俳句添削道場(投句と批評)

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次の世はあるのか否か月に問い

作者 もんこ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

月を眺めながらぼんやり考えてました。
昨年の10月に父、11月に叔母(姉のような)が亡くなりました。

生前父は、人は死んだら「無」になると、叔母は「命は永遠」だと言ってました。

誰も知らない真実、でも月は知っているのだろうか?

このように、景色も描写もない句は俳句と言えるのでしょうか?

それともこれは自分の中の詩として収めるものなのでしょうか?

宜しくお願い致します。

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「次の世はあるのか否か月に問い」の批評

回答者 おかえさき

こんにちは、気にいって頂き嬉しいです😄
ご質問があったようなので…
誰ぞ言ふ(う)なので、「お月様、偉い誰かが、来世はあると言っています」
…そうなんですよね!的な?
そんな気持ちで詠みました。
それと、次の世まで待たなくても、もんなさんが旅だたれた時(まだまだでしょうが😓)親しい方々がお迎えに来られるはずです!
私なんか、そう遠くないと思うのである意味楽しみでもあります。
いい報告が出来るよう、それまで頑張らないとですね~✴

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「次の世はあるのか否か月に問い」の批評

回答者 ちゃあき

句の評価:
★★★★★

こんばんは、はじめまして。
僕の父は八年前に亡くなりました。お気持ちお察しします。
誰も知らない真実なんてありませんよ。人類史上、永遠の真理を見抜かれた偉人は何人もおられます。ただそれが証明できないために一般の人々にとっては信じる以外に真実に至る方法がなかったのです。現代でもそうです。
叔母さまや おかえさきさんの仰っていることは真実です。どんなに科学文明が発達しようとも覆すことのできない真実です。
ひとつだけ付け加えるとしたら造物主(神・仏)が森羅万象をお創りになったこと。そして、すべての人間に神仏と同じ性質(仏性)を与え、それを磨き出すための人生修行として転生輪廻というシステムを創られたことです。今現在も私たちはそのシステムの中を生かされているのです。これは神仏の叡智を受け入れる準備のできた人々だけに明かされる真実です。
さて俳句の方ですが、他の方と重複しそうなので、提案句だけ置かせて頂きます。

・曇 り て も 空 の 彼 方 や 光 る 月

なおじいさんの新作 「 行 く 人 の 知 る も 知 ら ぬ も 浮 か ぶ 月 」 の方がもっと良いですね。僕の言いたい事を代りに詠んでくださったのかもしれません。
よろしくお願いします。

点数: 4

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「次の世はあるのか否か月に問い」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

もんなさん、こんにちは。
御句拝読しました。昨年の秋はお辛い季節だったのですね。お察しします。
私は御句は素敵な句と思いますよ。景色がないとおっしゃいますが、私には、月の光の下でお父さまや叔母さまの在りし日の面影を偲ぶもんなさんの姿がありありと浮かびます。

その上で、ちょっとお伝えしますと、こま爺さんもおっしゃっていますが、中七で、あるか否かと問うていますので下五と重複感があります。
また、「問う」と自分の動作を言わなくても、「月」という季語があれば(月を見れば)大体、人は何かをお願いしたり、問いかけたり、思い出したりしますよね。だからあえて言わなくてもいいのかと。

・名月や生まれ変はりを信じつつ

うーん、「次の世」が、なんとなく「次世代」みたいなイメージなので、転生の意味で「生まれ変わり」を置いてみたのですが、下五がなかなか出てきません。苦し紛れの「信じつつ」です。よろしくお願いします。

点数: 3

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「次の世はあるのか否か月に問い」の批評

回答者 おかえさき

句の評価:
★★★★★

こんにちは、お気持ち良く分かります!
私も大親友を10年前に亡くした時は
月を見ては泣き、桜を見ては泣いていました。
次の世、来世は必ずあると信じています、お父様の言われるように、死んだら無になるとしたら人は何の為に生まれて来るのでしょう?今世いろんな事を経験し、その結果が来世の行き場所を決めると思っています。
そして、魂は永遠で転生輪廻を繰り返していると信じています。
お父様や叔母さまのあの世での幸福を祈って差し上げて下さい。

「月よ月来世はあると誰ぞ言ふ」

なんか、自分の気持ちを詠んでしまいました😓
失礼いたしました。

点数: 3

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「次の世はあるのか否か月に問い」の批評

回答者 竜子

句の評価:
★★★★★

もんな様 おはようございます。
初めましてよろしくお願いいたします。
拙句そぞろのコメントありがとうございます。
そぞろ歩くは当てもなくとか気ままにと思っておりましたので、ゆっくりとコメントしてしまいました。
ご提案の俳句良いですね。
勉強になります。
御句
月を見ているとふっとそんなことを考えてしまいますね。
よい俳句と思います。
これからもご指導よろしくお願いいたします。

点数: 2

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「次の世はあるのか否か月に問い」の批評

回答者 ケント

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
心情お察し申し上げます。
なおじいさんの二番煎じになろうかと思いますが、お許しください。

名月や来世の有るを確かめぬ

よろしくお願いいたします。

点数: 2

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「次の世はあるのか否か月に問い」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。という時間から御句へのコメントを考えていて、もう日が沈みました。こんばんは。

少し偉そうな感じになりますが失礼します。
御句、私の考えとしては。俳句かどうか、と問われれば俳句です。思想・観念的でも良い句は良い句です。

 去年今年貫く棒の如きもの/虚子

俳句でやってダメなことはないと考えます。
(基本を守らないと初心者は失敗しやすいとか、句を他人に見せるならばそれ相応のマナーがあるとか、それらは一旦別の話で)
なので、俳句で思いを吐き出すということをやっておられる方も多数おられます。句を受けとった人を不愉快にしなければ構わないのではないでしょうか。

通常運転で技術的な面を。
他の方のコメントとかぶるところもあります。
◆「次の夜はあるのか」で「否か」は省略可能ですね。逆に「否」を強調することで得られる詩もあると思いますが、その点を後述します。
◆「問い(かける)」が「あるのか否か」と重複しているというのは他の方と同意見です。語順が逆なら「問う」を生かすことは可能と考えます。

・月に問ふ生まれ変はりはあるものか

そして、もんな様の意見として「命は永遠」「死んだら無」「生まれ変わりはある」などの意見のうち、どれであってほしい、どれを信じている、というのはありますでしょうか?
説明的な言葉は不要ですが、もんな様の思いが句にのることがよいかと思います。その際に「否定」を強調して得られるものがるかもしれません。

・死とは無と言はれたりけり月上る

句では「死とは無」を否定せず。でも作者自身は死は無だと思っていない、ということを季語「月上る」で匂わせることができているでしょうか?どうでしょ?

点数: 2

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「次の世はあるのか否か月に問い」の批評

回答者 こま爺

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

ポイントは言葉の意味の重複避をけるです。

中七で既に問いかけているので下五の「問い」は重複しているのではと思います。それと「あるかないか」はやや硬い感じなのである「かもしれぬ」に。

”次の世のあるかもしれぬ月明り”

ご参考までに。

点数: 1

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