「たぶんだが行く春もはや帰らない」の批評
回答者 イサク
おはようございます。
名句の一部を借りる練習はナシではないですね。コメントは難しくなりますが(笑)
元句が「多分だが磯巾着は義理堅い/坪内稔典」だとしたら、稔典さんは自分なりの推測である「磯巾着は義理堅い」を「多分だが」と言い表しました。
この句が習作であるとしたら、
1.同じように「自分の推測(発見)」を「たぶんだが」と表す
2.元句とは全く別の「たぶんだが」が合う形を見つける
ということになると思います。で、2はハードルが高いですしそもそも上五を同じ形にする必要があるかどうか?
御句、「季節は一度通り過ぎたら戻らない」は俳句の世界では当たり前の話。その当たり前を仰々しく自分の発見のように語っているのがポイントなのだと思いますが、「たぶんだが」「行く春」に託せる心情を、さらに「もはや」「帰らない」と心情的な言葉を増やしているのが気になりました。
・たぶんだが行く春いつも戻らない
・たぶんだが夏来る前に春が行く
点数: 1
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「たぶんだが」はぱくりです。
なにもかもがだれも知らない方向に行っているよう。