「立ち話中断するや初時雨」の批評
回答者 丼上秋葵
添削した俳句: 立ち話中断するや初時雨
おはようございます!
昨夜は上司の送別会、
二日酔い気味のおくらです。
拙句「缶詰」の句、ならびに、拙歌「ロケット」の短歌にご意見を下さり、ありがとうございます! ご質問に、一つずつお答えしますね。
「暗る」は「くる」と読み、ラ行下二段活用の自動詞です。〈心が暗く沈む〉ですとか〈目の前が真っ暗になる〉という意味を持ちます。
拙句は「缶詰」に閉じ込められた「鰯」の気持ちに寄り添い、暗い牢獄の中からやっと出られたと思いきや、もう「口の中」、短い人生だった…(´;ω;`)という悲哀を詠んだ句です。安易な擬人化により、句意が上手く伝わらなかったのですね💦精進します。
いくら、夏井先生が偉大だとしても、一人の人間が、季語
の読みを無理矢理変えることなどできないかと思われます💦
『俳句歳時記
第五版 秋』角川書店
https://www.kadokawa.co.jp/product/321702000222/
上記の歳時記にも、掲載されていますが、「秋夕焼」と書いて「あきゆやけ」「あきゆうやけ」とどちらの読みも可能です。長年の使用で、季語独特の読みが生まれたのでしょうね。
一例を挙げると、群馬県榛名神社の「男根岩」のように、性器を神様として奉る性器信仰は少なくありません。今も昔も不妊治療でお悩みになられている方は沢山おりますし、子宝を望む、命を繋ぐ為のものとして「男根」を神聖視する気持ちはあって当然だと思います。不快な思いをさせてしまったのならば、そのことに対しては心より、お詫び申し上げますが、必ずしも「男根」が忌避すべき、汚いものだとは、私は考えておりません。
長くなりましたので、一旦切ります💦
少しでもご参考になれば、幸いです。
点数: 1