俳句添削道場(投句と批評)

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紫陽花や寡黙な人を思い出づ

作者 もんこ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

私の友達は50代で旅立ちました。
病と向き合い、愚痴も言わずに最後まで気丈に生きた人でした。
彼女の旅立ちの日には家の玄関脇に美しい紫の紫陽花が咲いてました。

宜しくお願い致します。

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「紫陽花や寡黙な人を思い出づ」の批評

回答者 なお

もんなさん、こんにちは。初めまして、なおじいと申します。よろしくお願いします。

御句拝読しました。強い衝撃を受け、どうしてもコメントしたくなりました。でも最近ご無沙汰していたので躊躇していましたら、卓鐘さんが出現して背中を押してくださいましたので私もカムバックしました。

御句、いい句です。もんなさんはご友人を偲んでお詠みになったとのことですが、御句拝読して私は、照れ屋で寡黙な義父を思い出しました。義母が早くに亡くなったので、私たち家族が義父と暮らしました。義父も寡黙な人でした。ビールとナイター(野球中継、特に長嶋)、パチンコとビックコミックが好きでした。タバコもよく吸いました。

「紫陽花」と「寡黙」。以前からある取り合わせかもしれませんが、心に刺さりました。
御句をさらに良くする技術的な点は、先の皆さんのコメントが的確ですので、私は感想だけで失礼します。

思いがけず義父を偲ぶことができました。有難うございました。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「紫陽花や寡黙な人を思い出づ」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは、

ご友人を想っての句ですね。
こういう句は意見を出しにくいものだと思います。まずはこのままお納めください。

で、技法的な話を少し。気に入らなければスルーしてください。
◆現代仮名遣いならば「思い出ず」、歴史的仮名遣いならば「思ひ出づ」どちらかに統一です。「出ず」が文語なので、「思ひ出づ」がよいかと思います。
◆「人」これは映像の具体性が乏しく、家族にも親戚にも受け取れます。その曖昧さを狙って使うのであればいいですが、この句では「友」と言ってしまってもよいのでは・・

・紫陽花や寡黙な友を思ひ出づ

添削道場としては一旦ここまで。

で、さらに少し。
下五「思い出す」は、ご友人を思い出しているからこの句を作っているので、省略は可能、という意見があります。その場合、五音分をご友人の行動・背景などの描写に使うことが可能です。もんな様の中にあるご友人の記憶を書きたければ、そういう方法もあります。
一方、現在の自分を詠んでいる句とすれば、「思い出す」のは自分であり、省略することは難しいという意見もあります。ただこの場合、「寡黙な友」と「思い出している自分」の両方を句の中で主役に立てようとしている、ということになるので、このままではやや句の焦点がブレます。

この句を、単なる日記俳句ではなく、俳句として推敲していくおつもりがあれば、ご参考まで。

点数: 4

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「紫陽花や寡黙な人を思い出づ」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています!

そうでしたか、とても心のこもった句です。このままお送りください!

そのあとの句としての推敲はイサクさんと同じ考えです。思ひ出づ、をさらにその友人さんの思い出やぬくもりに寄せていこうとして推敲します。たとえば、

紫陽花や寡黙な友のたなごころ

点数: 3

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「紫陽花や寡黙な人を思い出づ」の批評

回答者 佐渡

句の評価:
★★★★★

もんなさん!おはようございます。
いつもお世話になっております。
栗の花のコメントありがとうございます。
栗の花のにおいは独特ですからね。上五を迷わずとした方がよかったかもです。
外人は日本に匂いは醤油ですか。確かに良い匂いですよね。
御句
良い句と思います。
イサクさんやげばげばさんのコメント私も勉強jになります。
よろしくお願いいたします。

点数: 1

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「紫陽花や寡黙な人を思い出づ」の批評

回答者 佐渡

句の評価:
★★★★★

もんなさん!
再訪です。
コメント反映されてます。このサイト時々おかしくなりますが、無視してサイトの戻る(左←)(パソコンの場合)を押せば良いです。
よろしくお願いいたします。

点数: 1

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