俳句添削道場(投句と批評)

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小春日をひとり占めするとんびかな

作者 04422  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

風無し。空は雲一つない青空。鳶が一羽悠々と空を舞っていました。

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「小春日をひとり占めするとんびかな」の批評

回答者 鳥越暁

おひさしぶりです。
とても良い御句です!!!
空を悠然と弧を描く姿もそれを眺める人の姿(詠み手)もはっきりと浮かびます。
小春日のもつ暖かで穏やかなイメージと「ひとり占め」という空間の広がりを示唆する表現がいいですね。

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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冬晴れをひとり占めするとんびかな

回答者 平果

句の評価:
★★★★★

蒼天を悠々と渡る鳶の姿が目に浮かぶ句ですね!

「ひとり占め」の語が気持ちよいですね。この「ひとり占め」により、雲もない青空を表現し、大きな空と小さな鳶の対比を利かせた点もいいですね。何にも縛られることなく、自由闊達に飛んでいく鳶を眺めていると、自分自身も心が軽くなるようです。

提案句は、「小春日」を「冬晴れ」に改めたものです。「小春日」だと、暖かな一日のことになり、そこから陽射しを送る晴天が連想されますが、雲の有無までは描けないのではと感じました。「冬晴れ」ならば、コメントにお書きになっている通り、「雲一つない青空」を表現できるかと思います。ただ、「小春日」の持つ穏やかな暖かさも捨てがたいです。

先に投句されていた「六郷の」の句を拝読し、「石蕗の花」を実際に見ておきたくなり、植物園へ出掛けました。思ったよりも、しっかりとした印象を受けました。季語は実際に見ておくべきですね。学びの機会を頂きましたこと、御礼申し上げます。

丼上秋葵様の添削案は、童謡のようなやさしい響きがありますね。数ある一人称からひらがな書きの「ぼく」を選び取り、「ふたり占め」の語で「とんび」と「ぼく」との結びつけることで、やさしく温かみある句になりますね。

点数: 2

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小春日をとんびとぼくのふたり占め

回答者 丼上秋葵

句の評価:
★★★★★

こんにちは!
公休のびのび、おくらです。

「石蕗の花」は、御句で初めて知りました。大分ともあまり馴染みが無かったので、感想も述べ難く。平果様の批評と合わせて、勉強になりました!

恐縮ながら、御句に感想を述べさせていただきます。

上五中七の表現がとても素敵だと思います!
コメントで述べられている景が、しっかりと眼に浮かびます。

また、それと同時に、雄大な空を気ままに駆ける「とんび」と、「小春日」の爽やかな空気の中、その様子をのんびりと眺めている詠み手の晴れやかな気持ちが重なり、より一層、解放感溢れる句になっていると感じました。

提案句は、その詠み手を前面に出したものです。私は原句のままの方がよいと思いますが、一案として、ご笑納ください。

少しでもご参考になれば、幸いです!

点数: 1

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添削対象の句『小春日をひとり占めするとんびかな』 作者: 04422
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