俳句添削道場(投句と批評)

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天仰ぎ寄り添ひ来るは天の川

作者 ケント  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

お題の天の川句です。よろしくお願いいたします。

最新の添削

「天仰ぎ寄り添ひ来るは天の川」の批評

回答者 めでかや

ケントさん、こんにちは。
解のない方程式へのコメントありがとうございます。『解のない方程式』どこかで使いたいフレーズだったんで、そのまま使っちゃいました。”や“で強調までしちゃってますからね。方程式が目立ち過ぎでした。

さて御句、動詞を畳み込んて来ましたね(*^^*)。これは完全にチャレンジ句、問題提議の句と判断しました。
相手の天の川がスケールも時間的にも果てしなく大きいので時間の経過はあまり気にならないと思いました。しかし動詞を畳み込んだ効果を感じることもなく、字数がもったいな、と言うのが正直な感想です。
しかし、色々と研究熱心ですね。私も一緒に勉強させて頂きます。
では今後とも宜しくお願い致します。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「天仰ぎ寄り添ひ来るは天の川」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

こんにちわ

ご質問があったので。
俳句は一瞬を切り取るのが大事というのは間違ってないと思います。
と、同時に、「俳句でやっていけないことはなにもない。」もまた。すべてはケースバイケース。

動詞なんこいれようが、時間経過詠もうが、主観的評価をいれようが、別になんでもいいわけです。ただ失敗しやすい、こうすればうまくいきやすいというアドバイスがあるだけ。

重要なのは、なぜ失敗しやすいかその理由を理屈でしり経験(読む、詠む)から身に染み込ませることかなぁと。その意味では僕も日々たくさん読んで、詠んで学び中なわけです。

時間経過を詠むなといわれるのは、ひつとは、〜して、〜して、となって17音では焦点がばらばらになるから。
何かの変化や経過を一物のように詠みこんでいるイイ句はたくさんあると思いますよ。(あえてやると必ず失敗するとおもいますのでおすすめはしません。そこに感慨の焦点があるから必然的にそうなるというだけなので。)

点数: 4

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「天仰ぎ寄り添ひ来るは天の川」の批評

回答者 つちや郷里

句の評価:
★★★★★

ケントさんこんにちは。
新涼の句へのコメントと提案句ありがとうございました。

御句
「仰ぎ寄り添ひ来る」と動詞で畳みかけているところは議論の余地があると思います。
1つの俳句に3つ以上の動詞が入ると、せわしなくなってしまう印象が出てくるんですが、御句の場合だと「仰ぎ」は自分の描写で「寄り添ひ来る」はすべて天の川の描写なので、不思議とせわしなさを感じませんでした。
ただ、ここまで文字数を使わなくても、ケントさんの伝えたいことが詠めるんじゃないかと思います。

天の川が自分に寄り添っているように感じたのか、天に寄り添っているのかで変わってきますが、前者の場合だと「天仰ぐ我に寄り添う天の川」という風にできます。(ただし、天の川は仰がないと見れないので、上五の表現が気になるという人も出てくると思います。)
後者の場合だと、上五に何か五音分入れて「天に寄り添う天の川」とできます。

いろいろ言いましたが、実感はこもってますし、「天の川」に「寄り添う」という言葉を用いるのはセンスがあると思いますし美しい表現だと感じました。

またよろしくお願いします。

点数: 2

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「天仰ぎ寄り添ひ来るは天の川」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。
時間経過についてはいろんな議論がありますが、わたしも卓鐘さんと同じ、焦点が絞りにくいウルトラCという認識で、季重なりも同じですが、禁忌とはとらえていません。

天の川はずっとそこにある、それに見とれてしまう、ああ、のどあめが溶けるまでの時間空間を天の川につつまれていたよ、という場合は天の川に焦点が集まってるようには思います。

