秋晴や服に乾いたご飯粒
回答者 丼上秋葵
添削した俳句: 秋晴や服の乾いた御飯粒
はじめまして! おくらと申します。
拙句「赤提灯」の句にご批評くださり、ありがとうございます!
提案して下さった句は、たとえ冷たい秋時雨に邪魔をされようと予定は変えん! 断固呑みに行く…!! という句意でよろしいでしょうか? 「秋時雨」の〈煩わしさ〉も吹き飛ばす、漢らしい詠みですね!
恐縮ながら御句「秋晴」の句に、感想を述べさせていただきます。
私個人としては一目、とても爽やかさが感じられる気持ちのいい句だと思いました。
「ご飯粒」に〈実りの秋〉の嬉しさをにじませながら、それが「乾く」ほどのカラッとした「秋晴」、天高く広がる青空の映像に、詠み手の喜び・爽快感が感じ取れます。
強いてもったいないなと思う点があるとすれば、助詞の「の」でしょうか?
「服『の』乾いたご飯粒」と詠まれたことで、読み手が最後に思い浮かべる情景が「乾いたご飯粒」に焦点化されてしまい、主役であるべき季語である「秋晴」がはるか後方に追われてしまっている気がします。そこを「服『に』乾いたご飯粒」とすれば、〈ご飯粒の付いた乾いた服を着た人物〉が情景の中に残り、その人物は「秋晴」の中、どういう気持ちなのだろう? という想像の余地が生まれるのでは、と考えました。
少しでもご参考になれば、幸いです。
点数: 1