「ふるさとやどの路地ゆけど曼珠沙華」の批評
回答者 丼上秋葵
添削した俳句: ふるさとやどの路地ゆけど曼珠沙華
こんにちは!
懲りずに栗をしゃくりにまいりました。おくらです。
恐縮ながら、御句に感想を述べさせていただきます。
随分、悲哀感漂う句をお詠みになりましたね。
「ふるさとや」の上五で郷愁溢れる温かな句なのかな?と思いきや、「どの路地行けど曼珠沙華」とは恐れ入りました💦
実際に生えていたのかは置いておくにしても、「曼珠沙華」の季語としての力を余程、信頼していないとこの句は詠めないと思います。
悲哀は感じますが、広がる曼珠沙華の映像が皮肉にもとても鮮やかで、詩的な句だと思いました。
私はまだ故郷にそういった人はいないのですが、昔よく通っていた店や公園などが更地になっていたりすると、やはり胸をしめつけられる思いになります。
勉強になりました。
点数: 1