「旅人の土産となりし朝霧よ」の批評
回答者 ハオニー
朝霧をドライブ追いついて仕事
私の仕事前の様子で一句やってみました
感想を...
旅人と地元の住民とでは感じ方が違うものだな、という目の付け所はとても素晴らしいです
そして、「旅人の目線で詠もう」としたことも正解です
「霧って鬱陶しいよね」という思いを活かしながら詩に出来るのは、一部の目覚めた能力者だけです
鼻につくような作風になりますし、私は「この作風を出来るようにしろ」とはけっして言いません
気になるところを...
「土産となりし」全体が私には引っ掛かりました
旅人と土産の近さは、言われてみればなんとなく分かるのではありませんか?
旅人の土産となるということは、旅人は朝霧を愛でているということだと私は推理しました
動詞はこういうときに便利です
そして地名を入れたらと思い、霧の名所を探してみました
やはり霧といったら摩周湖のようです
だから、摩周の霧の缶詰に誘導されると言えたのでしょう
旅人の愛でる摩周の朝霧よ
というようにすると、地元の人の「摩周」と旅人の「摩周」は別物であるという意図は入ると思います
わざわざ、「旅人が愛でる」のですから
点数: 1
添削のお礼として、ハオニーさんの俳句の感想を書いてください >>
この季節の放射冷却の朝霧は住む人間には邪魔。旅人にはロマンティックな世界。これで句と言えるでしょうか?俳句は難しいです。