「秋麗地下のカラオケみゆき節」の批評
回答者 みつかづ
度々失礼いたします。
大切な事を書き忘れておりました。
貴句の場合、「そもそも三段切れなのか?」という点を考えておりました。
見た目は三段切れになっているのですが、元々は形容動詞「麗らかなり」に
「秋」がくっ付いておりますので、普通の文章であれば
「秋、麗らかなる(日の)地下」というふうに続いていきますよね。
それの短縮形だと読み解けます。
一方、拙句の「窓の外ながめしとしと散らぬ花」は、意味上で完全に3つに
切っている作りですので、三段切れでも違うタイプという事です。
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/haiku/corrections/view/24848
(完成句は上五を「障子開く」に代えて句帳に載せました)
また、「朝に桃昼オクラ丼夜に梨」も完全に意味上の三段切れです。
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/haiku/corrections/view/26941
(「1日に大好物を3度も食べられて嬉しい、何て秋は素晴らしいんだろう」の意)
「見た目は三段切れなのに意味は繋がっている」という点が、
非常に勉強になりました。
以上です。ご覧いただきありがとうございました。
点数: 1
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