俳句添削道場(投句と批評)

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学び舎の桜に潜む母の影

作者 こま爺  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

数日前の新聞記事を読んでいたく共感。入学の日母が桜の咲く校庭で、ずっと自分を見守っていたのを今でも忘れないと。

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「学び舎の桜に潜む母の影」の批評

回答者 みつかづ

こんにちは。貴句、拝読しました。

文語体における「潜む」は口語体の「潜む」よりも象徴的な意味のニュアンスを持ちますので、「桜に潜む母の影」を「この子はこの学校で上手くやっていけるのだろうか?」等の「母の気持ちの象徴」としての「母の影」、それが「桜の向こう側にある」と作者は詠んでいるのかもしれないと読者は読み解けますが、口語体での「潜む」はより直接的なニュアンスの意味になりますので、読み解きようによっては母に不気味な印象を持ってしまう読者もおられるかもしれません。

文語なら「花に潜める」(自動詞「潜む」の已然形「潜め」+存続の助動詞「り」の連体形「る」)、口語なら「花の向こうの」ですと、誤読の余地は減るのではないかと思います。

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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「学び舎の桜に潜む母の影」の批評

回答者 あらちゃん

句の評価:
★★★★★

こま爺様おはようございます。
句意は伝わります。
次のように韻を踏むのもよろしいかと思います。

学び舎の桜の陰に母の影

よろしくお願いいたします。

点数: 2

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「学び舎の桜に潜む母の影」の批評

回答者 ぼしゅん

句の評価:
★★★★★

こま爺さま
ばっさりカットの句に添削ありがとうございました。
短い文の中で工夫して動きとか新鮮さを入れたいと思っていまして、まだまだ勉強不足ですが取り合わせを良いと言っていただけて嬉しいです。

御句拝見して、母と桜に見守られる子の幸福さや、子供時代の自分についてしみじみ思いを馳せました。

良い意味の句と存じます。
“潜む”と“影”に少し不穏な印象を感じたので、別の字で置き換えられたらと思いました。

またよろしくお願い致します。

点数: 1

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