「秋深し夫の作るナポリタン」の批評
回答者 なお
こんにちは。大江深夜様、いつもお世話になってます。
拙句「好きな秋…」「肉の余韻」両句にコメント有難うございました。前者は、人様の前にお見せするなら作者が核を据えて詩を構築するべき」とのアドバイス、身に沁みました。「肉」のほうも真っ当なコメント、その通りです。勉強になります。
さて御句、それほどいいコメントをいただいていながら感想が遅くなりました。何点か悩んでました。
まず、この場合、「夫」とはどういう意味だ?大江さんは男性のはずだから、自分のこと?自分のことなら「男の作る」とか言わないか、普通?
そうか、これは奥さんの立場で詠んだもの?ではなぜそんなことを?
休日に旦那さんが趣味で作る「男の料理」とかの句かと思っていたが、もしかして、看病とか介護の句か?だとすると能天気に「美味しそうですね!私も好きです!」なんて書き込んだらまずいのか?
そんなことを考えて何日か経ってしまいました。しかし、最近、「自分の思ったように鑑賞しよう!」と決めましたのでようやく今日お伝えします。
男の作る、ではなくて夫の作る、としたところに、逆に奥さんの存在をクローズアップさせる効果があると思いました。
休日に勝手気ままに趣味で作るのではなく、奥さんに楽をさせるために一生懸命、慣れない料理をする旦那さんの後ろ姿が浮かんできました。
私はコンビニのミートソースのスパゲティを買ってきて、ケチャップを足して炒め直すのが好きです。
点数: 1
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推敲句