「秋雲や唯あるままに流れゆく」の批評
回答者 イサク
おはようございます。
後半が「①秋雲の説明」か「②人間(主に自分)のこと」か、受け取り方に差が出てますね。
私としては季語「秋雲」に対して「や」で切っているのに「唯あるままに流れゆく」という季語の説明っぽい描写。これが問題かと思います。
一物としては「や」が気になり、二物としては中七下五が近すぎる、という感じですね。
「あるままに」の件、
「あるがまま」とすると今度は「が」が気になりますし、「流れゆく」のなかにも「ガ」音があって、韻律的にもどうかな・・・と思いますので、比較するなら「あるままに」でいいと思います。
というかそもそも、単語ひとつではなく、先に書いた理由で「唯あるままに流れゆく」の十二音が気になるので・・・
秋雲の一物にするか、二物にして後半十二音を離すか、どうしましょうかね?
・秋雲のあるまま流れゆきにけり
(十二音を離すと別の句になるので、提案できません・・)
点数: 1
添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>
秋の雲は他の季節と違って穏やかさや力強さ、厳しさといった決まった印象の無い無形の自由さを感じています
あの雲のように自由気ままに生きてみたいものです