俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

三十度聞かなくなりて秋は来ぬ

作者 なおじい  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

気象情報。活発に踊っていた各地の30℃台の文字。懐かしい。もうあの日々は戻らないのでしょうか…。

最新の添削

三十度越えし日遠き夏惜しむ

回答者 よし造

拙句・・やはり読み下しがいいですか。考えさせられます。ありがとうございました。
名前は、操作ミスです。風の鳥のハンドルネームは、ネット句会で使用しています。
私は、現代俳句協会のネット句会に参加していますが、なおじいさまも参加していなかったらいかがですか。知り合いがいると励みになるのですが。
御句・・読み方にもよると思いますが、温度が下がったから秋が来たという事実を書いているようにも読めます。季語は気持ちが籠ったものがよいと思ったのが、掲句です。いかがでしょう。俳句に必要な「なぞ」がありませんが。

句の評価:
★★★★★

点数: 0

添削のお礼として、よし造さんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「三十度聞かなくなりて秋は来ぬ」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつもありがたいコメントをいただいております。
本日は武道館の会にいらっしゃったのですね。

御句、これはなおじいさんならではですね!
秋が来たなーという物哀しさの感慨にふけるのではなく、もう秋にいくのー、待ってよー、まだまだ炎天でしょ。27度、えー、早くない!ですよね。
秋は来ぬ、のこの物哀しさがにおう季語は、実は「夏が終わる哀しさ」なんですよね、秋を愛でるというより、夏を愛でる句。「三十度と聞かなくなりて残念だ」から始まっているわけですね、伝わってきます。

しかし、秋は秋で、「実り・おいしいもの、秋景色」など楽しみはいっぱいじゃないですか!?と秋が一番好きなげばから推しておきます(*'▽')

点数: 2

添削のお礼として、げばげばさんの俳句の感想を書いてください >>

「三十度聞かなくなりて秋は来ぬ」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

いつもコメントありがとうございます。
トマト・・・たいして深い意味はありませんでしたが、いろいろ解釈いただいてありがとうございます。
盆棚・・・市松模様が欲しい!(笑)

御句、なおじいさんらしい句ですね。30度の問題、夏惜しむの季語がいいのでは?など同じ意見ですが、短歌出身であるなおじいさん向けに遊びの句を。

秋来ぬと天気図になき30℃
(℃が載せられない仕様なのでここで)

点数: 2

添削のお礼として、卓鐘さんの俳句の感想を書いてください >>

「三十度聞かなくなりて秋は来ぬ」の批評

回答者 オマちゃん

句の評価:
★★★★★

なおじい様

お世話になります。
御句、興味深く拝読いたしました。
当方は夏が一番好きなので、天気予報で20℃台の数字を見ると、なんだか物悲しい気持ちになります。

さて、皆様のコメントも参考にさせて頂きながら、当方なりになおじい様のお気持ちを愚考致しまして、拙い句ではございますが、詠んでみました。
添削ではなく、ご発想を真似っこしてみた、というところでしょうか。

頃日の20℃台の初秋かな

点数: 2

添削のお礼として、オマちゃんさんの俳句の感想を書いてください >>

真夏日も去れば恋しや秋の蚊帳

回答者 秋沙美 洋

句の評価:
★★★★★

なおじいさん、こんにちは。

僕の感覚ですが、三十度が何の事を指しているのか分かりませんでした。何かの角度だったり、飲んでいるお酒の度数だったりを想像してしまい、気温の事だと悟るのが難しかったです。
そして詠んでいる内容も…「三十度台の気温を聞かなくなったから秋ですね」、というのは当たり前というか面白味に欠けるというか。
何か一つ、作者なりの気付きや発見を盛り込みたく思いました。

点数: 1

添削のお礼として、秋沙美 洋さんの俳句の感想を書いてください >>

「三十度聞かなくなりて秋は来ぬ」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも温かいコメントありがとうございます!

ペガサスの句、早速コメントありがとうございます。
もう、みなさんのおっしゃる通りで、少し俳句というより、詩の方へ寄ってしまった気がします。
星空と借景で詠もうとなったのですが、そもそも借景というのは造園や庭などの造りのことなので、窓の景色を借景というのは比喩的なのかも、そして、秋の星と呼ばず、ペガサス座とも呼ばず、ペガサスとするのも、星空ではありつつも、ペガサスが躍り出るような感じでありちょっと比喩的な。そして、下五も具体的な行動や描写に寄せず「夜が明ける」でもなく、「夜を明かす」と我の過ごす時間を抽象的に書いているので、俳句は描写ということから行くと、描写より詩寄りでしたね。夜を明かすも時間経過が長すぎて。これは17音にしているけど、俳句じゃないよと言われそうですね(*'▽')おい、きれいな言葉並べたやろ!と指摘されそうです。

添削句はなおじいさん、やはり「飲む」なんですね。星空をバックに飲み明かす、これは最高ですよねー。私は何をしてるかなー。やっぱり、ラジヲ聞いたり、散歩したり、24時間スーパーをただ徘徊したり、ぼーっと考え事したり、等間隔にクリック(確かに道場を覗いている時間は増えましたね)したり。夜が長くなるのが楽しみです(^▽^)/

