俳句添削道場(投句と批評)

丼上秋葵さんの添削最新の投稿順の29ページ目

更けてなほ傘寿語らふ雪の宿

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 更けてなほ傘寿語り部冬の宿

追伸です!

「語りて」→「語らふ」にした方が、より、複数人で語り合ってる感が出ますね!

少しでもご参考になれば、幸いです!

点数: 1

まず先に御礼諸々申し上げ

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 神戻る奥羽の山の装いて

こんばんは。
帰宅して、スマホの電池も回復。
おくらです。

拙句「虹」の句に、ご批評とご返句を下さり、誠にありがとうございました!

主虹に対し、副虹。二重虹なんて現象があるんですね! 初めて知りました! とても神秘的な姿をしておりますね。勉強になります。

うーん。上手く伝えられるか不安ではありますが💦

七色ではないとわかっている虹を「虹は七色です」と喧伝するのが、事実の一部だけを切り取って行われるマスコミの偏向報道だとするならば、滅多にその姿が浮かび上がらない副虹は、マスコミでさえ扱うのを憚る闇の事実、といった所でしょうか。

拙句が示したかった問題の本質とは、対象をありのままに観るべきところを、変に言葉で区分けしてしまっては、全体像を捉え損ねてはしまわないか、ということだったのです。

ただ、ささゆみ様がご返句して下さった内容も、別の問題として、大変興味深いと思うので、いただいた句と一緒に思索の糧とさせていただきます! ありがとうございます!

長くなりましたので、掲句へ感想は追って、述べさせていただきますね。

点数: 1

神戻る奥羽の山は装いて

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 神戻る奥羽の山の装いて

改めまして、おくらです!

恐縮ながら、御句に、感想を述べさせていただきます。

まず、着想がとても素敵だと思いました。
詠み手の「神」様に対する敬意と、「奥羽の山」も同じように「神」様に対する敬意、および、親しみを感じているだろうという、日本独特の「神」様や自然への心的距離が感じられるところ。そして、それが「山の装い」という、美しい視覚的情景描写を伴って、眼前に広がるところが、御句の素晴らしいところだと思います!

提案句は、「奥羽の山」以北の山はまだ、神様が帰宅されてない可能性を慮って、助詞を「は」に換えてみたのですが、いかがでしょうか?

日本の神様は、西洋の神様たちよりも近しい存在に感じられるところがいいですよね。是非、ご地元の神様と仲良くなさってください。

少しでもご参考になれば、幸いです。

点数: 1

「落葉掃くいつも会釈の女学生」の批評

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 落葉掃くいつも会釈の女学生

こんばんは。
昭和生まれの、おくらです。

恐縮ながら、御句に、感想を述べさせていただきます。

いいですねぇ。
ほのかに昭和の香りがします。
今時は滅多に見かけなくなりましたね。
そして、仮に見かけることがあっても、「いつも会釈」してくれるようなことなんて、少なくとも私には、絶対にないと思われます💦
さては、久田様、実はかなりの美男子ですね?

「落葉掃く」という上五だけで、からっとした朝のすがすがしい空気が感じられますね。

詠み手と「女学生」との関係性も「いつも会釈」から色々と想像が広がり、爽やかな句だと思います!

素敵な句を読ませていただきました。
ありがとうございます!

点数: 0

独りごつ母の落ち葉を掬い取り

回答者 丼上秋葵

添削した俳句: 母ひとり落ち葉の始末背を丸め

こんにちは。
菊花様を見習い、母に歩み寄ろうとした結果、第63次「言の葉戦争」を勃発させてしまった、おくらです…orz
何回結んだのかわからない、平和条約は締結しました。ご安心ください。

恐縮ながら、御句に感想を述べさせていただきます。

いなくなったお母様をすぐにお捜しにでかけるとは、本当に常に気にかけていらっしゃるのですね。先日は軽々しく羨ましいと発言してしまいましたが、大変なことも多いのだろうとお察しいたします。失礼いたしました。

御句は「背を丸め」た「母」がただ「落ち葉の始末」をしているだけの視覚的情景描写をありありと思い浮かべさせるだけであるのに、やはり、読み手にどこか〈寂しさ〉を感じさせる句であると思います。

〈寂しさ〉の根元は何に起因するのでしょうか。「秋」の「落ち葉」という季語自体が持つ力は勿論あると思うのですが、こんなにも温かな眼差しの詠み手が近くで見護ってくれてくれているのにもかかわらず、どこか「ひとり」の〈孤独感〉に「背を丸め」てしまう「母」の内情が滲み出てしまうからなのでは、と、私は考えました。

私も周囲の人間たちには恵まれている方だと自覚していますが、ふとした瞬間に、御句の「母」のような気持ちを抱えてしまうことがあり、申し訳なくなってしまいます。

これは「母」や私に限ったことでなく、人間皆がどこかに抱えている〈孤独感〉の発露ではないでしょうか?

返句は、そんなお母様の小さな言の葉も、優しく掬い取ってくださる詠み手の存在を、詠ませていただいたものです。

少しでもご参考になれば、幸いです。

点数: 1

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最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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