俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

鳥雲に尾を愛おしむ頭あり

作者 富井  投稿日

要望:厳しくしてください

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

渡り鳥?の群れの先頭を飛ぶ一匹が最後尾に引き返す姿が、心優しいリーダーのようだと思ったことから。

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「鳥雲に尾を愛おしむ頭あり」の批評

回答者 めい

富井さま。はじめまして。
御句、鳥雲なので、誰かが、亡くなった?
尾を愛おしい?かしら?
何がなんだか、わからなくて、コメント読ませていただき、そうだったのかとわかったしだいです。

難しい句ですので、わかりやすい
句にしたいと思います。

▪鳥雲に後尾気づかう渡り鳥

また、宜しくお願いいたします。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「鳥雲に尾を愛おしむ頭あり」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

富井さん、こんにちは。
御句拝読しました。厳しくしてくださいとのことで、そのようにコメントさせていただきます。

このままでは、正直、なんのことかわかりません。ここは道場ですので自身の句にコメントをつけられますが、基本的には五七五だけで伝えたい意図が伝わるように努めることになります。
その点、中七以降の「尾を愛おしむ頭あり」これがわかりません。わからない理由は、これだけでは、尾や頭が何を示しているのかわからないのに加えて、なぜそれが愛おしいのかが不明だからです。
上五に季語で「鳥雲に」と掲げていらっしゃるので、余計に、鳥の尾羽?鳥の頭がどうしたの?可愛い鳥?とか思ってしまうのでは。
このままでは「尾」が最後尾、「頭」が先頭とかリーダーの意味だとはわからないと思います。

また、先の方のご指摘にもありますが、「愛おしむ」は作者が愛おしむのであればまだしも、先頭の鳥が最後尾の鳥を愛おしむということですね。
俳句は景色を描写することはあっても、対象となる人や動物等の心情まで推測描写することはまずありません。なぜならそれは、他人にはわからないからです。
ただ単に、現実の光景を詠んで、読み手に、「ああ、それは、最後尾を愛おしく思っているからだな」と想像させる。その方がいいと思います。

・鳥雲に入る先頭を代はりつつ

富井さんのおっしゃるのはこういうことではないかと置かせていただきます。よろしくお願いします。

点数: 3

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「鳥雲に尾を愛おしむ頭あり」の批評

回答者 気まぐれ亭

句の評価:
★★★★★

はじめまして

本句拝読しました
季語から飛んでいる鳥の集団の先頭が最後尾に、、までは読めたのですが、「愛おしむ」が具体的にどういうことなのかコメントなしだと少し難しく感じました
ここは「愛おしむ」の元となった行動を描写してみてはと思いひとつ
 鳥雲に頭飛ぶ鳥尾へと飛び
これからもよろしくお願いします

点数: 2

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「鳥雲に尾を愛おしむ頭あり」の批評

回答者 竜子

句の評価:
★★★★★

富井様 おはようございます。
初めましてよろしくお願いいたします。
渡り鳥を眺めて先頭の一羽が後方へ戻るところをご覧になった。
それを詠んだということですね。
提案句です。
後方へ戻る一羽や渡り鳥
見た風景だけを詠んで「愛おしく」という富井様が感じたことは詠まない。
ではないでしょうか。
なんで一羽が戻ったのであろうかと読み手がいろいろ想像すると思います。
よろしくお願いいたします。

点数: 2

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「鳥雲に尾を愛おしむ頭あり」の批評

回答者 こま爺

句の評価:
★★★★★

はじめまして。
正直な感想だけを申し上げます。難解な句です。ノストラダムスの詩を読んでいるような気がします。
ご参考迄に。

点数: 1

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「鳥雲に尾を愛おしむ頭あり」の批評

回答者 ゲタ501

句の評価:
★★★★★

富井さん、こんばんは。
ゲタでございます。

拝読しました。
先頭を飛ぶ鳥が最後尾にことをそのまま作っては月並みになる、それを避けたいという判断からこちらの措辞を思いついたのだろうと推察します。
そして、それでも17音でうまく表現できないと自覚されているから、「厳しく」という選択をされたとも推察できました(違ったらごめんなさい)。
富井さんはパチンコ店の句を作れるくらい力のある人(あの句は本当にすごい)ですから、作句時に自分で推敲や添削を十分しているでしょうし、私の力ではお伝えすることはほぼないですね。

と言いつつ2点気になることがありました。
1つは「情報量」です。
尾を愛おしむ頭という措辞の発想自体いいと思うのですけど、読者が意味を完全に把握するためには、俳句という詩形に収めるには物語の持つ情報量が多すぎるかもしれません。
ここで言うのも何ですけど、私なら短歌など他の詩形で表しますね。

もう1つは「語順」です。
こちらの場合は時系列が逆ですね、季語が最後です。
ご存知のとおり「鳥雲に」の季語は鳥が雲間に見えなくなることですから、鳥が群れの最後尾を気にしている様子を、作中主体が確認するには距離が遠すぎます。
なので、まず鳥が最後尾を気にする様子を見せてから雲間に入っていかないと、読者はまるで逆再生を見させられているような違和感を覚えると思います。

見当違いのことを書いていたらごめんなさい。
それでは失礼いたします。

点数: 1

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