俳句添削道場(投句と批評)

丼上秋葵さんの添削最新の投稿順の32ページ目

書初の右手ずしりと一画目

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 書初の右手を持ちて一画目

こんにちは!
国語教育専攻だったのに、
毛筆は壊滅的な、おくらですorz

拙句「富士」の句にご批評を賜り、ありがとうございます!

私のとっちらかった句を丁寧に読み取っていただいた上、「焚火」を立ててくださる 温かな提案句。燻っていたうちの「焚火」も喜んで、持ち直してくれるかと思います。メラ(´;ω;`)メラ

正に、かぬまっこ様と平果様の仰る通りですね💦
かぐや姫を詠もうというのに、何故「焚火」がメインなのか、「月」がええに決まってるじゃろ、と翁から竹槍で突っ込みが入りそうです。

〈永遠性〉を月に付与するか、山に付与するかという観点は、全く思い付きませんでした。さすがです、平果様!

お二方のご意見を総合的に受け入れ、「望の月」を季語に推敲してみたいと思います。そして、しかるべき時が来たら投句します!
ありがとうございました。

恐縮ながら、御句に感想を述べさせていただきます。

かぬまっこ様作品群の上の方に来ていたので選んだのですが、私がこの道場に初めて投句した「新米」の句にどことなく似てますね。その頃は、右も左もわからない状態だったので、パクリではないです💦

わかりますわかります。最初の「一画目」の緊張感たるや、「右手」を支えないとフルフルしちゃってダメなんですよね💦

私は別に「右手を持ちて」でも、その〈緊張感〉が伝わってきていいと思うのですが、普段から書を嗜む方の常識とは縁遠い生活を送っているので、先人の方のご意見は慎んで受け止めます!

提案句は、何故「右手を持」つことになってしまったのか、詠み手の心情により寄せてみました。いささか説明的ですかね? 原句の方がいい気もします。

少しでもご参考になれば、幸いです。

点数: 0

小春日をとんびとぼくのふたり占め

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 小春日をひとり占めするとんびかな

こんにちは!
公休のびのび、おくらです。

「石蕗の花」は、御句で初めて知りました。大分ともあまり馴染みが無かったので、感想も述べ難く。平果様の批評と合わせて、勉強になりました!

恐縮ながら、御句に感想を述べさせていただきます。

上五中七の表現がとても素敵だと思います!
コメントで述べられている景が、しっかりと眼に浮かびます。

また、それと同時に、雄大な空を気ままに駆ける「とんび」と、「小春日」の爽やかな空気の中、その様子をのんびりと眺めている詠み手の晴れやかな気持ちが重なり、より一層、解放感溢れる句になっていると感じました。

提案句は、その詠み手を前面に出したものです。私は原句のままの方がよいと思いますが、一案として、ご笑納ください。

少しでもご参考になれば、幸いです!

点数: 1

拙句への批評賜り感謝です

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 書初の右手を持ちて一画目

こんばんは。
血みどろのスプラッターは苦手。
背筋がひやりのホラーが好きな、おくらです💦

やや気持ちの悪い拙句「マフラー」の句に、血の通ったご批評を賜り、ありがとうございます!

なるほど。そういう読みの解釈もあるのですね💦これは、かぬまっこ様を責めることはできません。拙句がはらむ、やむを得ない〈読みの多様性〉の問題だ思います。

読み手のかぬまっこ様が思い浮かべた「首に…」という生々しい情景は『13日の金曜日』を彷彿とさせるスプラッター。詠み手の私が意図していた『シャイニング』のような観念的ホラー描写とは、少しズレてしまいました💦

日本の怪談好きな読み手であるならば、〈赤い「マフラー」〉は季語として、動かせない、と判断するはずです。

街角で見かけた、赤いマフラーを巻いた薄幸そうな美人女性に一目惚れ。時間をかけて、付き合ってほしいと口説く主人公の男に、「私はあなたとは付き合えない」と、縦にふらない彼女の首にはいつもマフラーが巻かれています。

男の誠意に根負けし、「どんなことがあっても私を愛してくれる?」問いかける彼女に、「勿論だ」と力強く答える男。そう、と女性が赤いマフラーを外すと、ぽとり、と首が落ちる。

といった類話は、和製怪談として様式美化されています。恐怖よりも切なさを感じる、美しい怪談だと、私は思います。

御句「書初」の句への感想は、二つ前位のコメントに残させていただきました💦
合わせて、ご覧くだされれば、幸いです。

今後とも、ご指導・ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします!

点数: 0

棟上げを明日に義父の背夕焚火

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 棟上げを明日に控えて夕焚火

こんにちは。
焚き火大好き、おくらです。

恐縮ながら、御句に感想を述べさせていただきます。

棟梁だったお義父様の心情に寄り添った句ですね。

家は一生ものの相棒ですからね。お住まいになられる方が安心して、幸せな毎日を過ごせるよう、その骨組み部分は、特に神経を磨り減らすのではないでしょうか。「棟上げを明日に控え」るまでの、義父の繊細なカンナ捌きや釘打ちが眼に浮かぶようです。

ですが、屋台骨が仕上がったとはいえ、家はまだまだ完成はしておりません。とりあえず、「棟上げ」まで無事にたどり着いた義父は、涼しげな夕風の中「焚火」で心身を暖めながら、疲れを癒す一方で、明日から始まる仕上げの作業も全身全霊で臨むのだ、という心の炎を改めて、灯し直します。

その〈温かさ〉と〈熱い気持ち〉が「夕焚火」という鮮やかな色彩を伴って、胸に迫る素晴らしい句だと思いました。

提案句は、折角なので、「義父」の姿も詠み込んでみました。そうした「義父」を見守る詠み手の心にもやはり〈温かさ〉が感じられます。

朝からじんわり優しい気持ちになれました。
ありがとうございます!

点数: 1

義父の音ちちと読ませりゃ尚よきか

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 棟上げを明日に控えて夕焚火

ごめんなさい。追伸です。

私の提案句の「義父」は「ちち」と読ませた方がいいと思います。

「夕焚火」が爆ぜる音、「チチッ」と親和性が高い気がするからです。

少しでもご参考になれば、幸いです。

点数: 1

丼上秋葵さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

化け狸の正体見たり枯葉かな

回答数 : 2

投稿日時:

長閑さや揺るる中吊りの広告

回答数 : 2

投稿日時:

バス停のベンチ蛙の目借時

回答数 : 1

投稿日時:

春めくや消えた置き去りの自転車

回答数 : 2

投稿日時:

散歩犬揃ひの春を着る主人

回答数 : 2

投稿日時:

丼上秋葵さんの添削依頼2ページ以降を見る

その他の添削依頼

髪の毛のサラサラ球児秋晴るる

作者名 葉月庵郁斗 回答数 : 7

投稿日時:

初登校立ちすくむ背をそっと押し

作者名 染井吉野 回答数 : 2

投稿日時:

紫陽花のチリンと散りぬやさしや

作者名 めいしゅうの妻 回答数 : 5

投稿日時:

添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