下五の渡り鳥がくるまでは何のことと想像せる、
欲を言うと点々の他に更に何か詩的な措辞は?
類語辞典から「まだら」を選びました。空っぽの空とより響くかも。
"からつぽの空のまだらや渡り鳥
ご参考までに。
点数: 1
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回答者 めい
ヒッチ様。お世話になります。
御句拝読いたしました。からつぽの空をカンバスに見立てました。
カンバスの空点々と渡り鳥
類想ぽいですが、ご勘弁を。🙏
点数: 1
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回答者 慈雨
ヒッチ俳句さま、こんにちは。
拙句「ケロイドに~」へのコメントをありがとうございました。内容への共感を書いてくださり、ありがとうございます。
以下、長々と言い訳します(笑)。
・ケロイドは比喩と言うか観念として使った感じですね。迷いましたが、今回の受賞の趣旨として核兵器の非人道性の告発があったかと受け止め、敢えて生々しい表現を使ってみました。
ただ私が第三者として見たとしたらやはりこの表現は引っかかると思います(;・∀・)
・鶴は冬の季語ですがやはり観念的な使い方なので、秋の季語を合わせるかはやはり迷いました。
冬を表現したかったわけではないので、場合によっては無季俳句として鑑賞されてもいいのかな…とも思ったり。
・「光へと」は、2017年にICANがノーベル平和賞を受賞した時のサーロー節子さんのスピーチから引用しました。ただやはり俳句で使うと抽象的になってしまいますね。
・作句したのがAM1:30頃で、その日のうちに詠みたかったのですが、目も虚ろな状態で作ったので、まさに推敲不足です(笑)。諸々ありがとうございました!
さて、御句拝読しました。お、からっぽシリーズですか!
「からつぽの空」がいいですね。「晴れ渡った爽やかな空」とも「何もない、寂しい空」とも受け取れますし、空が作者の心情とリンクしていることも想像できます。
(私はどちらかと言うと後者を浮かべましたが、コメントを見ると前者でしょうか)
「に」より「を」の方が動的な感じがするかなと思い、
・からつぽの空を点々渡り鳥
と考えましたが、先の皆様の提案句それぞれ佳いですね。
「空っぽ」と漢字表記にすると「空」で視覚的な韻が生まれますね。どちらがいいか…。
またよろしくお願いします!
点数: 1
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回答者 鈴蘭
こんにちは、拙句へのコメントありがとうございました。御礼のみにて失礼します。
知らないとわからない句なのはその通りですね…。マイナーなものを入れ込むときは、伝わらないことを一定以上覚悟せねばならないというところでしょうね。説明までするのは俳句的にまずいというか、字数も足りないのでそこはエイヤで通しました。大王松を使った以上もうしょうがない。知らない行事、知らない草花、いずれもやむを得ないと自分は考えております。
状態か動作か、やはり迷わせてしまいますね…。句意としては松全体寄りです。松が髪をふぁさ~っと解いて立っている、そんな印象のつもりでした。「解く」を現在系にしたのも一因かもしれません。でも「解きし」もうまくはまらず、悩みました。
「梳く」、「ほどく」、良いですね、思いつきませんでした。直球の比喩で遊ぶのもありですね。風を使うと寂しい印象にはなりますが。
秋空に髪ほどきたる大王松
秋風や大王松の髪を梳く
あとはこうなると、ごとしが要るのか要らないのかも気になってきますね。多彩なご提案、ありがとうございました。
点数: 1
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雲ひとつない澄みきった空に。