「船室で串に刺さった寒雀」の批評
回答者 げばげば
こんにちは。
げばげばと申します。
御句、寒雀はもともと食鳥ということで、おもしろい切り口ですね。ふくふくと羽毛をふくらませているふくら雀として可憐さが詠まれることも多いですが、食べ物になって出てきている句はないんじゃないか?と思ったら、角川大歳時記に
寒雀丸焼きにして戦中派/本宮哲郎
がありました。びっくり。勉強になりました。
それとは別に
船室「で」が説明ぽいですね。食べた場所を説明したいという付け加え感があり。「船旅」というワードは場所説明でなく、寒雀との取り合わせとして成立してるように思います。対句的に行きますかね。
甲板の風竹串の寒雀
点数: 1
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調べたところ、寒雀という季語はもともと食鳥としての雀のことだとか。そういえば子どもの頃は屋台の焼鳥といえば雀だったのを思い出しました。
家族で遊覧フェリーに乗ったときに甘辛いタレのついた雀の焼鳥を買ってもらった時の思い出を詠んでみましたが、われながらあんまりいいできじゃないなあと思います。
改善点をご教示いただけると幸いです。