俳句添削道場(投句と批評)

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風鈴の透かした水色友の声

作者 ごうざんぜ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

はじめに、拙作にコメント、アドバイスいただきありがとうございます。
とても参考になります。

炎天下、縁側で涼んでいると、友達の遊びに誘う声が聞こえてくる…と言ったイメージです。
季節外れの句になってしまい恐縮ですが、アドバイス頂ければ幸いです。

疑問点(箇条書き)
・雲一つない夏空をイメージして水色にしたが、ひねりが無さすぎるか(青色、虹色、オレンジ色…等の方が良いか)
・音つながりで「友の声」としたが、色・光つながりで「友の顔」等の方が良いか
・そもそも根本的に何かが間違っているか

最新の添削

風鈴に透ける青空友の声

回答者 ちゃあき

ごうざんぜさん、こんにちは。この句は実景なのでしょうか、イメージだけの句でしょうか。ぼくは自分の五官で感じ取ったことを読み手に伝えるにはどうしようと考えながら作っています。全部がそうだと言い切れませんけど、作っていて面白いのは断然実景句のほうです。少なくともぼくは、そう感じています。イメージだけならどの様にでも変えられるし、その時は自己満足でいい句が出来たと思っても時間が経ってから改めて見ると色褪せたように見えると思います。下手な句でも実景であれば心のアルバムの中の一枚として貴方だけの宝物になりますよ。御句に対する感想は他の方とほぼ同じです。センスは素晴らしいと思いますので次回も投句楽しみにしています。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「風鈴の透かした水色友の声」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
2句目拝読しました!

このサイトは当季でという決まりはありませんが、今の季節感で詠めると一番ですねー!

さて、御句。575の調べに乗せれるなら中八は避けたいですね。
透かした水色、も水色のガラスの風鈴かなと思い、空を透かした色とは読めず。こういうところでつまずくと、読み手の想像が広がりにくくなりやすいです。空が透けてると書く方がいいですね。

友の呼ぶこゑ風鈴は空の色

点数: 1

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「風鈴の透かした水色友の声」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

ごうざんぜさん、こんにちは。御句の感想と提案句を置かせていただきます。
二句目、早いですね!作りためているのですか?夏から?

まず、御句、全体的にわかりにくいです。「風鈴の透かした水色」これは、普通は「水色の透明なガラスの風鈴」と思うでしょう。それにしてはちょっと表現が変だなと思いながら。そうしたら、「風鈴を透かして見た夏の空」のことですか?わかりにくい。せめてそれが真っ青とかならまだしも、水色では。「水色の空」って、言いますかね。普通は青い空では?
もちろん、なんでも普通がいいというわけではありません。独創的な、他にない考え方も貴重です。しかし、五七五と十七音しかないので、特殊な表現は伝わりにくいというリスクはあります。自然な詠みが一番です。

そしてそこに友の声。やはり唐突感はあります。顔でも同じです。

ごうさんのお詠みになりたかったであろう句になんとか近づけてみた提案句です。

・友来たる風鈴透けて青い空

私も初心者ですが、このように他の方の句に対して、下手でも「私ならこうする」という提案句を投稿し続けています。なぜならこれがとても勉強になるからです。

なお、ご自身でも気にしておられますが、できれば時季に合った句のご投稿が望ましいですね。最初はいいですけど、慣れていらしたら、一緒に季節を楽しみましょう。

点数: 1

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「風鈴の透かした水色友の声」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。
精力的に作ってらっしゃいますね。

◆「空」という語を避けた理由はあるのでしょうか?季重なりでもないですし・・・「水色」と遠回しに言うと、何か「空」ではない別の物かも?という迷いが出るかも。
◆「ひねり」を加えるのは慣れてからでいいと思います。
 まずは「受け手に届ける」「表現する」のが大切だと思います。
 なので「虹色」とかはやめた方が良いかと・・・「虹」も季語ですし・・・
◆下五「友の声」が突然出てくるのですが、実はこういう技法もあるので、これはこれで悪くないですね・・・
 「友の顔」よりは「声」の方がいいと思います。上五中七で目線が風鈴と空にあるので、そこに顔が出てきたらびっくりしますよね?
 「音つながり」「光つながり」と考えるよりは、「受け手の想像できるように風景をつなぐ」方が優先かと思います。その上で別の繋ぎがあって面白ければ、なお良いです。

点数: 0

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添削対象の句『風鈴の透かした水色友の声』 作者: ごうざんぜ
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次回作も楽しみです。

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