俳句添削道場(投句と批評)

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船室で串に刺さった寒雀

作者 竹野山芋  投稿日

要望:厳しくしてください

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

調べたところ、寒雀という季語はもともと食鳥としての雀のことだとか。そういえば子どもの頃は屋台の焼鳥といえば雀だったのを思い出しました。

家族で遊覧フェリーに乗ったときに甘辛いタレのついた雀の焼鳥を買ってもらった時の思い出を詠んでみましたが、われながらあんまりいいできじゃないなあと思います。

改善点をご教示いただけると幸いです。

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「船室で串に刺さった寒雀」の批評

回答者 げばげば

こんにちは。
げばげばと申します。

御句、寒雀はもともと食鳥ということで、おもしろい切り口ですね。ふくふくと羽毛をふくらませているふくら雀として可憐さが詠まれることも多いですが、食べ物になって出てきている句はないんじゃないか?と思ったら、角川大歳時記
寒雀丸焼きにして戦中派/本宮哲郎
がありました。びっくり。勉強になりました。

それとは別に
船室「で」が説明ぽいですね。食べた場所を説明したいという付け加え感があり。「船旅」というワードは場所説明でなく、寒雀との取り合わせとして成立してるように思います。対句的に行きますかね。
甲板の風竹串の寒雀

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「船室で串に刺さった寒雀」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
コメントははじめましてですね。

食材としての寒雀については手元に歳時記がなく調べられませんが、ネット歳時記の「きごさい」には確かにその記述がありますね。
それを信じるとして(ネットの歳時記は編集者がわからないのと、完全に間違った記述があったこともあるので注意することにしています)

◆「船室で」という場所の説明が季語「寒雀」に要るかどうか?
 作者がたまたま「船室で」見たのですが、そこに詩情・冬の季節感があるかどうか?
 説明だけ、だったら回避したいところです。
 でも「船の上」という状況はうまく活かせれば活かして良い気がします。
◆「串に刺さった」は単なる季語の説明になってしまっています。

コメントより風景をお借りします。七五五ですが、取り合わせのかたち。

・遊覧フェリー竹串の寒雀

点数: 1

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「船室で串に刺さった寒雀」の批評

回答者 宮武桜子

句の評価:
★★★★★

こんにちは😃

照り焼きの寒雀かな船の旅

自分のイメージしてる季語寒雀と違うのですが、竹野山芋さんの楽しい思い出という感じだとこんな読み方ではないでしょうか?

点数: 1

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船底で串に打たれし寒雀

回答者 ねっとりとした馬

句の評価:
★★★★★
★★

 はじめまして。
 「焼鳥」が冬の季語として一定の地位を占めている以上、寒雀が食材というのは(現代ではありがちな風景でないのもあいまって)どうしても意味が伝わり難くなってしまうと思います。十七音丸々使えれば雀の肉が歯に挟まっているなどといった描写もできますが、上五で船内にいることを描写するとなるとそれもかなり難儀します。
 手直し例は船というシチュエーションと食材としての寒雀を共存させてみましたが、私の至らない思索ではスプラッター映画のような仕上がりになってしまいました・・・
 かこ様の添削のほうがより竹野山芋さんの意図に合っていて、かつ読者も選ばない良い添削だと思いますが、一応。

点数: 1

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船底で串に打たれし寒雀

回答者 ねっとりとした馬

句の評価:
★★★★★
★★

 はじめまして。
 「焼鳥」が冬の季語として一定の地位を占めている以上、寒雀が食材というのは(現代ではありがちな風景でないのもあいまって)どうしても意味が伝わり難くなってしまうと思います。十七音丸々使えれば雀の肉が歯に挟まっているなどといった描写もできますが、上五で船内にいることを描写するとなるとそれもかなり難儀します。
 手直し例は船というシチュエーションと食材としての寒雀を共存させてみましたが、私の至らない思索ではスプラッター映画のような仕上がりになってしまいました・・・
 かこ様の添削のほうがより竹野山芋さんの意図に合っていて、かつ読者も選ばない良い添削だと思いますが、一応。

点数: 1

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船室で串に刺さった寒雀

回答者 ねっとりとした馬

句の評価:
★★★★★
★★

連投失礼します。「手直しした俳句」の欄に誤って私の添削例を書いてしまいました。
また、下記バージョンのほうが意図が明確になっているかと思いますので、こちらに改めさせていただきます。
船底で打たれし串は寒雀

点数: 1

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「船室で串に刺さった寒雀」の批評

回答者 コウ

句の評価:
★★★★★

竹野山芋様 

はじましして。宜しくお願い致します。
「雪降るや」の句にコメント有難うございました。山登りをされるんですね!
おっしゃる通りと思いめす。
抽象的なものも合わせ詠めたら良いなといつも思っています。

また、どうぞ宜しくお願い致します。

点数: 1

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