俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

灯台は海のはじまり鳥帰る

作者 山口雀昭  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

海原の彼方えと帰る鳥を灯台が見守っている・・・如何でしょうか。

最新の添削

「灯台は海のはじまり鳥帰る」の批評

回答者 みつかづ

こんばんは。
拙句「AIはいさ気も知らず躑躅の香」へのコメント、ありがとうございます。
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/haiku/corrections/view/24960

「いさ」は短歌の時代に使われていた単語でして、後ろ側に「知らず」等の打消しの言葉を伴って「さあ、どうだか」、又は「知らず」が省略された形で「さあ、どうだか知らない」という意味の副詞です。又、(相手の質問に対する答えが分からない、又はすぐに返事しにくい場合に)「さあ」、「ええと」という意味で使われていた感動詞でもあります。
(出典:『ベネッセ全訳古語辞典』122ページ。1996年11月1日初版発行)

「いさ気も知らず」は「さあ、気持ちはどうだか知らない」という口語訳になります。

なお、同辞典によりますと、中世中期頃からは「いさ」は「いざ」と同じ言葉として用いられる様になったとありまして、元々は全く別の単語であり、全ての和歌が漢字で表記されている万葉集の頃に遡りますと、「いさ」には「不知」、「いざ」には「去来」の字を当てており、「去来」は陶淵明(とうえんめい)の漢詩「帰去来辞」(ききょらいのじ)にある「帰去来兮」(意:帰りなん、いざ)の「去来」に由来し、本来ならば「来」の字だけが「さあ」という勧誘の意味を表すものであったところを、「去来」と誤って区切ってしまったところから生じたと言われている、との事です。
一方「不知」は、「いさ」がしばしば「知らず」と呼応して用いられた事から用字である、との事です。

俳句は近世に入ってからできたものですので、この頃には既に「いさ」と「いざ」は混同されていた様です。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

添削のお礼として、みつかづさんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「灯台は海のはじまり鳥帰る」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

佳句だと思います。
海があるから灯台があるわけですが、底を逆にしたという技巧的ではありますが、灯台を人類が作ったからこそ海を制することができたのだという、文明的な視点かとの深読みもできます。

人間の文明とは裏腹にそれ以前から悠々と海が生涯にならない鳥の対比がきいてますね。

点数: 2

添削のお礼として、卓鐘さんの俳句の感想を書いてください >>

「灯台は海のはじまり鳥帰る」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは

こちら、これまでの山口様の句の中で抜群に良い句だと思います。
因果も(御本人の中ではあるかもしれませんが)適度に離れていて、季語の風景がきちんと出されていると思います

点数: 2

添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>

「灯台は海のはじまり鳥帰る」の批評

回答者 こま爺

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

身に余るおほめのお言葉を頂きありがとうございます。実は私も今年傘寿を迎え、俳句は歴三年目というところです。夏井先生の投稿サイトは並み盛りでほんの数句で人をもらった程度です。このサイトでも人には厳しく自分には優しく(笑い)でみなさんにご迷惑です。

さて御句、「海の始まり」私はこういう措辞にすごく惹かれます。ゆったりした情景が浮かびます。

今後ともご指導のほどよろしくお願いします。

点数: 2

添削のお礼として、こま爺さんの俳句の感想を書いてください >>

「灯台は海のはじまり鳥帰る」の批評

回答者 竜子

句の評価:
★★★★★

山口雀昭様 こんにちは
お世話になります。
拙句の鬼の子のコメントありがとうございます。
街角の置かれたモニュメントですが、それをそのまま詠みました。
お褒め頂き励みになります。
添削もありがとうございます。
山口様は20年の俳句歴なんですね。何度も入選されて凄いですね。
私は俳句を始めてまだ2年そこそこの初心者です。
数々のご無礼失礼しました。
御句のような素晴らしい俳句が詠めるように励みます。
これからもご指導よろしくお願いします。

点数: 2

添削のお礼として、竜子さんの俳句の感想を書いてください >>

「灯台は海のはじまり鳥帰る」の批評

回答者 めい

句の評価:
★★★★★

山口雀昭様。
皆様、貴方様の句を褒めてらっしゃいますよ。
イイナと思ったら、いいねボタンを押してあげて下さいね
💮💮😊

点数: 2

添削のお礼として、めいさんの俳句の感想を書いてください >>

「灯台は海のはじまり鳥帰る」の批評

回答者 めい

句の評価:
★★★★★

山口雀昭様。こんにちは。
灯台が見守っているて言う解説に母を連想しました。

▪灯台は海の母なり鳥帰る

母は、(みんなの)灯台であり、港でもあると
思うのですが、私の考えかたは、おかしいでしょうか?
よろしくお願いいたします。
🙇

点数: 1

添削のお礼として、めいさんの俳句の感想を書いてください >>

「灯台は海のはじまり鳥帰る」の批評

回答者 感じ

句の評価:
★★★★★

こんにちは🌞はじめまして。
感じと言います。
御句、佳句です。
灯台、、私の中では、「陸」の終わりにあるものと言う固定観念で捉えてました。
御句を読み、「海のはじまり」とは。既成観念をひっくりかえされました。
また、宜しくお願いします。

点数: 1

添削のお礼として、感じさんの俳句の感想を書いてください >>

「灯台は海のはじまり鳥帰る」の批評

回答者 感じ

句の評価:
★★★★★

再訪です。
山口雀昭さま。
拙句「能面」をお褒め頂きありがとうございます。
貴殿の俳句歴、受賞歴、拝読いたしました。
私はと言えば、数年の初心です。
投句の折は、忌憚ないコメント、ご指導頂いだければありがたく思います。
今後とも宜しくお願いします🙇。

点数: 1

添削のお礼として、感じさんの俳句の感想を書いてください >>

「灯台は海のはじまり鳥帰る」の批評

回答者 竜子

句の評価:
★★★★★

山口雀昭様 こんばんは
お世話になります。
拙句のホーンのコメントありがとうございます。
褒めて頂きありがとうございます。
励みなります。
さらに良い俳句を詠めるように精進します。
これからもご指導よろしくお願いします。

点数: 1

添削のお礼として、竜子さんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

寒雀親子啄みチュチュンチュン

作者名 こま爺 回答数 : 5

投稿日時:

何忘れたるかも忘れ星月夜

作者名 久田しげき 回答数 : 3

投稿日時:

暑に堪へて結跏趺坐なる大仏よ

作者名 久田しげき 回答数 : 2

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『灯台は海のはじまり鳥帰る』 作者: 山口雀昭
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