俳句添削道場(投句と批評)

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童女の挨拶の声春の風

作者 佐渡  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

買い物で家に帰ると幼稚園くらいの女の子が「こんにちは」大きな声で通って行った。
知らない子であったが、さわやかに気持ちになった。
童女(わらわめ)
春の風の季語はどうか?

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「童女の挨拶の声春の風」の批評

回答者 長谷機械児

おじさんさん、こんにちは。

御句、良い感じだとは思うのですが、「童女」という語の選択の、古風で雅な感じが気になっていました。
コメントからすると、そんなに奥ゆかしい感じの景ではないようですし。

もっと当たり前の言葉で出来ないものかなあ、と。

 春風や幼稚園児のこんにちは

今後ともよろしくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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「童女の挨拶の声春の風」の批評

回答者 葉月庵郁斗

句の評価:
★★★★★

いつもコメントありがとうございます
素人ながら季語について
春の風は
暖かくも強く吹く風イメージがあるので
挨拶シリーズ(笑)人の温もりを表すなら
春の色とか風光るなどかな~
私の季語選出凡人かも?
逆にご指導よろしくお願いしますです。(笑)

点数: 1

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「童女の挨拶の声春の風」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

悪くないと思います。
「童女の挨拶の声」この時点で爽やかさが出ていますから、「春の風」くらいでさらりと流した方がいいと思います。

いく様もコメントが欲しそうなコメントなので(笑)そちらにも触れますが、
「童女の挨拶の声春の色」としてしまうと、爽やかさに爽やかさを重ねすぎていて、「少女の挨拶の声が春の景色みたいだった」という比喩の説明感が生まれてきます。
「風光る」ではそこまでではないものの、やはり「爽やかだろう~~」という押し付け感はあるかと。

上五中七そのままで、他の季語を取り合わせる練習もありですね。

・童女の挨拶の声水草生ふ

点数: 1

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「童女の挨拶の声春の風」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。できています!さわやかな声が風に乗ってきました。
イサクさんの言うように、いろんな季語と合わせて印象を楽しめます。

童女の挨拶の声春の駒
童女の挨拶の声つばくらめ
童女の挨拶の声黄水仙

点数: 1

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「童女の挨拶の声春の風」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

おじさん様、こんにちは。
御句拝読しました。

私もいい句だなと思いました。何より、読んですぐわかり、気持ちがいいです。こういう句および光景は大切にしなければ。

おじさん様は前句でも挨拶をお詠みですよね。
「知らぬ人挨拶交わす春景色」
ここ数日の間に、知らない人、よその子に挨拶された、そんな新鮮な驚きが句になった、そんな感じがしました。
前句の挨拶はおそらく大人どうしであり、挨拶そのものへの感動ですが、本句は小さな女の子の元気な声が心に残ったと微妙な違いがあり、それが季語の選択にも表れています。
前句は知らない人と挨拶し合うっていい景色だよなぁと。本句はなんだかとても気持ちのいい風が吹いた、ということからの斡旋でしょう。

本句、挨拶は口に出すものですから、「声」は要らないのではないかと思いそうですが、皆さん「声」はそのまま置いておられる。これは、感動の中心が単に(儀礼的な)挨拶そのものではなく、この屈託のない元気な声にあったからで、これを省いてしまうわけにはいかないということですね。
色々な面で勉強になりました。

点数: 1

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「童女の挨拶の声春の風」の批評

回答者 葉月庵郁斗

句の評価:
★★★★★

いつもコメントありがとうございます
ひとつの句材に10個も考えられるんですね!
すごいです。
季語との取り合わせ
つかず、離れず
難しいですわ~
またよろしくお願いします。

点数: 1

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