俳句添削道場(投句と批評)

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つめたーいの褪めたる文字や秋の潮

作者 げばげば  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

そろそろ何を見ても秋の気配を感じるような時期に入ってきた。
秋が好きだからかも。海の家近くの自販機。
色褪せた文字は類想感がありますが。
一応表記「つめたーい」は「つめた~い」です(*'▽')

きっちり基本通り。
みなさんご意見よろしくお願いします。

最新の添削

つめたーいの減りし釦や秋の潮

回答者 なおじい

こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。

御句、最初は、全体が自販機のことを詠んでいるということを理解する力も、秋の潮という季語を鑑賞する能力もなく、げばさんおよび皆さんのコメントを読んで、おおよその輪郭がわかった次第です。

そんな私ですが提案句は置かせてください。自販機に冷たい飲み物が減っていく寂しさを詠んでみました…

って、それはげばさんが先でしょ!(自分でツッコミしてます)

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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秋の浜静寂に褪せるつめたーい

回答者 ぼよん

句の評価:
★★★★★

いつもお世話になってますm(._.)m

色が褪せている「つめた~い」の文字に着眼してるのはとても面白いと思いました。つい最近まで海水浴で賑わっていた浜辺も秋が近づいて人は誰もいなくなり、海の家の隣に置いてある自販機がどことなく夏の終わりという寂しげな感じが伝わってきます。

自分の少々気になった点ですが、イサクさんも仰った「文字」と秋の潮でしょうか。
「つめた~い」の表記だけで自販機とあのつめた~いの文字は想像出来、今回の焦点は海ではなく浜なので「秋の浜」の方が合うと思いました。
「文字」の代わりに「静寂」をいれて寂しさを強めてみましたがいかがでしょうか?

点数: 2

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つめたーいの褪せて傾く秋の潮

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

私も今年の春、「つめた~い」を使って作句してみました。その句自体は推敲するも凡句のためお蔵入りしていますが、着眼点が似てきたのですかね・・・

今年は早い長雨もあって、地面の蓄えた熱が少ない感じはありますね。確かに秋の気配。

御句、げばげば様のレベルでは凡ミスという説明描写が・・・
◆「文字」という説明は不要と思います。
◆「褪めた」を選んだ理由はありますか?「冷めた」を思わせ、季語「秋の潮」や「つめたーい」に近しく感じます。

一語一語の類想は恐れずでよいと思います。
句の完成状態を以て、凡庸さをいかに脱出するか、だと思います。
先日話題の動画のとおりですね。

点数: 1

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「つめたーいの褪めたる文字や秋の潮」の批評

回答者 知世

句の評価:
★★★★★

いつもお世話になっております。
げば様のわれからの句見たいのでぜひ投稿して下さいませ〜。
ついでにイサク様も投稿して、「あれ今の兼題われからだっけ…じゃあ作るか」と皆投稿する流れに。
われからや蚯蚓鳴く面白いですよね、昔の人の無知が発端だとしてもそれが世界に少し不思議で魅力的なズレを生んでいるという…。

正調の中でいかにオリジナリティを出していくか、すごく難しい試みですね。
「自販機」→「つめた〜い」の変更は成功していると思います。
イサク様のご指摘「文字」がいらないというのは確かに。私も勉強になります。
げば様なら空いた文字数でさらに色々表現出来そうですね。
「褪めた」は私は敢えてなのかと…。
げば様が色々な挑戦をされているお陰で私も横で色々学ぶことができありがたいです^_^

点数: 1

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「つめたーいの褪めたる文字や秋の潮」の批評

回答者 はや

句の評価:
★★★★★

いつもあたたかいコメントありがとうございます。
げばげばさんの「ここに秋を感じる」の句、毎回楽しみに鑑賞しています。
今回は自販機!しかもドリンクのラインナップではなく文字。さらにはこれからの季節の「あったか~い」ではなく「つめた~い」の方に注目。さすがだなあと思います。
「つめた~い」は声に出して読むときは「つめたい」と4音で読めばよいのでしょうか。伸ばして読むと違和感がありますが、もしやその違和感を狙ってのことですか…?もう夏は終わったのに、という。
え…すごい…!

点数: 1

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「つめたーいの褪めたる文字や秋の潮」の批評

回答者 幸福来々

句の評価:
★★★★★

コメント失礼します。

これ面白いです。
この自販機は見たことないようなメーカーのものなんじゃないかと思いましたw
『つめた~いの褪めたる文字』で、ずっと見向きもされてないドリンク・自販機が夏は賑わっていた盛者必衰の海とが今秋の物悲しいさの中で共存しあっていると読みを誘導された気がしました。

私は上五中七の展開は、『秋の潮』を引き立てるために『つめた~い』の丁寧な描写が必要だったと考えます。

点数: 1

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つめたーいの文字の色褪せ秋来る

回答者 よし造

句の評価:
★★★★★

拙句・・いささかたどたどしい表現の句を好意的に読んでいただきありがとうございました。
御句‥中七が少しゆるくなっているのでコメントから色褪せをもらい、掲句のようにしました。冷たいと潮(水)とは関連用語なので、私ようなうっかり者は、なにか関係があるのかと思ってしまいました。それにおうおうにして俳句には、場所はあまり重要ではないと私は思っています。そこで季語を変えました。秋来るでは当たり前すぎると思うのであれば、秋の風でも雲でも、いろいろあると思います。
この俳句のポイントは褪せた文字ですが、褪せたという措辞が類想感があると感じたのは凄いです。私は数年かかりました。少し生意気を言わせていただきました。

点数: 1

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つめたーいの文字残る秋の浜

回答者 負乗

句の評価:
★★★★★

げばげばさん、今晩は😊
いつもコメント、ありがとうございます。
拙句、「へちま」の語の可笑しさを感じて欲しかったのですが、まあ、いい加減な遊びの句ですね…

"何を見ても秋の気配"はほんとですね。私も十一月生まれなので、秋は詩心が湧きますね。いや、沸いてくるはずです😆
御句、「褪めたる文字」が自販機のことだと、説明がなければ分かりませんでした。文字が、「褪める」というのもちょっと感得出来ませんでした。
提案句も、分かりにくいですが、なんとか自販機は「秋の浜」で、ご納得を…(取り残された幟でもいいですが…)

点数: 1

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添削対象の句『つめたーいの褪めたる文字や秋の潮』 作者: げばげば
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