俳句添削道場(投句と批評)

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棟上げを明日に控えて夕焚火

作者 大泉洋二郎  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

義父は棟梁でした。

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「棟上げを明日に控えて夕焚火」の批評

回答者 平果

達成感と安堵感に包まれるような句ですね!

「棟上げを明日に控えて夕」ということは、その日いっぱいまで建築作業が続いており、その作業が全て終了した後の焚火ということでしょうか。ホッと一息つく気持ちがあるのと同時に、「明日に控えて」には既に気持ちが未来へ、最後の仕上げへと向かっていることが感じられますね。「焚火」を囲んでいる現在を軸にして、過去(建築作業)と未来(上棟式)との両方を想像させる佳句だと存じます。

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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棟上げを明日に義父の背夕焚火

回答者 丼上秋葵

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
焚き火大好き、おくらです。

恐縮ながら、御句に感想を述べさせていただきます。

棟梁だったお義父様の心情に寄り添った句ですね。

家は一生ものの相棒ですからね。お住まいになられる方が安心して、幸せな毎日を過ごせるよう、その骨組み部分は、特に神経を磨り減らすのではないでしょうか。「棟上げを明日に控え」るまでの、義父の繊細なカンナ捌きや釘打ちが眼に浮かぶようです。

ですが、屋台骨が仕上がったとはいえ、家はまだまだ完成はしておりません。とりあえず、「棟上げ」まで無事にたどり着いた義父は、涼しげな夕風の中「焚火」で心身を暖めながら、疲れを癒す一方で、明日から始まる仕上げの作業も全身全霊で臨むのだ、という心の炎を改めて、灯し直します。

その〈温かさ〉と〈熱い気持ち〉が「夕焚火」という鮮やかな色彩を伴って、胸に迫る素晴らしい句だと思いました。

提案句は、折角なので、「義父」の姿も詠み込んでみました。そうした「義父」を見守る詠み手の心にもやはり〈温かさ〉が感じられます。

朝からじんわり優しい気持ちになれました。
ありがとうございます!

点数: 1

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義父の音ちちと読ませりゃ尚よきか

回答者 丼上秋葵

句の評価:
★★★★★

ごめんなさい。追伸です。

私の提案句の「義父」は「ちち」と読ませた方がいいと思います。

「夕焚火」が爆ぜる音、「チチッ」と親和性が高い気がするからです。

少しでもご参考になれば、幸いです。

点数: 1

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添削対象の句『棟上げを明日に控えて夕焚火』 作者: 大泉洋二郎
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