俳句添削道場(投句と批評)

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マロニエの花や機織る音絶えて

作者 ちゃあき  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

八王子駅出でて直ぐ桑がくれ 三橋敏雄 
という句にある通り、昔の八王子は織物の街で養蚕業も盛んだったため駅を出ると桑の並木道がありましたが、今はマロニエの並木道に変りちょうど花が咲き始めました。そんな感慨を込めたつもりですが、皆さま御意見よろしくお願いします。

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「マロニエの花や機織る音絶えて」の批評

回答者 なおじい

こんにちは。ちゃあき様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。御句はとてもいいのです。ただそれは、八王子にどれほど思い入れがあるかで違ってきますよ。
例えば私にとっては、八王子は親戚がいて、第二の故郷のようなところです。思い出の詰まった大好きな町です。昔は織物で栄えたことも知っています。そうした人間にとっては、機織る音が絶えたのは昔であっても、それは今に続いているから現在の話なのですよね。

私は駅前の道がマロニエかどうかは存じませんが、いい句だと思いました。

・機織りの音絶えてマロニエの花

句の評価:
★★★★★

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「マロニエの花や機織る音絶えて」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

私もこのあいだ栃の花の句は詠みましたが、御句はなんだか異国情緒の句に読めました。マロニエの並木と機織りの音。
コメントを読むと八王子なのですね。機織りの町。昔はさかんに機織りの音の中マロニエが揺れていたのかも。このままいただきます。

点数: 1

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「マロニエの花や機織る音絶えて」の批評

回答者 長谷機械児

句の評価:
★★★★★

ちゃあきさん、こんにちは。

御句について。

・「マロニエの花」と「機織」、げばげばさんは“異国情緒”と評されましたが、私は「…なんか、合ってないなあ」でした。
・「機織る音絶えて」というのが、一日の仕事が終わり、機織りの盛んな街の静かになった時間帯…といった感じで読んでいましたが。コメントでは、機織りの音とは結構昔のことである様子。現在が“マロニエの花咲く街並み”で昔は“機織りの音があった”というのは、時間の幅が大きすぎて、あまり俳句向きでない事柄と思います。

織物の街だったことを感じさせる具体的な物があれば句になるかと思うのですが…。
(八王子をよく知らないので、今、何が見聞き出来るか知らず、何とも提案はできないのですが)

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

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「マロニエの花や機織る音絶えて」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

「マロニエの並木道」という情報まではたどり着けず、「機織りをやめた工場敷地内にひっそりとマロニエの花が咲いている」とか、「工場の外のランドマーク的なマロニエ木と、閉業した工場との対比」という感じですね。
風景はそれでも問題ないです。

「音絶えて」と言い切っているので「機織る音がしていた時代を知っていて、終わった頃も知っている」ということになりそうですが、そうではなく「想像の機織る音」とその歴史を詠んでいるだけだと思いますので、「絶えて」では感慨すぎるかなと。
長谷様の「時間の幅が大きすぎる」と似た意見なのだと思います。

・マロニエの花や機織る音のなく
としてみましたが、どっちにしろ廃業した工場が目の前にありそうですね。
それはそれで「見てきたような嘘」ではあるのですが。

点数: 1

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「マロニエの花や機織る音絶えて」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
再訪です。

なるほど、みなさんのコメント見てると「絶える」というのは、廃工場という意味だったのですね。
私は、聞こえていた機織りの音が「ふつと途絶えた」瞬間の句だとよんでました。
マロニエの花が目の前に咲いていて、機織りの音がしゅーかたんしゅーかたんかたんって聞こえてて、それが一瞬途絶える、そういう光景と思ったので、フランスとかのマロニエ並木と遠くで鳴ってる機織りの音が一瞬静かにとまる光景に見えたのですが、そもそも句意の意図が違ったようですね(*'▽')読みが浅かったです~。

点数: 1

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