「初月の触るれば刺さりさうな先」の批評
回答者 竜虎
もんこ様 おはようございます。
お世話になります。
拙句の運動会のコメントありがとうございます。
実は二人三脚の二人の足を結ぶでした。分かりにくかったです。
推敲してみます。
またよろしくお願いいたします。
点数: 0
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作者 もんこ 投稿日
回答者 竜虎
もんこ様 おはようございます。
お世話になります。
拙句の運動会のコメントありがとうございます。
実は二人三脚の二人の足を結ぶでした。分かりにくかったです。
推敲してみます。
またよろしくお願いいたします。
点数: 0
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回答者 なお
もんこさん、こんにちは。
御句拝読しました。私は初読で意味がつかめませんでした。というのは、最後の「先」、これが先端という意味だとわからず、何かの方向のようだと思っていたのです(行き先とかのような)。どこに刺さるのかな?なんて。衰えを感じます。
また、「触るれば」ですが、違和感を覚えながらも、正しくはこうです!というほどではなくて、これは他の方々のコメントから勉強させていただきます。
そんなわけで、私の提案句は、どちらの問題からも避けたり逃げたりしているものです。
・両端の刺さりさうなる初月夜
よろしくお願いします。
点数: 3
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回答者 イサク
おはようございます。
文語「ば」の接続用法は他の方から出てますね。ややこしいですね!
他の方から出てない点をひとつ。
◆「触るれば」は文語文法で置かれていますが、「刺さりさうな」は文語でも口語でも使われる形の歴史的仮名遣いです。
この句は、口語文法のほうが句意に合いそうな気がしています
・初月の先は触はれば刺さりさう
点数: 3
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回答者 ヒッチ俳句
もんこさんこんばんは。
お久しぶりです。
御句読ませて頂きました。
一物仕立ですよね。
「触われば刺さりそうなくらいに細い月」のことを詠まれたのですね。
私も文語文法は得意ではありませんが、「触(ふ)るれば」に違和感を感じました。
意味からすると「触(ふ)れなば」ではないでしょうか?
詳しい方のご教示を待ちたいと思います。
一物仕立は、余程のオリジナリティな措辞を持ってこないと本当に難しいですよね。
私はいつも説明になってしまいます。(笑汗)
それよりも私は御句を読み、
もんこさんならば取合せによる次のような句が似合うかなあと思い詠んでみました。
初月や遺影の母の澄まし顔
余計なお節介となりましたら、何とぞお許し下さい。
よろしくお願い致します。
点数: 2
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回答者 鈴蘭
こんにちは。先日は拙句へのコメントとご提案、ありがとうございました。ご感想とご意見どちらも大変助かります。ぜひまた宜しくお願い致します。
さて「触れれば刺さりそう」は的確だと思いましたが、表現としてはよくある気もします。これを前提として、もう一歩想像を進めるのはいかがでしょうか。たとえば、「それなのに今まで何も刺したことがない」とか。そういう概念との取り合わせとしても合いそうです。
初月やついぞ誰をも傷つけず
文法警察です!(※わからなかったので辞書を引いています※)「触(ふ)るれば」は現代語で「触(ふ)れれば」、「触(ふ)れなば」は「触(ふ)れたら」に当たるので、どちらでも意味は通じそうですね。「触れたら」のほうが過去形を使うぶん、可能性がわずかに低く聞こえそうです。逆に、普通にさわれる、普通はさわると言いたい場合は前者が適していると思います。が、大差はなさそうです。
点数: 2
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回答者 竜虎
もんこ様 おはようございます。
お世話になります。
私も古文法は苦手です。
私も勉強のために辞書を引いてみました。
ば「接続助詞(仮定順接)まだ起こっていない事柄を仮定して述べ、下へ順当な結果を続ける表現法。活用語の未然形に付く
参考図書:俳句文法入門(飯塚書店)
触る(さは・る)自動ラ四 さはらば
触る(ふ・る)自動ラ下ニ ふれば
参考図書:俳句用語辞典(飯塚書店)
初月の触らば刺さりさうな先
勉強させていただきました。
点数: 1
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回答者 鈴蘭
他の方のコメントを見て、勘違いしていたことに気づきました、申し訳ありません。改めて辞書を引き直しました。
「ふる」(古語)と「ふれる」(疑古文)がありますが、ここでは古語の話をします。
「ふる」は自動ラ下二[れ/れ/る/るる/るれ/れよ]型です(上代の文法はここでは無視)。
問題は「ば」の方で、基本的には未然形につくと仮定法です。「ふれば」は「触れるならば」、「ふれなば」は過去の助動詞により「触れたならば」になります。その他、〜ならば、〜言はば、無かりせば、来たらば、など。
私が例に挙げた「触るれば」は已然形に接続しています。この場合、1.「ふれたから刺さりそうな月」2.「ふれたところ、刺さりそうな月(であることに気づいた)」、3.「ふれると刺さりそうになる月」というように、原因と結果を示す感じになるようです。散りぬれば、来てみれば、瓜はめば子ども思ほゆ、男なれば泣かず、など。
3.にも仮定のニュアンスが混ざりますが、「いつもそうだ」という恒常的な意味だそうです。水清ければ魚住まず、が例文に挙がっていました。一回きりの仮定であれば、未然形に接続せねばなりません。
そうなるとやはり、仮定法にしたければ「ふれば」「触れなば」の方が適切なようですね。
本当にすみませんでした…!
点数: 1
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
細い細い針のような月、初月を詠みました。
ご意見をどうぞよろしくお願いいたします。