俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

道傍の地蔵の灯にも秋来る

作者 げばげば  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

8/23にして、なおじいさんと同じ、立秋についてちょうど詠んでました、意気投合(*'▽')暦上でなければ今ぐらいじゃない立秋って、とか思ったりして。

シンプル日常句。
毎日の通勤路の道傍のお地蔵さんには毎日誰かが絶やさぬ蝋燭の灯をともしてくださっている。夏は煌々とかつ激しく、そして最近は爽やかかつ寂しく。同じ炎なはずですけど。

中七「も」の是非はいかがなものでしょう。
ご意見よろしくお願いします。

最新の添削

「道傍の地蔵の灯にも秋来る」の批評

回答者 黒猫

げばげば様
こんばんは。
添削ありがとうございました。
やはり南風の季語のイメージだと海への鎮魂の句になってますね。
提案していただいた句の盆東風という季語はお盆の時期に吹く風のことなのですね。
知りませんでした。そしてお盆がもう初秋だということも知りませんでした。
実際にお墓参りに行ったのはお盆の時期で
夏の海からの湿ったぬるい風だったので南風にしてみたのですが
もう初秋になっていたとは思いもよりませんでした(笑)
盆東風覚えておきます。
そしてまだ歳時記も買っていないので買います(笑)

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

裏町の地蔵の灯にも秋来る

回答者 よし造

句の評価:
★★★★★

拙句・・鑑賞していただきありがとうございました。本当に私のような典型的な庶民もメロンが普通になりましたね。夏の氷など考えると、現代人は王様以上の食の贅を尽くしていると思います。
御句・・げばげばさんには珍しく正調俳句です(誉めてます)。この「も」の使い方も正調です。実景ですからこのままでもいいのですが、裏町とすると少し情報が増えると思いますが、いかがでしょう。

点数: 1

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「道傍の地蔵の灯にも秋来る」の批評

回答者 知世

句の評価:
★★★★★

いつもお世話になっております。
「茉莉花」と「素馨」微妙に違うものを意味しているようです。
横文字だとどちらもジャスミンなのですが、私が見たのは「素馨」の方だったかと。
ちなみにこれもスペインの句なんです。
アルハンブラにメスキータとイスラム様式の建築が多くて、それがとてもエキゾチックで素敵なんですが俳句で伝えるのはすごく難しい…。
海外なんて滅多に行かないですが、コロナ前年にヨーロッパあちこち行ったので印象に残っています。
「零る」はやっぱり「零るる」が正解ですね〜ご指摘ありがとうございます(ノ_<)

こちらの句良いですね〜。
「も」はダメ、とよく聞きますが「秋来る」発見の句にはとても似つかわしく思えます。
火の色も変わって見える、よく分かります。
よし造様のコメントの「裏町」も良いですね。

点数: 1

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裏町の地蔵の灯にも秋の風

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

うまくまとまった句ですね。僕も道傍がなんともゆるい感じがしたので、悩んでましたがよし造さんの「裏町」は良かったですね。句の世界が広がりました。

秋来るで全然良いのですが、もう少し爽やかさを五感で味わいたいと思いました。
「にも」は、それ以外の対象が明確な場合、匂わせぶりでない場合にはうまくいきそうです。この句も、この「にも」によって、焦点を絞ってからの広がりが感じられました。

点数: 1

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「道傍の地蔵の灯にも秋来る」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

良句です!
で終わらせてはいけない謎の使命感(うざかったらごめんなさい)。

綺麗に整っている句です。
発見もわかりますし、詠み手の感動も出ています。
句の形も特に問題はなさそうです。

気になるのは「道傍の地蔵」「灯に秋が来る」という類想感ですね。
それを狙っているなら実験としてはOKです。
そうでなければ、例えば吟行で見たものを必ず使わなければならないなどの縛りがあるのでしたらまだしも、少しありきたり感が・・・

点数: 1

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横丁の地蔵の灯にも秋来る

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

こんにちは。げばげば様、いつもお世話になってます。
拙句「無人駅のトイレ」ご評価有難うございました。温かいコメントをいただけてうれしく思いました。

御句、とてもいいと思います。真っ当な、日常の情景を詠んだ、俳句らしい俳句ではないでしょうか。高得点!

原句のまま鑑賞したいのですが、ちょっと悔しいので(笑)、提案句は上五に別案置かせてもらいました。原句の「道端」もいいのですが、あるあるとのこと。そこで、よし造さんの「裏町の」もいいですが、私にとってお地蔵さんとお稲荷さんは、本当にさりげなく横丁にふっと現れる存在ですので、「横丁の」としてみました。

この句のような「も」はいいのではないですか。すでに他のところでは秋を感じているのですから。立秋過ぎたしね。

点数: 1

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「道傍の地蔵の灯にも秋来る」の批評

回答者 はや

句の評価:
★★★★★

いろいろなところで秋の訪れを感じる、という繊細な気づきがさすがだなあと思いました。
メトロノームは時間の流れ、灯は炎の温度感、でしょうか。同じはずなのに違うように感じられる、というその感性がほんとステキです。

「抱き止めし…」の添削ありがとうございました。
近すぎるというのが、みなさんの添削を受けてだんだん分かってきた気がします。「聞こえてこない」とのご指摘、なるほどそうなのか、と納得しました。
いつもあたたかくコメントしてくださり、励みになります。これからもがんばります!

