梨むくや指甘くしてしたたりぬ
作者 よし造 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。
「梨むくや指甘くしてしたたりぬ」の批評
回答者 なお
こんにちは。よし造様、いつもお世話になってます。
御句、梨の甘さが伝わってくるようですね。
初読では、みずみずしい梨を剥いていたら、甘い果汁が指を伝わって滴り落ちた、という句かと思いました。
そしてコメントを拝読。なるほど、甘さというのは舌だけでなく身体全体を柔和にしてくれますよね。
それであればこのようなのもありかと。いかがでしょうか。
・梨をむく指を伝わる甘さかな
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「梨むくや指甘くしてしたたりぬ」の批評
回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
甘い・したたる、梨をしっかり想像できますね、梨が食べたいと思う措辞です。
「指甘くして」、「して」というつながりが少し気になったのですが、指だけであい全体なんですね、そこまではいけずでした。
梨むきて指をしたたる甘さかな
みたいな感じかなと思いつつ、そういうことでは意図として足りないのですね、句意的には、きっと(*^^)
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「梨むくや指甘くしてしたたりぬ」の批評
回答者 イサク
こんばんは。
「指を通して身体全体が柔らかさにつつまれるという句意」いやさすがにそれは伝わらないと思います。「柔らかさ」の正体は何なのか・・・別の意味で詩的な感性が要りますね。
それを抜きにすれば、それなりの描写なのではないでしょうか。
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「梨むくや指甘くしてしたたりぬ」の批評
回答者 はや
これ好きですー。
「指甘くして」の表現がすごいなあ。
梨のみずみずしい甘さを指を通して感じているような、ステキな句ですね。前回の「みずみずし石」も今回のも、梨への愛を感じます!
「したたりぬ」がコメントの「身体全体が柔らかさに包まれる」というのを表しているのでしょうか。そこまでは鑑賞できませんでしたが、梨を楽しむのは味や食感だけではないんだ、ということを気づかせていただいたような気がしました。とてもステキな句だと思います。
「やや寒や…」の添削ありがとうございました。
子どもの句はいつもほんわか系の季語と合わせてばかりだったので、たまには違うものをと思ったのですが、あまりうまくいかず。
吾子×犬、本人たちは互いにキッと見合っている瞬間でしたが、客観的に見るとやっぱり微笑ましいものなのかも…?秋うらら、いいですね。鵙高音は思いつきませんでした。
いつもあたたかいコメントありがとうございます。励みになります。
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「甘く」というのは、甘さそのものだけでなく、指を通して身体全体が柔らかさにつつまれるという句意ですが、伝わるかな?