点数: 1

添削のお礼として、げばげばさんの俳句の感想を書いてください >>

三十度さえ届かぬか秋早し

回答者 負乗

句の評価:
★★★★★

なおじいさん、こんばんは😃
盆は雨ばかりで、煮え切らないですね。暑さがお好きななおじいさんにとっては、物足りない今日この頃でしょうね。
拙句、「姉に似し〜」ご批評ありがとうございます。ご指摘のとおり、焦点が定まっていませんでした。「女史が素敵なのか、詠嘆しているトマトが主役なのか
分かりづらい」…まったく、そのとおりですね。もちろん「女史」が主役です。「姉に似し」は不要でした。別な形でまた措辞を考えてみます。

さて、御句ですが、陽が燦々の夏を惜しんでいる感じではなく、すんなり秋の訪れをを喜んでいる印象が出ていますかね。
趣意に沿って、シンプルに変えてみましたが、どうでしょう。ちょっと平凡ですが。

点数: 1

添削のお礼として、負乗さんの俳句の感想を書いてください >>

「三十度聞かなくなりて秋は来ぬ」の批評

回答者 幸福来々

句の評価:
★★★★★

「盆の雨」の句のコメントありがとうございます。
というか、いつもコメントいただきありがとうございます!
私の句に真剣に向き合ってくれていることをいつもコメントから感じております。
「やんで」と「兄との」は私も悩みました。

口語はどうでもよさ(日常性)を表現したい気持ちの表れです。
「との」は完全に音数合わせです^^;
ですので、「降り終え」はいいアイデアだと思いました!

盆の雨(祖母と兄と墓参り行ってきたんですが)という感傷的なものと兄弟で庭いじりをするというどうでもいいことを取り合わせたらどうなるかなと。

案の定今日は筋肉痛ですorz

本句ですが、決まるとすごく格好良くなるのですが、数詞は難しいですよねー。
数詞自体は無機質ですし、数詞の必然性が求められるので、かなりハイレベル技だと思います。
私もこの前の一句一遊で挑戦しましたが、全部失敗に終わって投句はやめました^^;

すみません。
具体的な助言が難しいですが、この三十度という気温が聞かなくなったことをどう感じればいいのかが難しいですね。
悲しいのか、嬉しいのか。

ただ、こういう挑戦的で実践的なところに格好良さを感じました!
筋肉痛がなくなるようなお年であると聞きましたが、私もそんな年になってもこういう挑戦をやり続けれるような人格を持っておきたいなと思っております。

点数: 1

添削のお礼として、幸福来々さんの俳句の感想を書いてください >>

「三十度聞かなくなりて秋は来ぬ」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも温かいコメントありがとうございます。

秋の池のコメントありがとうございます。
みなさんにいろんなコメントをいただきましたが、それでも、許してくれないでしょ(笑)っていうのに、笑っちゃいました(*'▽')そうなんです、なおじいズアイを頼りにしているからです。

「目にはさやかに見えねども」で「秋の波」が池の底に来ているとはなかなか思しろい措辞ですね。かなり気に入りました。表面ではばちゃばちゃなっていても奥には静けさがある、というのを言い得ているように思います。

やはりいろんな方の視点があって、めちゃめちゃ理論派の方の意見もありがたいし、私みたいに駆け出しだから見えることもあるだろうし、なおじいズアイもあるし、いろんな方が忌憚なく、自分の感想を言えることがこのサイトの好きなところです(*'▽')なので、入りづらいとか言わずに、ガンガン入ってきてくださいね(*'▽')

しかし、並べてみたら「池波紋」って確かに、そんな感じに見えそう(*'▽')

点数: 1

添削のお礼として、げばげばさんの俳句の感想を書いてください >>

「三十度聞かなくなりて秋は来ぬ」の批評

回答者 74

句の評価:
★★★★★

こんばんは。いつもお世話になっています。
炎天下の好きななおじいさんらしい御句ですね。また少し暑くなるらしいですしまだまだ残暑の時期は続くはずですね。
記号の℃を入力できたら一発で分かるのでこれはサイトの仕様との勝負でしょうか。「摂氏三十」などとしても良いかもですが無闇に音を使いますね。
天気図の赤は適温秋は来ぬ
三十度下回る見込み秋は来ぬ
天気図の消ゆる三十秋は来ぬ
いくつか考えてみてもしっくり来ないです…注釈で「三十度」は「30℃」ということとする方が良いくらい御句そのままの方が良いですね!

点数: 1

添削のお礼として、74さんの俳句の感想を書いてください >>

「三十度聞かなくなりて秋は来ぬ」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

だいたい秋沙美様の感想と一致してしまいました。
◆「三十度」が気温だとわかりません。初見は角度だと思いました。
◆「三十度という気温を聞かなくなって秋が来た」うーん、そのまんまですね・・・

なおじい様の気持ちは「夏惜しむ」でしょうから、

・三十度越えぬ熱量夏惜しむ

こんな感じでどうでしょう・・?

点数: 0

添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

鷹舞ひて日本となる山河かな

作者名 一本勝負の悠 回答数 : 1

投稿日時:

揚羽蝶二羽のなぞれる無限大

作者名 宮武桜子 回答数 : 11

投稿日時:

目黒川さんまのかをり流れ来る

作者名 蘇州大蔵 回答数 : 1

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『三十度聞かなくなりて秋は来ぬ』 作者: なおじい
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