もっと大胆に時間経過の

雨に来て霙に帰る別れかな/山手樹一郎

なども秀句の例かなあと。〜して、のパターンですら、霙に焦点がある。いや、雨が霙に変わった瞬間に焦点がある。変わったということを表すときに時間経過が広くなることはありますね。季語にもそういう語はあります。
花は葉に、とか、日脚伸ぶ、とかもそうかなあ。

うまくよめなくて失敗することの方が多いので、おすすめはしません。

もっと言うと、単純時間経過は冗長になりますが、句の中に時間の大きな軸がある句は大好きです。今を詠んでるのに時間を感じる句が好きです。

菜の花のここは海でしたねあの日/古瀬まさあき

点数: 1

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「天仰ぎ寄り添ひ来るは天の川」の批評

回答者 秋恵

句の評価:
★★★★★

ケント様
添削有り難うございます!
確かにその通りで
ごとく、で良いのですね!
有り難うございました。
御句ですが
とても綺麗な句ですね!
もう少し説明を書いて頂いたら
初心者にも分かり易いと思われます。
又のコメント、添削を
お願い致しまーす!

点数: 1

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「天仰ぎ寄り添ひ来るは天の川」の批評

回答者 コウ

句の評価:
★★★★★

ケント様

お世話になります。
天の川の句にコメントありがとうございます。提案頂いた句の
・天の川同窓会のはがき来る
天の川とばっちりです👍
この形ですね!私が表現したかったところ
名前が分からないもありありで
私は記憶力(.人の顔)が良い方ですが
1人だけ分からない日がいました 笑

御句拝読しました。
只々。そこに寄り添ってくれていると解釈しました。只々、銀河に思いを馳せ観ていたくなりませんか?
・天の川無口になりて仰ぎけり
下手てすみません🙏

また、よろしくお願い致します。

点数: 1

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「天仰ぎ寄り添ひ来るは天の川」の批評

回答者 コウ

句の評価:
★★★★★

ケント様

再訪です。
先の私の句ですが
俳句ポスト365 並選
・麦秋の空を一途に仰ぎけり /コウ
この句に似てしまいましたが
この形は決意を感じるような句で
ケント様の天の川の句は包み込まれるような
句ですね!

点数: 1

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「天仰ぎ寄り添ひ来るは天の川」の批評

回答者 竜子

句の評価:
★★★★★

ケント様 こんにちは!
たびたびのコメント恐れ入いります。いろいろご指導ありがとございます。
初心者なので俳句の本など読んで勉強中です。
『俳句は十七音字と「切レ」とで成立する詩である』(清水杏芽・平成11年・沖積舎)著者は、俳句は十七音字・季語・切れを三要素とするが、十七音字も季語も詩を生む力を欠いており、「只有形無形の『切レ』のみが詩を生む力を持ち、十七音字と季語を含めて詩である俳句を生んでいる」と述べている。この本を読んでなるほどと思いました。これがすべて正しいかはよく分かりませんが、俳句に切れは大事かと自分なり解釈しています。
切れない俳句でも素晴らしい俳句はたくさんありますし、いろんな本も出されていますから、どれもなるほどと思いながら今は暗中模索ですね。
ただこれを人様に押し付けたりする気はまったくありません。自分なりの俳句を詠みたいと思うだけです。
これからもご指導よろしくお願いいたします。

点数: 0

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「天仰ぎ寄り添ひ来るは天の川」の批評

回答者 こま爺

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

鳳仙花の句のコメントありがとうございます。
一物仕立てとして詠んだつもりですので、季語が動く云々は当たらないと思います。
ただ、玄関と鳳仙花の間に切れがあることに問題があるかもしれません。

開院を待つについては。町医者の朝と言えばあとは読者の想像に任せるという意図です。

御句ですが、上五中七の動詞を連ねるやり方は、説明的、すなはち経過説明になるという理由で基本的には避けたほうがよい手法と思います。

天仰ぐは一人称の詠み手の行動ですので、省略しても良いのではと思います。
”天空に皆寄り添いて天の川”

今後ともよろしく。

点数: 0

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