「冬日差す瓦礫の下のぬいぐるみ」の批評
回答者 なお
慈雨さん、こんにちは。
初投句以来、精力的にご投句なさって、また、他の方々へのコメントも丁寧でよろしいですね。
拙句「辛きこと」にも早速コメント有難うございました。「深読み」してくださるのであれば作者として嬉しいことです。
お礼に御句にコメントするにあたり、最新作にしようかとも思いましたが、最近で特に印象に残っているこの句にしました。
これはいい句ですよ。可哀想とか悲惨だとかおっしゃることなく、映像で心情を表していますね。
時節柄、戦場を思い浮かべますが、先にも出ております通り震災等でも共通するシーンであり、想像の幅が広がります。
「冬日さす」の季語がいいですね。これが「冬の雨」とかであれば、単に悲惨なだけの句になってしまうところ、厳しい中にもどこかしら希望を感じさせてくれる季語ですので、読み手も救われます。
今後ともよろしくお願いします。
点数: 2
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ガザ、壊れた家のガレキの下に子どもの玩具や絵が埋まっていたという報道を見て。辛いニュースが続きますが、少しでも早い停戦を願っています。
季語はもの凄く動くと思いますが、冷たい冬に微かな光を感じる冬日と取り合わせてみました。