砂粒の湧き出るやうな冬の靴
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 冬靴やどこから入るこの砂は
イサク様、お世話になります。
脱ぎにくい冬の靴に砂が入ってきて、鬱陶しい。日常のあるあるを切り取る、まさに俳句的な視点だと思います。
ただ”どこから入る”という中七が説明的なので、もう少し描写を工夫し、オリジナリティを出す必要があるかと存じます。例えばですが……
例1)砂粒の湧き出るやうな冬の靴
例2)砂粒の刺してくるやう冬の靴
このように、いくらでも描写を工夫できます。是非ともイサク様の実感に合った句を完成させていただければと存じます。
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