点数: 1

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秋来るや誰か変はらず地蔵の灯

回答者 負乗

句の評価:
★★★★★

げばげばさん、今晩は。
いつもコメント頂き嬉しいです。なかなかお返しできなくて御免なさい。
遅ればせながら、拙句[~巨峰かな」ですが、”葡萄”でもよかったのです。ただ「巨峰」も自分の歳時記には、季語として載っていたものですから…

御句ですが、しんみりと来る良い句ですね。今時、道端のお地蔵さんに蝋燭を灯し続けるような、殊勝な地域があるのですね。嬉しくなりますね。
「道傍の地蔵」…語としては好きですが、お地蔵さんはたいてい道端にあるので、省いて、私流に変えてみました。コメントを見てのことですが。

点数: 1

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「道傍の地蔵の灯にも秋来る」の批評

回答者 74

句の評価:
★★★★★

こんばんは。いつも為になるコメントありがとうございます。
感想文はたぶん、ただ感想を書き連ねるのではなくレビューしなさいプレゼンしなさいという雰囲気が苦手だったのだと思います。宿題全般がほとんど身にならない作業だなぁと思っていました(笑)
季語「秋の灯」からいろいろと連想しつつの提案ありがとうございます!家族を巻き込んで宿題に立ち向かう…掌編小説にできそうなテーマですね。苦手を吐露するより詩があるなーと感心しました。たしかに、初めての自由研究などはほぼ母が作ってたので、似たテーマで一句できるかも…φ(..)メモメモ
仕事の内容がほぼ作業だと考え事にちょうど良いですよね。あれこれ俳句のことを考えたり家事のことを考えたり仕事も考えたり、お気に入りの歌をリピート再生風に思い出したり。最近は俳句であれこれ考えるのが楽しいです^^

御句拝読しました!
皆さんのコメント含めて鑑賞していましたが、なかなかコメントするまでに辿り着けず遅くなりました。
ゆるやかに秋が来ているように、道端のお地蔵さんへ視点が絞られて誰かがマメに灯している火に注目し、揺らぎ具合に秋を見つけた…これぞ俳句!ですし良い発見ですね。
外を歩く機会が減るとなかなか気付けないことをげばげばさんから教えて貰える句ですねーささやかな秋の発見が見事です。
「道端」が類想類句に繋がるということでいろいろ挙げられているのも勉強になりますね。4音の場所…往来だと通勤感が増しますかね?
げばげばさん着実にレベルアップしててプレバト流ならもう特待生ですよね。見習って精進します!

余談ですが、通勤中なにかと目に留まる…っていうものありますよね。私は通勤じゃなくて通園中によく田んぼの様子が目に留まります。もう稲穂は頭を垂れていて、徐々に黄金色の割合を増している頃です。

点数: 1

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道傍の地蔵の灯にも素秋かな

回答者 長谷機械児

句の評価:
★★★★★

げばげばさん、こんにちは。

「社会的~」「ピアス四つ」句の批評ありがとうございます。

クラブシーンには疎いので、「ギグの印」というものは知りませんでした。下戸で酒も飲まないので、目当てのミュージシャンが出演するときのライブハウス以外、基本的に、繁華街という所は素通りしかしないのが、私の実際です。
私のコメントに書いた「クラブ・カルチャーが青春の方」というのは、ファッション・文化としての入れ墨をしている人という程度で、職業的に本当に恐い人でないことという否定形の意味合いが強いです。“本当に恐い人というのは、見た目で目立つようなことはしない。悪目立ちしてたら生きづらい世界だから”と、小学生くらいの頃に教わったので、過剰にアクセサリーをつけるような人は本当に恐い人では無い、は割と常識的な判断とばかり思ってました。

さて、御句、拝読いたしました。

・まず、「道傍」の読みがわからないところで躓きました。意味は「道端」なのでしょうが、「みちばた」なのか「どうぼう」なのか。手元の国語辞典(新明解の第五版)にはどちらも収録されて居らず・・・。Web検索すると、昔の小説では「みちばた」と読ませる例があるらしいこと、辞書的には「どうぼう」であるらしいことがわかりました。・・・結局どちらか判らなかったわけですが。

・もう一つ気になる点は「も」ですね。立秋としての「秋来る」に「も」は要るのか。暦の上の秋なら、個々の事物で来たり来なかったりするなんてことはないので、不要と思います。単に「秋」の句であれば、特に不自然とは感じません。

提案句は、「道傍」を音読み「どうぼう」であるとして、下五を「秋」の漢語表現にしてバランスをとるようにしたものです。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

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添削対象の句『道傍の地蔵の灯にも秋来る』 作者: げばげば
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