「年寄りと地蔵の集い冬温し」の批評
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 年寄りと地蔵の集い冬温し
こま爺様、よろしくお願い致します。
御句ですが、字面をそのまま読みますと、年寄りと地蔵が”一緒に集まっている”という意味に読めてしまいます。原因は”集い”の言葉です。
年寄り”達”とすれば集まっていることは分かるので、”集い”は省けます。
・冬温し老人達と地蔵様
点数: 1
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 年寄りと地蔵の集い冬温し
こま爺様、よろしくお願い致します。
御句ですが、字面をそのまま読みますと、年寄りと地蔵が”一緒に集まっている”という意味に読めてしまいます。原因は”集い”の言葉です。
年寄り”達”とすれば集まっていることは分かるので、”集い”は省けます。
・冬温し老人達と地蔵様
点数: 1
回答者 南風の記憶
添削した俳句: サイレンの遠く近くの霜夜かな
竜子様、よろしくお願い致します。
サイレンと霜夜の取り合わせは悪くないと思いますが、他の方も指摘されているように「遠く近く」がちょっと分かりづらいです。
句意にあるように、サイレンが”しょっちゅう聞こえてくる”状況でしたら、
「サイレンのまた通り過ぐ霜夜かな」
あるいは、サイレンが”遠くから聞こえたり近くで聞こえたりする”状況なら、
「サイレンの今度は近き霜夜かな」「サイレンの今度は遠き霜夜かな」
竜子様の表現したい内容によって、しっくりくる言い回しを選ばれたら良いかと存じます。
点数: 1
回答者 南風の記憶
添削した俳句: 冬日差す瓦礫の下のぬいぐるみ
慈雨様、よろしくお願い致します。
プレバトでいう「才能アリ」の良句と存じます。直す必要は全くありません。
「瓦礫の下のぬいぐるみ」この措辞で、状況が完璧に伝わります。更に季語「冬日差す」が効いています。絶望の中でも何とか希望を見出したい、そんな心情さえも伝わってくるようです。
文句なく素晴らしい句です。この句に出会えて良かった。ありがとうございます。
点数: 1
回答者 南風の記憶
添削した俳句: キャタピラの噛む鋼板や柿落葉
竜子様、よろしくお願い致します。
御句ですが、「や」は不用だと思います。「や」には強調する働きがありますから、「キャタピラの〜鋼板」に「や」を付けることで、結果として季語「柿落葉」が弱くなってしまいます。季語を主役に立てるのは俳句
の基本ルールなので、取り合わせの際はその配慮が必要です。
これは拙句「ドーナツの〜」にも同じことが言えます。地雷はただでさえ強い言葉なので、「や」を付けると完全に主役となるべき季語「唐辛子」を食ってしまいます。
私は間もなくこのサイトを去りますが、今後他の方の句に添削例を示される際には、俳句の基本を押さえた上でされた方が、お互いにとって有意義です。
老婆心が過ぎたこと、お許し下さい。竜子様の今後の上達を願っています。
点数: 2
回答者 南風の記憶
添削した俳句: キャタピラの噛む鋼板や柿落葉
竜子様、コメントありがとうございます。
失礼だなんて、そんなことは全く思っていませんので、気になさらないで下さい。むしろ言い方がきつくなってしまい、申し訳ありませんでした。
私の句にどんな批評をしても全然構わないですが、さすかにポイントがずれていると感じましたので、あえて指摘させていただきました。
竜子様は、基本さえきちんと押さえられれば、まだまだ上達できる方だと見受けます。是非頑張って下さいね。
点数: 2
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