「蛇皮線で唄ふレゲエや夏惜しむ」の批評
添削した俳句: 蛇皮線で唄ふレゲエや夏惜しむ
素晴らしい作品ですね
ジャマイカ発祥のレゲエに沖縄の蛇皮線を合わせようとするミスマッチが成立していると思います
意外性があるからこそ、「で」がなくてはならない存在ですね
説明的な言葉を避け、ミスマッチ自体を取り合わせに持ってきたのは手練れの作戦にみえます
レゲエに夏惜しむような思いをされた方も多いことでしょう
夏惜しむ気持ちを声に乗せるのと、弾くだけとでは効果が違いますね
レゲエを唄う意味があります
暑いときには感じなかったけど、お盆になった今なら分かる素晴らしい句だと思います
点数: 2