「避難所の焚き火に映ゆる隣人の顔」の批評
回答者 卯筒
特殊かつ心細い状況を詠まれた句ですね。
僕も親戚が多数被災したので他人事ではないです。
季語としての焚き火と心細い状況での焚き火がハッキリと見える句だと思います。
点数: 1
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作者 小西晴菜 投稿日
回答者 卯筒
特殊かつ心細い状況を詠まれた句ですね。
僕も親戚が多数被災したので他人事ではないです。
季語としての焚き火と心細い状況での焚き火がハッキリと見える句だと思います。
点数: 1
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回答者 なお
こんにちは。小西晴菜様、いつもお世話になってます。
阪神淡路大震災で被災なさったとのことで、遅ればせながらお見舞い申し上げます。大変でしたね。
御句ですが、そうした非常の時に勇気を与えてくれる焚き火の不思議な力をうまく表していらっしゃいますね。
ただ、残念なのは後半が字余りになっており、定型の流れに収まっていないことです。ここはリズムを整えた方が、鑑賞する側も抵抗なく受け入れられると思いますが。
提案句ですが、
・避難所の隣人つなぐ焚き火の輪
と置かせていただきます。
点数: 2
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回答者 なお
こんにちは。小西晴菜様、いつもお世話になってます。
再登場失礼します。
小西さんほどの方が、下五でこのように大幅な字余りをするのはおかしいなと思っていました。
もしかして、「隣人」と書いて「ひと」と読ませるのでは?
いかがでしょうか?
点数: 2
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回答者 イサク
こんばんは。
秋沙美様と同じく「映ゆる」は不要と思います。
下七の字余りも、やむを得ない字余りとは見えないので、解消したいですね。
・避難所の隣人集ふ焚き火かな
点数: 1
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回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
私も関西なので、あの揺れを体験しました。そうでしたか、被災されましたか。
そんなときの焚き火はかなりいろいろな思いを持つでしょうね。
秋沙美さんの提案句がよかったですね。被災者の我ら。そういう絆が生まれるような。
点数: 1
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
1995年1月17日の阪神淡路大震災で実家が被災しました。町内の死傷者はありませんでしたが、大半の家が半壊となり、地元の小学校の避難所で数日を過ごしました。
そんな中、小学校の先生方が転地学習のキャンプファイヤーの道具で、焚き火をしてくださったのです。
近所の住民と言っても、皆がそう親しいわけではありません。顔は見たことあるけど名前なんだっけ、とか、挨拶は欠かさないが会話したことない、とか。
でも、暖をとりながら、とりとめの無い雑談をしていると、「郷里が同県」「共通の友人がいる」「職場が同じビル」なんて新たな発見もありました。
壊れた家をどうする、貯金いくらある、これから仕事はどうなるといった現実問題に立ち向かう前に、焚き火がしばしの休息を与えてくれた、そんな印象の夜を詠んでみました。