俳句添削道場(投句と批評)

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書初の右手を持ちて一画目

作者 かぬまっこ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

次と迷いました。どちらが良いと思いますか?また、「書初や」で切るか、「書初の」とするかも迷いました。因みに「の」は所有格の「の」ではなく軽い切れを作る「の」です。

◆書初の子の右手持ち一画目

最新の添削

拙句への批評賜り感謝です

回答者 丼上秋葵

こんばんは。
血みどろのスプラッターは苦手。
背筋がひやりのホラーが好きな、おくらです💦

やや気持ちの悪い拙句「マフラー」の句に、血の通ったご批評を賜り、ありがとうございます!

なるほど。そういう読みの解釈もあるのですね💦これは、かぬまっこ様を責めることはできません。拙句がはらむ、やむを得ない〈読みの多様性〉の問題だ思います。

読み手のかぬまっこ様が思い浮かべた「首に…」という生々しい情景は『13日の金曜日』を彷彿とさせるスプラッター。詠み手の私が意図していた『シャイニング』のような観念的ホラー描写とは、少しズレてしまいました💦

日本の怪談好きな読み手であるならば、〈赤い「マフラー」〉は季語として、動かせない、と判断するはずです。

街角で見かけた、赤いマフラーを巻いた薄幸そうな美人女性に一目惚れ。時間をかけて、付き合ってほしいと口説く主人公の男に、「私はあなたとは付き合えない」と、縦にふらない彼女の首にはいつもマフラーが巻かれています。

男の誠意に根負けし、「どんなことがあっても私を愛してくれる?」問いかける彼女に、「勿論だ」と力強く答える男。そう、と女性が赤いマフラーを外すと、ぽとり、と首が落ちる。

といった類話は、和製怪談として様式美化されています。恐怖よりも切なさを感じる、美しい怪談だと、私は思います。

御句「書初」の句への感想は、二つ前位のコメントに残させていただきました💦
合わせて、ご覧くだされれば、幸いです。

今後とも、ご指導・ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします!

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「書初の右手を持ちて一画目」の批評

回答者 腹井壮

かぬまっこさん、こんにちわ。
いつもお世話になります。

原句のままではただの報告句です。左利きの人も書道では右手に矯正されますし一画目を入れなければ何も始まりません。でもコメントに
>◆書初の子の右手持ち一画目

とありこちらはやはり右手が不用ですがとても良い句だと思います。
まだ字をちゃんと書けない子供の書き初めに親御さんの手が添えられる様子が描かれています。

そこで添削案として

書初や子の手に添ふる一画目

ではいかがでしょうか

点数: 4

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「書初の右手を持ちて一画目」の批評

回答者 森田拓也

かぬまっこさん

明けまして、おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

「右手を持ちて」というご表現が、とても魅力的ですね。
大切に新年の書初めをされている緊張感と情景が伝わってきますね。
素人の僕の考えなのですが、二択の「書初や」というご表現の方に僕は賛成な気持ちになりました。
軽い切れの「書初の」の場合、すっと流れてしまうような読感がするような
気がしたんですよね。
強い切れで、「書初や」で切られても、またそれも、かっこいいかなと
素人考えで思ったんですけどね。

点数: 1

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「書初の右手を持ちて一画目」の批評

回答者 友田 節

かぬまっこさん、先日は私の作品への添削ありがとうございました。
私は最近俳句に興味を持ち始めたばかりの段階ですので、添削などはもってのほかできる立場ではありません。申し訳ありません。
「丁寧に、一緒に一画目を書くんだ」という真剣さ、意気込み、新年への想いが伝わる生き生きした句だと思いました。感想のみで失礼致します。

点数: 1

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「書初の右手を持ちて一画目」の批評

回答者 ねぎみそ

かぬまっこさん、早速にありがとうございます。
「や」か「を」か迷って、「を」だと昇ってくる感じがでるかなぁ?と思いましたが、実のところ良く分かっていません。少しづつ勉強しますね。

かぬまっこさんの句は女性らしく、身近なものが多いので何時も楽しく読ませて頂いています。コメントに載っている 「書初の子の右手持ち一画目」も可愛らしくて好きです。

俳句も初心者ですし、鑑賞能力も自信なくて…、簡単な感想だけですみません。

点数: 0

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書初の右手ずしりと一画目

回答者 丼上秋葵

句の評価:
★★★★★

こんにちは!
国語教育専攻だったのに、
毛筆は壊滅的な、おくらですorz

拙句「富士」の句にご批評を賜り、ありがとうございます!

私のとっちらかった句を丁寧に読み取っていただいた上、「焚火」を立ててくださる 温かな提案句。燻っていたうちの「焚火」も喜んで、持ち直してくれるかと思います。メラ(´;ω;`)メラ

正に、かぬまっこ様と平果様の仰る通りですね💦
かぐや姫を詠もうというのに、何故「焚火」がメインなのか、「月」がええに決まってるじゃろ、と翁から竹槍で突っ込みが入りそうです。

〈永遠性〉を月に付与するか、山に付与するかという観点は、全く思い付きませんでした。さすがです、平果様!

お二方のご意見を総合的に受け入れ、「望の月」を季語に推敲してみたいと思います。そして、しかるべき時が来たら投句します!
ありがとうございました。

恐縮ながら、御句に感想を述べさせていただきます。

かぬまっこ様作品群の上の方に来ていたので選んだのですが、私がこの道場に初めて投句した「新米」の句にどことなく似てますね。その頃は、右も左もわからない状態だったので、パクリではないです💦

わかりますわかります。最初の「一画目」の緊張感たるや、「右手」を支えないとフルフルしちゃってダメなんですよね💦

私は別に「右手を持ちて」でも、その〈緊張感〉が伝わってきていいと思うのですが、普段から書を嗜む方の常識とは縁遠い生活を送っているので、先人の方のご意見は慎んで受け止めます!

提案句は、何故「右手を持」つことになってしまったのか、詠み手の心情により寄せてみました。いささか説明的ですかね? 原句の方がいい気もします。

少しでもご参考になれば、幸いです。

点数: 0

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「書初の右手を持ちて一画目」の批評

回答者 04422

句の評価:
★★★★★

こんにちは!
麗らかな土曜日の昼下がりです。素晴らしい好天気です。
書はたしなんでいます。左手での書き方もあります。
御句はまだ千日草が俳句に興味がない時で添削道場も知らない時の作品ですね。
◆書初の子の手を支え一画目
書初めですので最初の緊張感を柔らかくするには支えるくらいが一番だと思います。
生意気言って申し訳ございません。

点数: 0

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